仕事に真面目な警察官(police)と、ピュアで真っ直ぐな女子高生(JK)。出会うはずのない2人が、運命のイタズラで恋に落ちた。一緒にいる方法はただひとつ。結婚から始まるピュアラブストーリー!
累計260万部を突破した大ヒットコミック「P と JK」が、亀梨和也×土屋太鳳×廣木隆一監督で待望の実写化。美しい北海道・函館の街を舞台に、大胆で切ないほどにピュ アな、“年の差ラブストーリー”が誕生しました。
女子高生で恋愛初心者のカコは、ある日警察官の功太と出会い、二人は恋に落ちるが、功太はカコが女子高生と知り戸惑う…。職務上、女子高生と軽々しく付き合えない功太はいきなりカコにプロポーズ!突然のことにカコはびっくりしたが、うれしくて功太との結婚を決める。そしてふたりの内緒の結婚生活が始まったが、ある日二人を巻き込む大事件が発生!果たしてふたりは、困難を乗り越え、本当の幸せをつかむことができるのか?
土屋太鳳はそろそろ高校生役は卒業か?と思っていたら、ナント今回は16歳の高校生役!?映画の冒頭で22歳の童顔女子大生として合コンパーティーに主人公カコが潜り込むのだが、十分22歳に見えるし貫禄が出てきたなぁ…と思いながら鑑賞。
未成年の女子高生と真面目な警察官が出会って間もないのに結婚!あり得ない設定も何のその…この映画の良さはロケ地が9割以上函館!
昨年も函館が舞台の邦画があったが、観光地らしくない寂れた感のある場所を映し出していたと思う。『PとJK』では函館山からの美しい夜景を魅せ、路面電車で函館をアピール、更にベイエリア金森赤レンガ倉庫や函館の市場、カコと両親が住む夜景の見えるマンション、功太の住む一軒家と惜しみなく丸ごと函館ロケ。
ストーリーは胸キュン少女漫画そのもので、10代~20代向けの甘い物語だが、カコが通う高校のロケは、国の重要文化財でもある函館の遺愛学院。その外観だけでは無く内部や教室でも撮影。白っぽいピンクの校舎がお洒落。学園祭でランタンを上げるシーンに風情を感じた。
欲を言えば彼らに函館弁を話して欲しかったが、少女漫画原作なので仕方無いのか…30代と大人になった亀梨和也のポリス姿や男子高校生コスプレ。土屋太鳳の可愛いカッパのコスプレやカコが普段着る私服姿が大人っぽくて素敵。年の差婚ならではの胸キュンが散りばめられていて、キュートな恋愛物語『PとJK』。これは鑑賞後に函館へと聖地巡礼しに行きたくなりますよ!
配給:松竹
(c)2017「PとJK」製作委員会