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King & Prince 永瀬 廉 初主演「うちの執事が言うことには」作品レビュー

King & Prince永瀬 廉 初主演映画!極上の上流階級ミステリー誕生。

【名門・烏丸家の若き当主】永瀬 廉 × 【仏頂面の執事】清原 翔 不本意コンビ 一触即発!?

作品紹介

原作は、2014年3月に角川文庫にて刊行されるや、その個性豊かで魅力的なキャラクター達が織りなす独特の世界観が支持され、瞬く間に9巻までシリーズ化された同名小説。2015年11月からはコミックス(あすかコミックスDX1~8巻)にもなり、さらには2017年3月から新シリーズ「うちの執事に願ったならば」(1~4巻)も刊行される等、勢いが止まらぬヒットシリーズ作品です。永瀬は、本作が映画初主演ながら、英国帰りで、社交界の名門・烏丸家第27代当主となる主人公・烏丸花穎(からすま・かえい)役に挑みます。
また烏丸家 執事・衣更月蒼馬(きさらぎ・そうま)役を、俳優の清原 翔が演じ、朝の連続ドラマ『なつぞら』や映画『PRINCE OF LEGEND』、雑誌「MEN’S NON-NO」のモデルとしても大活躍で若手注目株の1人です。

若き当主と、仏頂面の執事――気が合わないどころか“一触即発”の不本意コンビが、名門・烏丸家にふりかかる難事件に挑みます。

ストーリー

日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった烏丸花穎(からすま・かえい)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。
突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎は行方がわからず、急いで留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(きさらぎ・そうま)だった。
父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面で新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。
そんな中花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(あかめ・ときや)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事・・・烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。
果たして、花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか―。

予告動画

試写の感想

社交界の名門・烏丸家第27代当主の花穎と彼に仕える新執事・衣更月蒼馬が、烏丸家に降りかかる陰謀に立ち向かう様を描いた映画「うちの執事が言うことには」は高里椎奈による小説が原作。

昨年華々しくデビューしたKing & Princeの永瀬廉が花穎役で映画初主演、赤目役の同グループ神宮寺勇太は今作が映画初出演となる。
そして、執事・衣更月を今をときめく清原翔が演じており、とても豪華な出演陣だ。

実際の永瀬は明るく喋りが上手く(強めの関西弁)メンバーをよくまとめている印象なのだが、烏丸花頴は標準語。
この映画では優しく可愛く穏やかな姿や衣更月にハッキリと物を言うというような沢山の表情を見る事が出来、その印象の違いに思わずキュンとしてしまう。
神宮寺も同様。クールで冷静で格好良いイメージから一変、赤目刻弥の人懐っこそうな所や女性のハートをぎゅっと掴むようなセリフや表情にかなり見入ってしまった。
キンプリが好きで永瀬と神宮寺を目当てに観に行くという人は、普段の関係性とは全く違う為とても新鮮に感じる事だろう。

衣更月蒼馬を演じる清原は、しっかりとした執事役が似合う。
キリッとした表情を多く見られるのだが、高身長でスタイルが良く美しい。思わずずっと見ていたくなる程だ。
この映画はそんな彼等の顔がアップになるシーンも多いため、様々な表情を大画面でまじまじと見ることが出来るという意味でも映画館での鑑賞がおすすめだ。

烏丸家は女の子なら1度は憧れる豪邸で家の中も高価なものが多い。
料理やデザートもとても豪華で、それらを美味しそうに食べるシーンでは食欲もそそられる。
泣けるシーンもあり、惹き付けるような演技にホロっとくることもあった。

主人公と執事や烏丸家の使用人達が両方とも信頼し合い、共に成長していく姿も感じることが出来る。
ひとりひとりがそれぞれに様々な気持ちを抱えていながらも生きている姿。それらに共感し、考えさせられている内に彼らから目が離せなくなった。

原作は読んではいないが、映画を観てからでも原作を読みたくなる作品だった。
King & Princeファン・ジャニーズファンにはもちろんだが、ミステリーでありながら青春成長物語的な一面もある為、そのような作品が好きな方にもぜひ見てもらいたい。

『うちの執事が言うことには』5月17日 札幌シネマフロンティア 他全国ロードショー

永瀬 廉(King & Prince) 清原 翔 神宮寺勇太(King & Prince)

優希美青 神尾楓珠 前原 滉 田辺桃子 矢柴俊博 村上 淳

原 日出子 嶋田久作 吹越 満 奥田瑛二

原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
監督:久万真路
脚本:青島 武
主題歌:King & Prince「君に  ありがとう」(Johnnys’  Universe)
配給:東映
上映時間: 103分
公式サイト

ⓒ2019「うちの執事が言うことには」製作委員会

投稿者プロフィール

沼倉まい
札幌市内で販売員として勤務。
食べ歩きが好きで、特にラーメンやスイーツを食べに行くことが多いです。
映画、音楽鑑賞や旅行等も趣味。
映画は邦画の恋愛系やコメディ系が特に好きです。
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