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史上最高の高校生スパイダーマン✕アイアンマンとの競演『スパイダーマン:ホームカミング』あらすじ 感想

世界51カ国で No.1 大ヒット中!<史上最高のスパイダーマン>に、観客が 批評家が 全世界が熱狂!「ヒーローって、最高」 アベンジャーズになる!15歳、スパイダーマンの闘いが始まる―。

     

作品紹介

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に本格参戦し、15歳の高校生スパイダーマンとアイアンマンとの競演で 2017 年最大の話題作となっているスパイダーマン新シリーズ『スパイダーマン:ホームカミング』。全米初登場No.1 を含む世界 51 カ国で No.1 大ヒットを記録中!映画批評サイトのロッテントマトでは 93%(7/11 現在)というハイスコア。観客の出口調査シネマスコアでは全体で「A」といずれも高評価。「史上最高のスパイダーマンだ!」「トム・ホランドは完璧なスパイダーマンだ!」と絶賛の嵐を呼び、今まさに全世界が熱狂している!アイアンマンに憧れ、アベンジャーズになりたいと願うスパイダーマンこと15歳の高校生ピーター・パーカー。
自分の夢に向かって、壁にぶつかりながらもがむしゃらに頑張り、<真のヒーロー>として成長していく一途な姿が描かれている。そんな姿に、世界中の観客が胸を打たれ、惜しみない拍手を送っている!ハイレベルなアクションと爽快感、そしてラストの感動が予想以上!誰もが必ず応援したくなる新しいヒーローの魅力にあふれるスパイダーマンが、この夏を席巻する!

ストーリー

ピーター・パーカー、15歳。僕の物語が始まる――。
ニューヨーク。スパイダーマンこと15歳のピーター・パーカーは、昼間は普通の高校生として自分の正体や気になる女子への淡い恋心を隠しつつスクールライフをエンジョイ中。しかし、放課後は憧れのトニー・スターク=アイアンマンにもらった特製スーツに身を包み、部活のノリでご近所パトロールの日々。そんなピーターの目標はアベンジャーズの仲間入りをし、一人前の<ヒーロー>として認められること。ある日、大富豪トニー・スタークに恨みを抱く敵・バルチャーが巨大な翼を装着し NY の街を危機に陥れる。ピーターはここぞとばかりに乗り出そうとするが、「アベンジャーズに任せておけ」とスタークに止められてしまう。自分の力を認めてもらおうと焦るピーターはたった一人、戦いに挑むが――。
ピーター・パーカーがアイアンマンに導かれ真のヒーローになるまでの葛藤と成長を描きつつ、一人の高校生としての青春、恋愛、友情もたっぷりと盛り込んだ、圧倒的なスケールのアクションとドラマがスクリーンで展開!この夏一番のエンタテインメント!

感想

2016年公開の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で初お目見えした高校生の新生スパイダーマン。歴代のスパイディと比較すると、15歳というあどけない容姿と頼り無さに驚いた。

そして配給がSONYから脱却し、もしやディズニーのMARVEL映画となるのか?と思いきや、予想は外れSONY配給でありながらも、マーベル・シネマティック・ユニバースとして新たな世界観を拡大した。

「スパイダーマン・ホームカミング」には、強盗に撃たれて死んでしまうベン叔父さんの存在は無い。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」にも出演したマリサ・トメイが若くて綺麗なメイ叔母さんとして続投している。ピーターは蜘蛛に噛まれたらしいが、蜘蛛の詳細は不明のままである。

スパイディ特有の、危機を察知するスパイダーセンスという能力は持ち合わせていないため、トニー・スタークから貰ったスパイダーマンスーツの機能に助けられることが多い。またアイアンマンのトニー・スタークがピーターに父親のようにアドバイスするなど、アベンジャーズファンには嬉しいサプライズがある。

殺される叔父さんが設定上に存在しないので、ピーターには全く復讐心が無い。明るく元気な科学オタク。アベンジャーズに憧れてヒーローになりたいという壮大な夢を持つ。ご近所の小さいトラブルを助けて喜ばれることが生き甲斐で、アベンジャーズと比べるとスキルが乏しいが、まだ成長過程のスパイダーマンに好感が持てる。

「ホームカミング」とはアメリカの高校生の学校行事で、プロムと同様の学校でのパーティーだが日本の学園祭と雰囲気がちょっと違う。アベンジャーズのヒーロー見習いであるスパイダーマンの要素に、学園青春ドラマが混合している。ピーターを助ける友人のネッド・リーズは、ぽっちゃり体型のフィリピン系アメリカ人で、ピーターの足手まといになりつつも、肝心の時には助けてくれる見せ場がある。

ピーター・パーカーのガールフレンドでMJと言えば、白人で赤毛の美人だが、ホームカミングのミシェルは黒人と白人ミックスのゼンデイヤが演じ、歴代ガールフレンドのイメージも一新。新生スパイダーマンでは人種でも多様化を見せた。

敵のバルチャーには、マイケル・キートン。「バードマン」で鳥人間を演じていた。7/29公開の「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」に主演と、露出度の高い実力派俳優。『スパイダーマン:ホームカミング』でも鳥人間と縁がある

アクション満載のヒーロー映画に留まらず、15歳の少年が繰り広げる恋愛、友情と高校生活を描く学園ドラマとしての側面や、アベンジャーズに憧れる最年少の<ヒーロー見習い>が真のヒーローとなるために頑張る姿には思わず感動。

ピーター・パーカーを演じるトム・ホランドの身体能力の高さ、ピュアで幼い雰囲気の中に、しっかりとしたヒーローへの価値観があり応援したい気持ちになる。世界が『スパイダーマン:ホームカミング』に大絶賛に納得するだろう!15歳の新生ヒーローの誕生に拍手をしたくなる。もちろん夏休みにイチオシの映画だ。

アベンジャーズ映画のお約束として、エンディングロールに2回は小ネタが入るので、終わるまで席は立たずに鑑賞しましょう!

『スパイダーマンホームカミング』予告

『スパイダーマン:ホームカミング』

原題:Spider-Man: Homecoming
全米公開:2017年7月7日
上映時間:133分

製作/キャスト

監督:ジョン・ワッツ(『コップ・カー』)

キャスト:
・トム・ホランド(『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『白鯨との闘い』)
・ロバート・ダウニーJr.(『アイアンマン』『アベンジャーズ』)
・マイケル・キートン(『バットマン』、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)
・マリサ・トメイ(『レスラー』)
・ジョン・ファヴロー(『アイアンマン』)
・ゼンデイヤ
・トニー・レヴォロリ(『グランド・ブダペスト・ホテル』)
・ローラ・ハリアー
・ジェイコブ・バタロン

公式サイト:Spiderman-Movie.JP
公式Facebook:https://www.facebook.com/SpiderManJapan/
公式Twitter:https://twitter.com/spidermanfilmjp
#スパイダーマン
製作:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

©Marvel Studios 2017. ©2017 CTMG. All Rights Reserved.

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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