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「セルフレス 覚醒した記憶」SFアクション・スリラー超大作 あらすじ・感想

<作品紹介>

遺伝子操作で作り出された肉体に、脳の記憶を送りこむという、驚異の最新<近未来>装置。
けれども、もし転送先が新品の肉体ではなかったとしたら? 本当は前の持ち主がいて、その記憶が残っているとしたら―?
そんな斬新にして鮮烈、危険かつ大胆な設定のSFアクション・スリラー超大作が誕生した。
主演は世界120ヵ国以上で初登場№1を記録した『デッドプール』のライアン・レイノルズ。共演に『アイアンマン3』のベン・キングズレー、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のマシュー・グード。

<STORY>

<ニューヨークを作った男>と称えられる建築家ダミアンは、ガンで余命半年と宣告される。科学者のオルブライトから最新技術で培養した肉体に頭脳を転送しないかともちかけられた彼は、莫大な料金と引き換えに別の肉体で新たな人生を始める。だが、彼の肉体はクローンではなく、妻と幼い娘がいる特殊部隊の兵士だと判明、真実を知ったダミアンはオルブライト率いる秘密組織に命を狙われる。
今、『知能×パワー=最終兵器』に生まれ変わったダミアンの、たったひとりの闘いが始まる―!

<試写会の感想>

あともう少し生きることができたら・・・
余命を知って死ぬことに恐怖を感じてきた。
死にたくない。
死をお金で解決できるならいくらでも出す。

この主人公、「死」をお金で解決しました。
購入したのは、健康食品でも民間療法でもなく「脱皮」。

でも、この「脱皮」には昆虫の脱皮のような成長だけじゃない、欠点と副作用がある。

あれだけお金をかけたのに、なぜこんなことに!そんな経験がある人必見の作品です。

寿命を意識し始めると、どう過ごすかとか、なんとかならないかと必死になる。
不老不死なんていらないと言っていた人でも「生」にしがみつく人も現れる。

科学と医療の発展が目覚ましい昨今、いつかこの映画のような延命が現実になる日が来るかもしれない。
そう考えると、生きているうちにすべきこと、そして「脱皮」してからの副作用を知っておいて損はないかもしれない。

とはいえ、銃撃戦ありカーアクションありのスピード感あるSF映画。
楽しみ方は人それぞれ、後味も人それぞれ。理解できるようでできない人間の脱皮を体験できる作品です。

 

『セルフレス/覚醒した記憶』     原題: Self/Less

監督:ターセム・シン『ザ・セル』『インモータルズ-神々の戦い-』
製作:ジェームズ・D・スターン、ラム・バーグマン
出演:ライアン・レイノルズ『デッドプール』、ベン・キングズレー、マシュー・グード 他
配給:キノフィルムズ

公式WEBサイト: http://www.selfless.jp/

© 2015 Focus Features LLC, and Shedding Distribution, LLC.

投稿者プロフィール

Kieko
「E.T.」を観て、自転車は爆走すると空を飛ぶと信じ、「グーニーズ」を観て、海には大冒険が待っていると信じていました。そんな私が今注目しているのはインド映画界ボリウッド。踊って歌って笑ってる・・・だけじゃない魅力もあるんです♪
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