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デンゼル・ワシントン主演 US 版“仕事請負人”『イコライザー2』 作品レビュー

 

〈イコライザー〉VS〈イコライザー〉の正義と悪の壮絶な闘いが展開していく!!

作品紹介

19秒で世の不正を完全抹消する[仕事]請負人。今度の敵は《イコライザー》。アカデミー賞俳優デンゼル・ワシントン初のシリーズ作品!『トレーニング・デイ』のアントワーン・フークワ監督との最強タッグで贈るアクション大作!

ストーリー

今度の敵は、最強のイコライザー“。

警察が介入できない不正やトラブルを瞬時に解決する“仕事請負人”ロバート・マッコールが帰ってくる!

彼の現在の“表”の職業はタクシードライバー。

CIA時代の元上官 である親友スーザンが何者かに殺害され、マッコールは極秘捜査 を開始。スーザンが死の直前まで手掛けていた任務の真相に近づくにつれ、彼の身の上にも危険が迫りその手口から身内であるCIAの関与が浮上。相手は自分と全く同じ特殊訓練を受けたスペシャリストだった!〈イコライザー〉VS〈イコライザー〉の正義と悪の壮絶な闘いが展開していく!!

作品レビュー

『イコライザー』の続編が4年ぶりに登場。デンゼル・ワシントンのキャリア初の続編への出演となった。「19秒で悪を裁く」元CIAの凄腕エージェントであるロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)が今度はタクシードライバーに。

 

前作では勤務先のホームセンターで悪人達も真っ青の異常な強さを披露したマッコールだが、まったくもって腕は鈍っていないようだ。

1作目で自己紹介が済んでいるので、力を出し惜しみすることなく序盤から悪人をエンジン全開で次々に倒していく。

アクションシーンは今回も充実している。おなじみの時計を「ピッ!」からの、敵をやっつけての「おっ、19秒…」の流れも4年ぶりで懐かしい。

 

続編が実現したことでマッコールを再び見ることができたのは嬉しい。とにかく周りに優しく、笑顔も素敵な普通に”いいおじさん”が裏では『必殺仕事人』。スイッチが入ればたちまち鋭い目つきになり、ロボットの如く無表情の情け容赦ない最強で最恐の仕事人に変身。孤独感や本を読み続けるといった細かい人物設定で、デンゼルが役を作りこんでいるのが伝わってくる。

 

その場にある物や相手の武器を利用して敵を倒す戦闘シーンは前作の強烈なインパクトを超えることはなかったが、相変わらず無敵でいらっしゃるので、悪人を次々に成敗していくアクションは安心して見ることができて爽快。

2時間の作品中で乗客やご近所さんのお悩みを、正体を隠しながら次々と解決していき、本筋では親友の敵討ちのため元同僚のイコライザー(しかも複数)とハリケーン直撃の大嵐の中で決戦。

細かいエピソードもぎっしり詰まっているが、マッコールの手際の良さが光りテンポよくストーリーは進むのであっという間に感じた。

2作目にして「イコライザーVSイコライザー」が実現。満を持して「最強」に「最強」をぶつけてきたので、ぜひ劇場でご覧になってほしい。

予告動画

『イコライザー2』   

全米公開:2018 年 7 月20日

原題:The Equalizer 2

監督: アントワーン・フークア(『トレーニング・デイ』『イコライザー』)

キャスト:デンゼル・ワシントン(『トレーニング・デイ』『イコライザー』)、ペドロ・パスカル(『キングスマン: ゴールデン・サークル』)、メリッサ・レオ(『イコライザー』『プリズナーズ』、ビル・プルマン(『イコライザー』『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』)
上映時間: 121分

配給 ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメント

公式サイト

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投稿者プロフィール

Atushi Kitashima
なんとなく立ち寄ったミニシアターで映画の面白さを知り、学生時代に日本映画に夢中になりました。
最近は邦画・洋画問わず、アクション、ミステリー、ホラーを好んで観ていましたが、映画レビューサッポロへの参加をきっかけに、より幅広いジャンルの映画の魅力を知りたいと思っています。
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