2018年10月21日
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不器用なあなたに贈る感動作!『マイ・プレシャス・リスト』10月20日公開 試写の感想

  • 2018年9月23日

 

 

 

 

『マイ・インターン』プロデューサーが全ての女性に贈る感動作!!
IQ185の超天才、だけど【コミュ力】ゼロのキャリーが手にしたのは「幸せになるためのリスト」だった――

作品紹介

世界中の女性を幸せに導いた映画『マイ・インターン』のプロデューサーが次のヒロインに選んだのは、天才だけどコミュニケーション能力がない屈折女子キャリー。

セラピストから渡されたリストに書かれた6つの課題を実行していくことで心の成長を遂げていく、心温まる感動作がまたひとつ誕生した。

キャリーを演じるのは、イギリスの新星ベル・パウリー。主演作『ミニー・ゲッツの秘密』がサンダンス映画祭やベルリン国際映画祭で高い評価を受け、自身もゴッサム賞に輝くなど、今最も有望な若手として注目されている女優が、本作でも愛らしい魅力を発揮している。

人生迷いっぱなしのキャリーがリストにチャレンジしていく姿は、観る人に”一歩踏み出す勇気”をくれるはず。

ストーリー

IQ185の超天才、だけど【コミュ力】ゼロのキャリーが手にしたのは「幸せになるためのリスト」だった――
ニューヨークのマンハッタンで暮らすキャリー(ベル・パウリ―)はIQ185、ハーバード大学を飛び級で卒業した天才だが、友達も仕事も持たず、読書ばかりしている【コミュ力】ゼロの屈折女子。話し相手はセラピストのペトロフ(ネイサン・レイン)だけ。ある日彼はキャリーにリストを渡し、そこに書かれた6つの課題をクリアするように告げる。

「何のために?」「それで問題はすべて解決するの?」半信半疑ながらも、まずは金魚を2匹飼い始め、昔好きだったチェリーソーダを飲み、新聞の出会い広告でデート相手を探し…と1つずつ項目を実行していくキャリー。そして、人と関わり打ち解けたり傷ついたりする中で、徐々に自分の変化に気づいていく。キャリーは果たしてリストを全てクリアして、幸せを手にすることができるのか――?

試写の感想

主人公のキャリーは若くて可愛い女の子である。ハーバード大学を飛び級して卒業した、IQ185の天才でもある。

 

さて、天才とは変わった人が多いようである。自分の頭の良さをひけらかし、歯に衣着せずに人々を見下した発言ばかりのキャリーには友達もなく、仕事もなく、家の中で読書するだけの引きこもり生活。社会性はゼロと言って差し支えないだろう。

 

もしかすると、身近にこんな人はいないだろうか?勉強はできても、能力は高くても・・・他人とのコミュニケーション能力に難ありだと、結局世界は生きづらいものになってしまう。個人的な話ではあるが、私は自分の息子について、思いをめぐらせた。

 

アスペルガー症候群、発達障害、自閉症・・・かつてよりは理解が進んでいるものの、こういった人達には、周囲の理解や忍耐が必要とされることに変わりはない。

 

キャリーは渋々ながら、あるカウンセラーのもとへ通っていた。セラピストのペトロフは、キャリーにあるリストを手渡す。「デートに出かける」、「友達を作る」といった素敵な課題が並べられていた。そしてキャリーにとってはこの上ない難問でもあった。

 

正直キャリーみたいな人に、こういうのは通用するのかな・・・と疑わしく思ったものの、意外と彼女は真面目に取り組んでいた。まあそうではないと、お話が展開しないわけだが・・・周囲の人々は変わり者の彼女にも温かく接している。むしろキャリーは幸運な子であるように思えた。

 

彼女なりにチャレンジを繰り返し、人との関わりが増えてゆくキャリーの様子が微笑ましい。融通がきかなくて頭でっかちな彼女は理不尽な思いや納得のいかない気持ちを味わいつつも、それもまた人生ではと思う。人はいろんな感情を味わいながら経験を重ね、成熟してゆくものではないだろうか。

 

他人と関わるシーンでは少々ハラハラしてしまうが、コミュ力に乏しくいろいろイタい女の子が、少しずつ成長を重ねてゆく。観る人は彼女を応援したくなるはずだ。

 

可愛らしい、心温まるストーリー。寒くなりつつあるこの季節、心がほんわかとなりそうな素敵な作品だった。

予告動画

『マイ・プレシャス・リスト』

10月20日 札幌シネマフロンティア 他全国ロードショー

 

– キャスト –
ベル・パウリー『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』
ガブリエル・バーン
ネイサン・レイン
– スタッフ –
監督:スーザン・ジョンソン

2016年/アメリカ/英語/98分/ビスタ/カラー/原題:Carrie Pilby
配給:松竹
公式サイト 

(c)2016 CARRIE PILBY PRODUCTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

投稿者プロフィール

Kana
Kana
フランス語講師。映画大好き、書くのも好きなのでHMRライターへ立候補。
仕事柄プライベートではフランス作品の鑑賞に偏りがちですが、様々なジャンルをバランスよく観たいです。子供の頃、若い頃はSFやアクション系が好きでしたが、近頃は人間ドラマ重視の作品により惹かれます。
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