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『杉原千畝 スギハラチウネ』6000人の命を救った男 

戦後70年の時を経て、“真実の物語”が感動超大作としてスクリーンに甦る!

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杉原千畝 スギハラチウネ』 2016年6月2日ブルーレイ&DVD発売!

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1939年に領事代理としてリトアニアに赴任し、激動の世界情勢下で避難民となった人々(主にユダヤ系)にヴィザを発行。およそ6000人の命を救ったことで、「日本のシンドラー」と呼ばれている杉原千畝。

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その逸話が知られている一方で、千畝がロシア語やフランス語を操り、満洲、フィンランド、リトアニア、ルーマニア、チェコなど様々な国に滞在経験があったことや、身の危険を冒して情報を集め日本に発信し続けた「インテリジェンス・オフィサー」だったことを知る人はそれほど多くない。また、ソ連(当時)から警戒され「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定された日本初の外交官だったことも、あまり知られていない事実である。

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そんな彼のドラマティックな半生を映画化しようと考えたのは、太平洋戦争下のサイパン島で戦った陸軍大尉・大場栄の活躍を、実話をもとに描いた『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』(2011)の制作チームである。企画が立ち上がったのは2012年頃のこと。終戦から70年目の節目に当たる2015年の公開に向けて、杉原千畝という実在の人物に焦点を当てた新たなプロジェクトが動き始めた。

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日本軍が中国・満洲へ進出し、ヨーロッパではナチス・ドイツが進軍を始め、ロシアではスターリン率いる世界初の社会主義国・ソビエト連邦が出現するなど、混沌とする世界情勢の中で、武略ではなく知略で戦った杉原千畝。語学堪能だった彼は、豊富な知識を駆使して、自らの危険も顧みず情報を収集。満洲、そして諜報戦渦巻く大地・リトアニアで一大情報網を構築。世界情勢を分析・予測して日本に発信し続けたのである。

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映画『杉原千畝 スギハラチウネ』は混乱の世界情勢下、危険な諜報戦に身を投じた千畝の信念と、政府の許可を待たず独断でユダヤ難民にヴィザを発行し続けた彼の覚悟、そして彼を支えた家族愛や友情を描き出す。
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ストーリー
1934年、満洲。外交官の杉原千畝は、堪能なロシア語と独自の諜報網を駆使し、ソ連北満洲鉄道譲渡の交渉を成立させる。しかしその裏で共に闘った仲間を失い、在モスクワ大使館への赴任を希望していた千畝も、ソ連から「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」として入国を拒否される。そのため千畝は、リトアニア・カウナスの日本領事館への勤務を外務省に命じられる。

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1939年、リトアニアに渡った千畝は、新たな相棒ペシュと共に諜報活動を開始。ヨーロッパ情勢を探り、分析し、日本に発信する。やがてドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発すると、ナチスに迫害され国を追われた大量のユダヤ難民が、カウナスの日本領事館へヴィザを求めにやってくる。必死に助けを乞う難民たちの数は日々増して行くばかり。日本政府からの了承が取れないまま、千畝は自らの危険を顧みず、難民たちに日本の通過ヴィザを発給することを決断するのだが……

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70年前日本でなされたひとつの決断により、後に多くの人命を奪い、二つの原爆により終結を迎える事になる。 

決断に携わった、多くの人達が失望と後悔にさいなまされた事だろう。後悔する事になるか、ならないかは決断した時点ではわかりようもない。

その中で後悔をしない決断を下したごく少ない人々…自分や家族の命を危ういものにしながらも、守るべき信念に基づき決断した勇気。

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映像の中のユダヤの難民の人々と、現在のヨーロッパに押し寄せてる難民の人々の映像がシンクロする。

先の戦争から70年たった今でも、各地で戦火が絶えない。

日本も戦後70年新たな決断を下す時期にきているが、時を経てから悔いるような決断だけはして欲しくない。

WEB用_杉原千畝_サブ05【10月2日差替】】(PC壁紙画像・携帯待受画像には使用できません)

杉原千畝 スギハラチウネ』 2016年6月2日ブルーレイ&DVD発売!

(C)2015「杉原千畝 スギハラチウネ」製作委員会

【キャスト・スタッフ】
唐沢寿明
小雪
ボリス・シッツ
アグニェシュカ・グロホフスカ
ミハウ・ジュラフスキ
ツェザリ・ウカシェヴィチ
塚本高史
濱田 岳
二階堂智
板尾創路
滝藤賢一
石橋 凌
小日向文世

監督:チェリン・グラック
脚本:鎌田哲郎/松尾浩道
音楽:佐藤直紀

投稿者プロフィール

まっき
多感な乙女の時期にヌーヴェルバーグ、イタリアチネッチタ、ブリティッシュニューウェーブと、西欧にどっぷりはまる。カルトB級大好物の歴史を経て、今に至る。現在は好き嫌い無しの、雑食系に推移しております。
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