• 道内最大級の映画レビューサイト

実話事件のホラームービー「死霊館 エンフィールド事件」あらすじ 感想

死霊館 エンフィールド事件 /原題:THE CONJURING 2

前作から3 年。『死霊館』のオリジナルキャスト&スタッフが再び驚愕の実話恐怖事件を掘り起すことに。

ストーリー

その名は「エンフィールド事件」。“史上最長期間続いたポルターガイスト現象”として心霊史に残る悪名高き事件で、人々は“ポルターガイスト”という言葉と、その恐ろしさを知ることに…
前作を遥かに凌ぐ“極限の恐怖”の舞台はロンドン北部エンフィールド。正体不明の音・不穏な囁き声・人体浮遊など数々の不可解現象に苦しむ少女ジャネットと4 人の子を育てるシングルマザーを救うためウォーレン夫妻は再び恐怖の元凶と対峙するのだが―。

 

監督を務めたのは前作を大ヒットに導き、『ワイルド・スピード SKY MISSION』でその手腕を世界に轟かせたジェイムズ・ワン。一時はホラー映画引退を宣言していましたが、「エンフィールド事件」のもたらす究極の恐怖が彼をホラー映画界へと再び引き戻しました。ウォーレン夫妻を演じるのは『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたベラ・ファーミガ。そして『インシディアス』シリーズでワンの恐怖演出を知り尽くしたパトリック・ウィルソン。ポルターガイストの恐怖に苦しむ少女ジャネット役には、昨年の賞レースを騒がせた『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』、デヴィッド・O・ラッセル監督最新作『Joy』(原題)など話題作への出演が続く注目子役マディソン・ウルフ、シングルマザー ペギー役をフランシス・オコナー(『A.I.』)が演じます。ホラーマスター ジェイムズ・ワンが実話恐怖事件をもとに生み出した“極限の恐怖”が再び我々を挑発。映画史上、未だかつてない恐怖体験に世界は戦慄する。

 

作品レビュー

ストーリーはポルターガイスト現象に苦しむシングルマザーの一家と、被害を受ける少女ジャネットに起こる現象が、本当にポルターガイスト現象なのか?それともトリックなのか?と、教会から委託を受けたウォーレン夫妻が、一家で起きるポルターガイストや憑依現象を、科学的な方法で記録し検証をし悪魔祓いが必要かどうか見極めていく。

以前も書いたが、私はホラー映画は大の苦手なので、極力観ないようにしている。邦画ホラーの「貞子vs伽倻子」を観た後は3日くらい体調を崩し、寝付けない日々を過ごした。

「死霊館 エンフィールド事件」は、冒頭から容赦なく怖い!悪魔のような風貌のクリーチャーの顔が怖い、全体的な効果音が怖いし、少女ジャネットの顔色の悪さも怖い。不気味な音がジワジワと来て、1回静まったかと思うとドーン!!「やっぱり出た~! 」…体は硬く緊張し、足に力が入り冷や汗が出る。

アメリカやイギリスの霊現象と、日本の霊現象の雰囲気が異なるのは、やはり宗教観の違いが大きい。日本人が信じる霊魂の存在と、キリスト教ベースの霊魂や悪魔への存在意識はかなり異なる。壁に打ち付けられた大量の十字架が不気味にグルグルと回転するシーンでは、キリスト教徒が観るともっと怖く感じるのかもしれない。

「死霊館 エンフィールド事件」を観た日は、寝入りが悪く、夜中にトイレへ行くことも出来ず、朝までジッと過ごすハメになった。予期しない物を見える聞こえる人たちの話しは、この日本でも聞いたことはあるが、自分は見えなくて幸せだと改めて思う。

「死霊館 エンフィールド事件」

監督:ジェイムズ・ワン 原案:チャド&ケイリー・ヘイズ、ジェイムズ・ワン

脚本:チャド&ケイリー・ヘイズ、ジェイムズ・ワン、デイビッド・レスリー・ジョンソン 撮影:ドン・バージェス 音楽:ジョセフ・ビシャラ

出演:ベラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン、フランシス・オコナー、マディソン・ウルフ、フランカ・ポテンテほか

原題:The Conjuring 2

配給:ワーナー・ブラザース映画

オフィシャルサイト: www.shiryoukan-enfield.jp
(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
error: Content is protected !!