『天空の蜂』 9月12日(土) 全国ロードショー
1995年8月8日。超巨大ヘリ〈ビッグB〉が遠隔操作でハイジャックされた。ヘリは機内に一人の少年を乗せたまま、標的となった〈原発〉の上空で静止する。
“天空の蜂”と名乗る犯人の要求は、「日本全土の原発破棄」。大量の爆発物と共にヘリが原子炉に墜落するまで、タイムリミットはあと8時間――。
大切なものを守り抜くために――命を懸けたカウントダウンが始まる!
そして明かされる、真犯人の本当の犯行目的と、事件の背後に隠された驚愕の真実とは!!
今世紀を代表する稀代のベストセラー作家として、数々の作品を世に送り出している東野圭吾が、1995年に発表した『天空の蜂』。内容が2011年に起きた東日本大震災とその後の日本を予見しているようで、「まさか、20年前に書かれたとは思えない」と驚愕の声が多数巻き起こっている。
フィルムメーカーにとっては魅力的な素材だが、「原発」というテーマ性とスケールの大きさから映像化不可能と長年言われてきた。しかし、今こそこのテーマに真っ向から向き合いたいというスタッフの熱い思いと最新映像技術を駆使して、ついに20年の時を経て映画化が実現した。
姿なきテロリストと極限の戦いに挑む男達を演じるのは、超巨大ヘリ〈ビッグB〉の設計士役の江口洋介と、原子力発電所の設計士役の本木雅弘。日本を代表する二大俳優が、満を持して初共演をもたらす。そのほかにも、仲間由紀恵、綾野剛、國村隼、竹中直人など実力派俳優が集結。それぞれの事情や思いを抱える登場人物たちを、多彩に演じあげている。
原発問題をはじめ、テロの脅威、自然災害など、大きなリスクと課題に直面している現在の日本。日々、暮らしを守るためには、何を選択肢しどのように生きるべきなのか。日本の誇る「モノづくり」の技術がもたらした恩恵と危険性、その意味を知った今、どのようにそれらと付き合っていくか。社会的テーマを内包しつつも、世代を超えた全ての人々が心から楽しめる、普遍的な映画作品が遂に完成!
Kieko
『天空の蜂』 9月12日(土)ロードショー! 道内公開劇場はコチラ
江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、柄本明、國村隼、
石橋蓮司、佐藤二朗、向井理、光石研、竹中直人、
やべきょうすけ、手塚とおる、永瀬匡、松島花、落合モトキ、石橋けい 他
監督:堤幸彦
原作:東野圭吾「天空の蜂」講談社文庫
主題歌:秦 基博「Q & A」(オーガスタレコード/アリオラジャパン)
脚本:楠野一郎
音楽:リチャード・プリン
配給:松竹
The Big Bee
Set in 1995. A helicopter, operated remotely, is hovering in the sky over a nuclear power plant. The power company, prefectural government and media all receive a fax. The fax contains a threat that if the nuclear power plant is not taken offline the helicopter will be dropped. 8 hours is given as the deadline. Making the situation even more dire, a young child is in the helicopter.Yuhara (Yosuke Eguchi), who is the helicopter designer, and Mishima (Masahiro Motoki), who is the nuclear power engineer, work frantically to save the child and find the criminal.