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あのタカ&ユージが定年!?『さらば あぶない刑事』鑑賞後の感想・あらすじ ・予告動画

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ヨコハマの“伝説”がスクリーンに帰ってきた。

女性に優しく悪を許さぬタカことダンディー鷹山、弱いものを見れば放っておけない正義漢ユージことセクシー大下。2人が犯罪を追い、暴れまくり、軽妙なトークと激しいアクションで繰り広げる伝説のシリーズ「あぶデカ」が遂に本当に本当の”ラスト”を迎える!!

定年退職まであと5日となった二人に立ちはだかるのは、横浜を牛耳ろうとする凶悪な中南米マフィア。命を賭けた壮絶な戦いの火蓋が切って落とされる。シリーズ最強最悪の敵を前に、タカとユージは「さらば」とのタイトルの通り、ついに殉職となってしまうのか!?

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刑事ドラマのバディものの原点である『あぶない刑事』は、1986年のテレビドラマ放送開始から30年、放送当時最高視聴率26.4パーセントを記録し、当初半年の放送予定が、あまりの人気に1年に延長されるなど社会現象にもなった伝説的な国民ドラマ。舘ひろし・柴田恭兵の人気ぶりは圧倒的で、ロケ地である横浜に人が溢れかえり、ロケ隊が数百人のファンに囲まれて撮影が中止になることもしばしば。仲村トオル・浅野温子ほかレギュラー陣とのコンビネーションで創りあげたオリジナルな世界観は、既成の刑事ドラマの殻を軽く破り、刑事ドラマのサスペンスとコメディ&アクションのエンターテインメント性との奇跡的な融合を果たした。

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2012年のDVDマガジンの累計販売数120万部突破を受け、ファンが熱い思いで「あぶデカ」を待っていてくれることを再認識した製作陣が、自分たちこそ「最後にもう一度タカとユージを観たい」のだ、と企画がスタート。「定年退職」というテーマで「あぶデカ」の伝説をキチンと終わらせるべく製作に取り掛かった。
前作『まだまだあぶない刑事』以来10年ぶり、第7弾となる本作は、同シリーズ、同キャストの刑事モノ映画史の中では、合計6本の『ダイ・ハード』を超えて世界新記録となる!
満を持しての「さらば」で一体何が起こるのか?乞うご期待だ。

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主演はもちろん、舘ひろしと柴田恭兵。

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10年ぶりとは思えぬ、そのダンディーさ、セクシーさ。2人が撮影現場に入り「タカ」「ユージ」と呼び合った瞬間は、まさに伝説が帰ってきた瞬間でもあった。タカのバイクアクション、ユージの疾走、軽妙なトークとアドリブ、何もかもがパワーアップしてスクリーンに焼きつけられている。本人たちも「ブランクは感じない」「やっぱり落ち着く」と「あぶデカ」に帰ってきたことを喜んでいる。クランクインからアップまで、全力疾走で駆け抜けた51日間は、2人にとってだけでなくキャストスタッフ全員が伝説とともに生きた至福の時間であった。

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さらに、カオルちゃんこと浅野温子、町田透役の仲村トオルも役柄の上での10年ぶりの変化と成長?を見せつつも、抜群のコンビネーション。小林稔侍、木の実ナナ、ベンガル、山西道広、伊藤洋三郎、長谷部香苗ら、懐かしの港署キャストたちも全員がそろい踏み、変わらぬ息のあった演技を見せ、製作現場を楽しんでいた。オールドファンにはたまらない映画となっている。
また今作のゲストとして、スクリーンに華を添えるヒロインに抜擢されたのは、映画「白雪姫殺人事件」などで実力派女優として活躍している菜々緒。タカの最愛の恋人という役どころを緊張しながらも熱演した。そして、シリーズ史上最凶の敵役を演じるのは吉川晃司。出演オファー段階より冷酷な中南米マフィアの役にこだわり、バイクアクションを自ら熱望。1ヶ月以上にわたる猛練習を経て、本家本元の舘に挑んだ。ほかにも夕輝壽太や吉沢亮ら若手俳優陣もベテラン俳優たちに負けじと熱演を繰り広げた。

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製作プロダクションは映画『蘇る金狼』『ビーバップハイスクール』など数々の名作アクションを手掛けてきたセントラルアーツ。監督は、テレビ「あぶない刑事」から演出を手掛け、映画『もっともあぶない刑事』『あぶない刑事リターンズ』で大ヒットを飛ばした村川透がメガホンをとる。撮影は『野獣死すべし』などの松田優作主演のドラマや映画、『あぶない刑事』シリーズでもキャメラマンを務めてきた仙元誠三。脚本は、テレビ版から劇場版に至るまでシリーズ中もっとも多くの脚本を担ってきた柏原寛司。「あぶデカ」の魅力を知り尽くした製作陣によって手がけられた本作は、ハードボイルドな男たちの戦いの中に、手に汗握るアクション、数々のユーモアが散りばめられた唯一無二の世界観が作り上げられ、多くの人を虜にしてきた「あぶデカ」の魅力が満載の作品となっている。
シリーズに参加した脚本家、そこから巣立った監督たち、ゲストキャストから有名になった俳優も数多く、日本映画界・ドラマ界への貢献は計り知れない。「あぶデカ」製作の奇跡的ともいえる歴史は「さらば」のエンディングに込められている。最後までお見逃しなく!

