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実写&アニメ『スペース・プレイヤーズ』

作品紹介

NBA史上最強のプレイヤー、レブロン・ジェームズ主演でおくる映画『スペース・プレイヤーズ』はゲーム開発の夢をもつ息子ドンと父レブロンがあらゆる映画のキャラクターが存在する究極のバーチャル・ワールドに迷い込み、「マトリックス」「キングコング」「アイアンジャイアント」「ペニーワイズ」「トゥイーティー」「バッグス・バニー」など数々のWBキャラクターと共に最強チームを結成して究極のeスポーツバトルを繰り広げる、この夏イチの注目作!

「バスケの神様」と呼ばれるマイケル・ジョーダンと、ワーナー・ブラザースの大人気アニメーション作品「ルーニー・チューンズ」とのコラボによりアニメと実写が融合した97年公開の話題作『SPACE JAM』(スペース・ジャム)の公開から25年の時を経て、かつてのマイケル・ジョーダンに匹敵するNBA史上最強のプレイヤーと呼び声の高いバスケットボール選手:レブロン・ジェームズが、自身初の本人役を演じるということで話題の映画だ。

ストーリー

バスケ界のスーパースター、レブロン・ジェームズと息子のドン。ある日、映画会社・ワーナー・ブラザースのAIスーパーサーバーに吸い込まれてしまった2人。
そこで出会ったのは、キングコング、バットマンやジョーカー、『マッドマックス』や『マトリックス』に登場するキャラクター達が住む“バーチャル・ワールド”だった――。

その世界の支配を目論む男、アルジー(ドン・チードル)は、システムに迷い込んだ息子のドンを誘惑し、父親レブロンとバスケットボールの試合で戦うよう仕向ける。息子を助けるにはアルジーが揃えたAIが作り出したデジタルチーム(最強の殺し屋軍団)に勝たなくてはいけない。
最強チームを前に、レブロンが頼ったのはバックス・バニー率いるルーニー・チューンズだった…。最強チームを結成しゲームに勝て!勝利のキーワードは「自分らしく戦うこと」。世界中でオンライン視聴された“世紀の一戦”で、レブロンは息子を取り戻すため、ゲームに勝つことができるのかー!?

作品レビュー

スポ根アニメで、父と息子が闘志を燃やす物語と言えば『巨人の星』を思い出すが、星一徹張りに息子にバスケの英才教育を押し付ける、バスケ界のスーパースター、レブロン・ジェームズと、ゲームのプログラミングが好きでバスケに興味の無い息子のドン。

些細な父と息子の確執は、やがて息子ドンが作ったバーチャルのバスケゲームで父と息子のバスケ対決となる。父・レブロンはバックス・バニーたちに援軍を頼み、息子ドンはAIのデジタルチームを率いての試合だが、果たしてゲームの行方は…

25年前に、マイケル・ジョーダンが主演したスペース・ジャムの続編となる本作。バックス・バニー軍団+レブロン・ジェームズの華麗なバスケ技と、実写とアニメのハイブリッドな映像の展開は、子供が喜ぶワーナー映画となっている。

「マトリックス」「キングコング」「ペニーワイズ」「ワンダーウーマン」など、ワーナー・ブラザース映画からのカメオ出演があるので、バスケ以外にも楽しめる要素はある。もちろんレブロン・ジェームズのファンは必見だ。

『スペース・プレイヤーズ』

監督:マルコム・D・リー
製作:ライアン・クーグラー、レブロン・ジェームズ 他
出演:レブロン・ジェームズ、セドリック・D・ジョーンズ、ドン・チードル、オシェア・ジャクソン・Jr、チャールズ・バークレイ、ソネクア・マーティン=グリーン、アンソニー・デイビス、クレイ・トンプソン
上映時間:  116分
原題: Space Jam: A New Legacy
配給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
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投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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