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“3つの奇跡の物語” ポノック短編劇場「ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―」あらすじ 感想

この夏、スタジオポノックが描く“3つの奇跡の物語”

-抱きしめたのは、いのち

作品紹介

第一回長編作品『メアリと魔女の花』が国内観客動員数266万人、全世界の上映が決定するなど、世界の映画シーンにおいて       鮮烈なデビューを飾ったスタジオポノックから、この夏、新たなプロジェクトが始まります。

日本から世界へ駆ける短編アニメーション映画の祭典「ポノック短編劇場」です。記念すべき第一弾のテーマは「ちいさな英雄」。

超大作映画を手がけてきたアニメーション映画の旗手たちが、“現代のちいさな英雄”を描きます。

ストーリー

『メアリと魔女の花』の米林宏昌が自身初となるオリジナルストーリーで挑む、カニの兄弟の大冒険ファンタジー『カニーニとカニーノ』。

巨匠、高畑勲監督の右腕として活躍した鬼才・百瀬義行による、母と少年の愛と感動の人間ドラマ『サムライエッグ』。

宮崎駿監督作品の中心を担った天才アニメーター・山下明彦が、見えない男の孤独な闘いをスペクタクルアクションで魅せる『透  明人間』。

兄と弟の勇気、母と子の絆、そして、たったひとりの闘い。

小さな涙と優しさは、3つの物語を通して、やがて大きな強さとなっていく―。

試写感想

『メアリと魔女の花』で266万人を動員したスタジオポノックが3つの短編映画を発表!記念すべき第一弾のテーマは『小さな英雄』。

『カニーニとカニーノ』はサワガニ家族の物語。

映像の美しさは3D体験を彷彿させる。

水の中の小さな生き物の愛らしさと彼らから見る世界観をCGアニメで表現。

兄妹がはじめての冒険でたくましくなっていく冒険ファンタジー。

監督はスタジオジブリで「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」を監督した米林宏昌。

『サムライエッグ』は、現代の病気に着目。食物アレルギーとの親子の戦い。

それはそれは前向きででも常に気を張っている。

友達の優しさや世間の厳しさ、そして当たりどころのない怒りを勇気に変えて

病気に立ち向かっていく。

監督は『火垂るの墓』の原画担当を機に『思いでぽろぽろ』の絵コンテ作画を担当した百瀬義行。音楽は、aiko、back number、秦基博など数々の音楽プロデュースを務める島田昌典。

『透明人間』は少し大人向け。自分なんてどうせ居ても居なくても同じ。

でもふとした瞬間、自分の存在に気がついてほしいと思うこともある。

誰かに背中を押してもらいたくなることもある。

自分ができることに1歩踏み出してみよう!そんな勇気と希望が芽生えてくる。

監督は『ハウルの動く城』『借りぐらしのアリエッティ』などで監督を務めた、山下明彦。声の出演にはオダギリジョー、田中泯。音楽はPerfume、きゃりーぱみゅぱみゅなどをプロデュースした、田中ヤスタカが担当。

木村カエラが唄うエンディングテーマ曲『小さな英雄』は3作品の英雄たちを思い出させてくれる元気いっぱいの曲だ。

短編映画は、作品のその続きを想像させる。人によって物語の続きは違う。

親子で見ると子供の想像力をのばし、友達同士で観ると見終わったあとの話題が尽きないだろう。

ドキドキとハラハラとほっこりがぎゅっと詰まっている。

夏の終わりに元気をもらえる映画です!

予告動画

ポノック短編劇場「ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―」

スタッフ/キャスト

・「カニーニとカニーノ」 監督:米林宏昌 音楽:村松崇継

・「サムライエッグ」 監督:百瀬義行 音楽:島田昌典

・「透明人間」 監督:山下明彦 音楽:中田ヤスタカ

・プロデューサー 西村義明

・エンディングテーマ「ちいさな英雄」 木村カエラ

声の出演:  木村文乃、尾野真千子、オダギリジョー他

上映時間:50分

公式サイト

配給:東宝

(C)2018 STUDIO PONOC

投稿者プロフィール

Kieko
「E.T.」を観て、自転車は爆走すると空を飛ぶと信じ、「グーニーズ」を観て、海には大冒険が待っていると信じていました。そんな私が今注目しているのはインド映画界ボリウッド。踊って歌って笑ってる・・・だけじゃない魅力もあるんです♪
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