さあ、生命の旅へ―『シーズンズ　２万年の地球旅行』鑑賞後の感想・あらすじ ・予告動画

最後の氷河期から現在。すべての生命の壮大な歩みを描いた、全く新しいネイチャードキュメンタリー

『シーズンズ　２万年の地球旅行』　2016年1月15日（金）　札幌シネマフロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌　他道内劇場にて公開

Story

約７年前から始まった氷河期は、およそ２万年前に最も厳しい寒さとなり、地球上のすべてが氷に覆われた。そんな永遠に続くかのような凍てつく時代を必死に生き延びた生物もいる。

そしておよそ１万年前、太陽をまわる地球の軌道がほんの少し変わったことで氷が溶け、地球の四季がはじまった。そして、大自然に新たな生命が誕生した。巡りゆく季節のリズムに向かって行進し、格闘し、求愛する。生態系のピラミッドがきれいに成り立っていた豊かで平和な時代。そこに知能を持った生物「人間」が誕生した。１万年たった今、人間と動物の共存は成り立っているだろうか。

『シーズンズ』の世界を描き出すために結集した最高のスタッフと、特殊な撮影手法

『WATARIDORI』で画期的な手法で鳥との並飛行に成功し、『オーシャンズ』で世界の海のすべてを魅せてくれたジャック・ペラン＆ジャック・クルーゾのコンビが、ネイチャードキュメンタリーの新たな扉を開けた。今回挑んだのは、時空を越えた生命の歩み。総製作費40億、構想4年、400人もの最高のスタッフが最新の撮影機材、各種テクノロジーを駆使し、歴史学、動物行動学、人類学、哲学、民俗学、植物学ら多くのスペシャリストと共に時空を超えた感動的なストーリーを紡ぎだした。

日本語版ナレーション吹き替えキャストは木村文乃さんと笑福亭鶴瓶さん。氷河期から春の訪れ、そして生命の誕生と進化をゆったりとした優しい語り口で表現している。それは、この１万年が決して急ぎ足で過ぎたわけではなく、ゆっくりと少しずつ変わってきたことを伝えているようだ。たまに入る鶴瓶さんのかるいツッコミにクスッと笑えます。

自然環境の大切さや、再生を考え始めたのは動物たちの絶滅をみたからか？

それとも、人間に害が及んだからか？

生きていくために必要な、豊かな緑を広げるために植樹なんてしなくても、

動物たちがのびのびと生きていれば必ず緑は広がっていく。

美しい自然と、たくましく生きる動物たちをみて、最高の地球環境を体感してほしい。

『シーズンズ　２万年の地球旅行』

監督　ジャック・ペラン　ジャック・クルーゾ

2016年1月15日（金）　TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー

© 2015 Galatée Films – Pathé Production – France 2 Cinéma – Pandora Film – Invest Image 3 – Rhône-Alpes Cinéma – Winds – Pierre et Vacances

投稿者プロフィール

Kieko

「E.T.」を観て、自転車は爆走すると空を飛ぶと信じ、「グーニーズ」を観て、海には大冒険が待っていると信じていました。そんな私が今注目しているのはインド映画界ボリウッド。踊って歌って笑ってる・・・だけじゃない魅力もあるんです♪

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