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国王とヒーロー、2つの顔をもつ新ヒーロー誕生『ブラックパンサー』あらすじ 感想

作品紹介

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』への参戦も決定!
マーベル史上最も謎を秘めた新ヒーロー<ブラックパンサー>が登場!世界が、彼の秘密を狙っているー

「スター・ウォーズ」シリーズや「ハリー・ポッター」シリーズを超え、   世界最速で累計興行収入1兆円を突破したマーベル・スタジオが贈る最新作『ブラックパンサー』。【国王】と【ヒーロー】、2つの顔を持つマーベル史上最もクールでミステリアスな新ヒーローが誕生する。

早くも大きな話題になっている本作は、前売り券がアメリカで発売されるやいなや、24時間  でマーベル作品史上最高の売上を記録。さらには、第58回グラミー賞最多5冠に輝いた、

ヒップホップ歌手ケンドリック・ラマーの音楽プロデュースも発表され、全世界から今熱い視線    が注がれている!  ワカンダの秘密を守るため、世界中にスパイを放ち国内外の敵と戦う、これまでのマーベル・スタジオ作品にはない異色のスタイリッシュなハイスピード・アクション・エンターテイメント!

ストーリー

若き国王ティ・チャラ、またの名を漆黒のヒーロー<ブラックパンサー>。
2つの顔を持つ彼の使命は、祖国である超文明国家ワカンダの“秘密” ──“ヴィブラニウム”を守ること。
それは、世界を破壊するパワーを秘めた鉱石だった。
突然の父の死によって王位を継いだティ・チャラは、人類の未来をも脅かすこの国の“秘密”を守る使命を負う事に。
だが――「私に、使命が果たせるのか…?」
ミステリアスな新ヒーローが躍動する、ハイスピード・アクション・エンターテイメントが幕を開ける!

ワガンダの秘密

  • 秘密① :最新テクノロジーが発達した超文明国ワカンダ。だが誰もその実態を知らない。
  • 秘密② :ワカンダ国王となるものは、ブラックパンサーに任命される。
  • 秘密③ :世界を崩壊させるパワーを秘めた鉱石<ヴィブラニウム>を隠している

ブラックパンサーのパワー

  • ヴィブラニウム:キャプテン・アメリカの盾(シールド)にも使われている超金属。衝撃を吸収する貴重な鉱石。
  • 戦闘スーツ:ヴィブラニウム製。戦闘モードに入ると自動装着され、すべての攻撃を防ぐ。
  • 特殊能力:黒豹のような俊敏な動き、跳躍力をもつ。ヴィブラニウム・クロウはどんなものでも破壊できる。

感想

2016年「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で初登場した、ブラックパンサーこと、ワカンダ国の王子ティ・チャラが、父の跡を継ぎ国王になるところから物語は始まる。

ワガンダは世界から見ると発展途上で貧しい農業国だが、ヴィブラニウムを採掘する国。このヴィブラニウムを使い、世界最強の科学力と軍事力を備えているが世界はその事実を知らない。

MARVEL映画のため今回の強敵も宇宙人かと思いきや意外な人物で、その敵役となるのが『クリード チャンプを継ぐ男』で主人公のアドニス役を演じたマイケル・B・ジョーダン。
本作ではキルモンガーを演じている。甘いマスクとマッチョで主人公のティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマンよりもイケメンで存在感がある。

『クリード チャンプを継ぐ男』の監督を務めた、ライアン・クーグラーが本作の監督である。
男同士の火花を散らす肉弾戦は、ライアン・クーグラー監督ならではのドラマティックなスポコン風エンターテイメントに仕上がっている。

映画前半の韓国釜山でのカーチェイスには目を見張る。釜山を旅した経験のある方には判る、独特な街の匂いとエキサイティングな雰囲気。大迫力のアクションシーンはクオリティが高い。

黒人差別や人種問題などがテーマの一部でもあるが、女スパイや女性戦士など女性陣の華々しい活躍ぶりも見どころ。

134分と長めの作品。次のMARVEL作品にも繋がる重要なキャラクターとなるためファンには必見の映画。   

原題『Black Panther』
全米公開:2018 年 2 月 16 日
監督:ライアン・クーグラー( 『クリード チャンプを継ぐ男』 )
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:チャドウィック・ボーズマン、ルピタ・ニョンゴ、マイケル・B・ジョーダン、マーティン・フリーマン、アンディ・サーキス、フォレスト・ウィテカー
上映時間: 134分
公式サイト

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(C)Marvel Studios 2018  MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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