アカデミー賞・賞主演男優賞<ゲイリー・オールドマン>受賞!メイク・ヘアスタイリング賞・辻一弘さんが受賞!
名優ゲイリー・オールドマンが伝説リーダー、ウィンストン・チャーチルを演じた真実の物語『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
「彼の決断が、歴史を変えた――。」
1940年、第二次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落間近、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍がダンケルクの海岸で窮地に追い込まれるなか、ヨーロッパの運命は、新たに就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手に委ねられた。嫌われ者の彼は政敵に追いつめられながら、究極の選択を迫られる。ヒトラーに屈するのか、あるいは闘うのか――。「世界のCEOが選ぶ、最も尊敬するリーダー」(2013年PwCJAPAN調べ)に、スティーブ・ジョブズやガンジーを抑えて選ばれた伝説の政治家チャーチルは、最大の国難に直面したその時、いかにして人びとに勇気と希望を与えたのか?本作は、実話を基にチャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる
27日間を描く、感動の歴史エンターテインメント。
1940年
5月9日 ナチス・ドイツは東欧および北欧諸国占領、ベルギー侵攻を目論む。
5月10日 ドイツがベルギー、ルクセンブルク、オランダに侵攻。 チェンバレン、下院で不信任。チャーチルが首相に就任。
5月17日 ドイツがフランスの前線を突破。
5月20日 チャーチル、ダイナモ作戦の準備を開始。
5月24日 ダンケルクの戦い
5月26日─6月4日 ダンケルク撤退(英国に上陸した連合軍の数)
- 5月27日 │ 7,669
- 5月28日 │ 17,804
- 5月29日 │ 47,310
- 5月30日 │ 53,823
- 5月31日 │ 68,014
- 6 月 1 日 │ 64,429
- 6 月 2 日 │ 26,256
- 6 月 3 日 │ 26,746
- 6 月 4 日 │ 26,175
- 合計 │ 338,226
6月4日 チャーチル、下院で演説。和平交渉をせず徹底抗戦を宣言。
名優ゲイリー・オールドマンに施された世界最高峰の特殊メイクのリアルさと、チャーチルに“変身”した渾身の演技、特殊メイクをした日本人アーティストの辻一弘の優れた技術、人類の未来を変えてしまうほどのチャーチルの決断、すべてが驚きの映画だ。
映画「ダンケルク」の中で、どのような闘いがあり、連合軍がどう撤退したのかを知った。
本作で、第2次世界大戦の流れと、歴史を変えた当時のイギリスの首相チャーチルの苦悩と決断、彼の脅威の話術や交渉術など様々な角度から知ることができた。
偉人は天才的な自信と誇りに満ちているものと思っていた。しかし意外な人間性や揺れる心、彼の妻の内助の功、周囲からの信頼、そして就任してから決断までの、チャーチル自身の気持ちの変化が大きな見どころだ。
「ダンケルク」とリンクしたシーンもあり、是非「ダンケルク」を鑑賞してから、この映画を観てほしい。
この物語で一番感じたことは、男性を出世させる妻の存在は絶大である。国家の運命を切り開いた、ドラマティックな実話『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』アカデミー賞の結果にも期待したい。
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」
第90回 アカデミー賞®2部門受賞!
●主演男優賞:ゲイリー・オールドマン(初受賞)
●メイクアップ&ヘアスタイリング賞:辻一弘(初受賞)
デビット・マリノウスキ、ルーシー・シビック
3月30日(金)ディノスシネマズ札幌劇場 ほか全国ロードショー
監督:ジョー・ライト
出演:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、スティーヴン・ディレイン、ロナルド・ピックアップ、ベン・メンデルソーン
2017年/イギリス/125分
原題・英題 :Darkest Hour
ユニバーサル作品
配給:ビターズ・エンド/パルコ
公式サイト
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