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綾野剛✕北川景子【ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−】11月13日公開 作品レビュー

作品紹介

綾野剛×北川景子共演!警視庁捜査一課のNo.1コンビが【安楽死】を手口にする猟奇的な連続殺人犯ドクター・デスの謎に挑む! 被害者を苦しませることなく安らかな死を処方し、遺族から感謝されるドクター・デスは猟奇殺人犯なのか?救いの神なのか? 物語が進むほど、殺人犯が正しいかのような錯覚にハマる——。 130人もの患者を安楽死させた実在の医師をモデルに描かれた禁断のクライム・サスペンス!

ストーリー

終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生。捜査に乗り出す犬養と高千穂は、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者の存在に辿り着く。そんな中、重度の腎臓病に苦しんでいる犬養の一人娘・沙耶香が、ドクター・デスに安楽死の依頼をしてしまう――。
【安楽死】という手口で、被害者を苦しませることなく、安らかな死を処方するドクター・デスの目的と正体とは?
犬養と高千穂はこの連続殺人犯にどう挑むのか!?驚きの結末が待つ、犯罪史に刻まれる禁断のクライム・サスペンス!

作品レビュー

医療によって自ら死ぬ権利はあるのか?重い難病から選択する安楽死、日本では認められてはいない。安楽死というシリアスなテーマに犯罪を絡めた中山七里の推理小説「ドクター・デスの遺産」を映画化。

末期の病と辛い症状や痛みから開放されるため、医療による安楽死を選ぶ人々。かつてアメリカで嘱託殺人による安楽死を請け負ったドクター・デスの名で知られたジャック・ケヴォーキアン元医師は安楽死推進論者で、130人もの患者を安楽死させた。

闇サイトを使った依頼で難病患者を注射で積極的安楽死をさせる『ドクター・デス』を名乗る医師の連続殺人を主人公の犬養刑事(綾野剛)と相棒の高千穂(北川景子)が追う。これは本当に殺人事件なのだろうか?人に死ぬ権利はあるのか?

TVドラマ化もされた「刑事犬養隼人」シリーズの、綾野剛が警視庁捜査一課の検挙率No.1を誇る犬飼刑事演じ、北川景子がバディである冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香を演じる。

今年7月にも筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性の嘱託殺人によって安楽死させた医師2名が逮捕された。
医療での安楽死は日本では認められていないが、ヨーロッパの数カ国とアメリカの一部、カナダでは合法であるという。

映画の前半はシリアスな終末期医療や、自ら死を選ぶ患者とその家族を見て、安楽死は与えられた権利という錯覚に陥るが、ドクター・デスが与える死は連続猟奇殺人か?それとも人助けか?答えは簡単に見つからない。
しかし長く辛い病で苦しみながら生きるよりも、苦しまず安らかに人生を終わらせることは必要かもしれない。

本作のドクター・デスの正体が誰であるか?はネタバレ厳禁でお知らせすることはできないが、アッと驚く人物が犯人として登場し、その伏線が無いままドクター・デスの正体を知り衝撃を受ける。中盤のどんでん返しで驚き後半は怒涛の展開へと向かうのだ。

人間の死ぬ権利を問いかけた実在の医師ジャック・ケヴォーキアンの逮捕で、全米が安楽死の賛成派と反対派で二分され、社会的にも激しい議論となったが、今でもその正解は見つからない。安楽死や尊厳死の是非について考えさせられるストーリーとなっている。

予告動画

【ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−】11月13日公開 作品


出演:綾野剛 北川景子 岡田健史 前野朋哉 青山美郷 石黒 賢
監督:深川栄洋
原作:中山七里「ドクター・デスの遺産」(角川文庫/KADOKAWA刊)
配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間: 121分
公式サイト

©2020「ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−」製作委員会

投稿者プロフィール

佐藤 友美
佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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