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リュック・ベッソン製作『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』あらすじ 感想

作品紹介

『マラヴィータ』(2013)『LUCY』(2014)の監督リュック・ベッソン率いる“ヨーロッパ・コープ”最新作!本作ではベッソンが自ら脚本と製作を担当!監督には『イントゥ・ザ・ストーム』(2014)のスティーヴン・クォーレ。『300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~』(2014)で主演を務めたサリバン・ステイプルトンをリーダーに、最強部隊Navy SEALきってのマッチョな荒くれチームが、その名の通り、陸に、空に、水中に大暴走!チームを率いる少将には、その怒声がたまらない!『セッション』(2014)のJ・K・シモンズ。

カギを握る女性ララには今作では“小悪魔的”魅力全開で荒くれ者たちとアクションに挑戦!『ブレードランナー2049』(2017)にも出演し、その美貌で世の男性を魅了するシルヴィア・フークス!

冒頭から戦車でド派手に大立ち回りを演じ、ヘリと戦闘機の大チェイスを繰り広げ、肉弾戦ありのアクションまでも炸裂する!そして、アドベンチャー感満載の水中に眠る都市で金塊奪還作戦を展開!

紛争末期のサラエボを舞台に予測不能なネイビーシール5人組が敵陣真っただ中で暴れまわる、最高に痛快で最高に爽快な“大暴走”アクション・エンタテインメントがここに誕生した!!


ストーリー

陸・海・空、すべてを制覇する特殊部隊「ネイビー・シールズ」。その中でもマット率いる5人組は、無理めなミッションもチームワークと強引さで確実に遂行する荒くれチーム。今日も大胆な戦略で敵の将軍を拉致、敵に囲まれたら戦車で大暴走とやりたい放題。彼らの上司であるレヴィン少将も頭が痛い毎日。
そんな中、メンバーの一人が恋に落ちたウェイトレスから聞いた、湖に沈んだナチスの金塊、総額3億ドル。それさえあれば、戦争に苦しむ避難民を救うことが出来ると知り、5人も作戦を立てることに。
敵陣真っただ中にある湖の水深45mの場所から、重さ約27トンの金塊をどう運び出すのか?空気は?機材は?残された時間はわずか8時間。史上最強のアウトサイダーたちが挑む、前代未聞の金塊奪還大作戦、遂に始動!!

作品レビュー

世界最強のソルジャー、米軍のネイビーシールズ5人組が、第二次世界大戦当時にナチスがフランスから奪った金塊を、湖の底から発掘するお宝発掘ストーリー。

物語は現在より23年前のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争末期のサラエボ。
NATO軍と一緒に任務に務めていた、ネイビーシールズ5人組は上官の手には負えないほどの、やんちゃぶりで敵の上官を拉致するなど、はちゃめちゃな行動力。そのためセルビア軍からは命を狙われ追われている。

メンバーの1人のガールフレンドが、自分の祖父の金塊にまつわる秘話を知らせ、シールズに莫大な価格の金塊発掘を依頼するが、27トンの金塊を湖の底からさらうには、大掛かりな器具や装備、そして運搬する飛行機が必要となる。
彼らは綿密な計画を練るのだが、次々と問題が浮かび上がるのだった―。

シールズの上官レヴィン少将役の、J・K・シモンズは映画『セッション』の鬼教授のイメージが強いが、今回の少将役もシールズを容赦なく大声で罵倒するが、心根の優しい男を演じる。
J・K・シモンズファンの私にとっては、彼がシールズ5人組に対して怒鳴りまくるシーンに大興奮!

主役を演じた、サリバン・ステイブルトン(300 帝国の進撃)や海軍パイロットを演じた、ユエン・ブレンナー(トレインスポッティングのスパッド)と豪華俳優たちの共演も見どころ。

106分と短めの映画で、ジェットコースター的にテンポが早く、大胆で味があり愉快で爽やか。
彼らがどのようにして、金塊を湖から引き上げるのか?
まだドローンの無い23年前、シールズがセルビア軍とどうやって戦うのか?

単なる戦争映画では無く、トレジャーハンティング・アドベンチャームービーとして楽しめる超娯楽大作である。

予告動画

『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』

製作/キャスト

製作:リュック・ベッソン、ラファエル・ベノリエル 
原案:リュック・ベッソン
監督:スティーヴン・クォーレ
脚本:リュック・ベッソン、リチャード・ウェンク
出演:サリバン・ステイプルトン、チャーリー・ビューリー、シルヴィア・フークス、ジョシュア・ヘンリー、ディアミッド・マルタ、ディミトリー・レオニダス、ユエン・ブレンナー 、J・K・シモンズ

提供:アスミック・エース、カルチュア・パブリッシャーズ 
配給:アスミック・エース
上映時間:106分
原題:Renegades

公式サイト

(C)2016 EUROPACORP – STUDIO BABELSBERG

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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