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そして、忘れてはいけないのが「ヨコハマ」というロケーション。その異国情緒が残る港町を舞台にしている魅力は「あぶデカ」のもう一つの顔。今作でも横浜を中心に撮影。10年前ひいては30年前からの街の変貌と、変わらぬ魅力の両方を写しだしている。日本各地でのロケだけでなく、ニュージーランドでのロケも敢行し、約2カ月の撮影期間を駆け抜けた。日本での撮影には300人を超える「あぶデカ」ファンがエキストラとして応援に駆けつけ、「すべての作品を超える作品を作る」という決意のもと、スタッフ、キャスト一同が一丸となってシリーズのラストを飾るに相応しいダンディーでセクシーでクールでクレイジーな“あぶデカ”を完成させた!

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退職間際なんて関係ないね!? 舘のバイクアクションも柴田のランニングも未だ健在! ド派手でスタイリッシュな銃撃戦に加え、アドリブ満載の愛すべき掛け合いを繰り広げるタカとユージのかっこよさに男も女も惚れずにはいられない! これで本当に最後! 「あぶデカ」に育てられた大人も、かっこいい二人を知らない若者たちも、港署最後のラストパーティーを存分に楽しんでもらいたい。イッツ、ショータイム!

STORY
横浜港署捜査課刑事のタカこと鷹山敏樹(舘ひろし)とユージこと大下勇次(柴田恭兵)は、定年退職が5日後に迫っていた。横浜港署捜査課の課長となった町田透(仲村トオル)の「定年前は殉職率が高いので、センパイたちには無事に退職してほしいんですよ!」という心配をよそに、タカとユージは銀星会の残党で今は新興のヤクザ闘竜会の幹部となっている伊能を追ってブラックマーケットを二人だけで襲撃したりとまだまだ暴れ放題! 一方、元少年課で今や神奈川県警重要物保管所所長の真山薫(浅野温子)は、IT企業の社長と「遂に結婚が決まったのよ!」と結婚式の招待状を片手に大はしゃぎしている。

そんな中、伊能が惨殺死体となって発見される。ロシア、韓国、中国、各国マフィアが入り乱れ、危険ドラッグや拳銃、あらゆる非合法の物が売買される巨大なブラックマーケットを仕切っていた伊能が殺されたことで、マフィアたちの危うい均衡も崩れ始める。タカとユージが嗅ぎつけたのは、キョウイチ・ガルシア(吉川晃司)と彼が率いる中南米の犯罪組織BOB。あらゆる犯罪に手を染め、死もを恐れぬ圧倒的な戦闘力と獰猛さで抗争相手を屈服、壊滅させてきたBOBが日本、ヨコハマに進出してきたのだ。捜査を進めていくうちに、この事件の渦中に、かつて自分が更生させた元不良グループのリーダー川澄(吉沢亮)がいることを知り、ユージは動き出す。そしてタカの最愛の恋人である夏海(菜々緒)もまた米領事館に務めていた時代に、ガルシアと接点があることがわかる。港署が横浜港で押収した危険ドラッグを奪い返すために、港署重要物保管庫をBOBが襲撃!一気に事件は拡大する。

それぞれの大切な存在を守り抜くため、タカとユージはかつてない凶悪な敵に命を賭して戦いを挑む決意を固める。
「長く居すぎたな・・・この街に」 「いつかは別れるときが来るさ・・・」
BOBと横浜中の犯罪組織を巻き込んで、刑事人生最後となる死闘に飛び込んでいくのだった。刑事としてのタイムリミットはあと1日、果たして二人は無事に退職の日を迎えることができるのか

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テレビドラマ「あぶない刑事」を夢中になって観ていたのは、高校生の頃だった。

タカとユージがスマートに事件を解決し、木の実ナナ演じる松村優子の革のつなぎにバイク姿がカッコよくて、真山薫(浅野温子)のワンレングスヘアが素敵で…と、あぶデカの魅力を上げたらキリが無い。

舘ひろしと柴田恭兵のふたりは定年間近と、それなりに老化したはずなのに、身体能力は若いまま!

今回の敵となる吉川晃司演じるキョウイチ・ガルシアは、敵だけど何気に憎めないクールさがあり、彼らのド派手なアクションシーンは若いもんには負けられないと、圧倒的な存在感がある。

タカとユージ×ヤクザの銃撃シーンは、最近観たハリウッド・マフィア映画よりも発砲数が多く、古き良き時代の日本の刑事ドラマってこんなだったなぁ~と、30年前を思い出した。

そんなノスタルジックな気持ちにひたれる「 あぶデカ」はホントに今回で最後…らしい 「さらば あぶない刑事」は1月30日 札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌 その他道内劇場にて公開。

映画「さらば あぶない刑事」と横浜市がタイアップ! ロケ地、横浜を巡る観光キャンペーンを開催しています。詳細はコチラから

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舘ひろし   浅野温子  仲村トオル   柴田恭兵
木の実ナナ ベンガル 山西道広 伊藤洋三郎 長谷部香苗 小林稔侍
菜々緒 / 夕輝壽太 吉沢亮 入江甚儀 片桐竜次 / 吉川晃司

村川透監督作品 脚本/柏原寛司 音楽/安部潤

■コピーライト
(C)2016「さらば あぶない刑事」製作委員会

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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