2018年9月24日
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阿部サダヲ『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(通称:音タコ)10月12日公開 試写の感想

作品紹介

2つの歌声が出会ったとき、ぶっちぎりのミラクルが!?

脅威の歌声を持つロックスター、シン(阿部サダヲ)。

その存在自体がロックであり、カリスマ的な人気を誇っているが、実は彼には秘密があった。

彼の歌声は「声帯ドーピング」というオキテ破りの方法によって作られたものだったのだ。長年にわたる声帯ドーピングの副作用で、限界が近づく喉に焦りと恐怖を抱える彼が出会ったのは、異様に声の小さいストリートミュージシャン、ふうか(吉岡里帆)だった。

2つの歌声が出会ったとき、世界を変えるほどの奇跡が起きる!?

ストーリー

驚異の歌声をもつ世界的ロックスター・シン(阿部サダヲ)と、

声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうか(吉岡里帆)。

正反対の2人は偶然出会い、ふうかはシンの歌声が“声帯ドーピング”によるものという秘密を知ってしまう!

しかもシンの喉は“声帯ドーピング”のやりすぎで崩壊寸前!

やがて、シンの最後の歌声をめぐって、2人は謎の組織から追われるはめに。リミット迫る“声の争奪戦”が今、はじまる!!!

試写の感想

とんでもなく長いタイトル。

それだけでもインパクト大だが、想像以上に最後まで破天荒な作品である。

主演は阿部サダヲと今をときめく吉岡里帆。

声帯ドーピングという違法薬物により驚異の声量を手に入れた阿部サダヲ演じるシン。

彼のロック魂に魅了され掻き乱れる人々の話だが、脇を固める面々があまりに個性的でクセが強いため、振り返ると主演の2人が至極真っ当だったように思う。

シンは最初こそ反社会的なぶっ飛んだ役柄だったが、最後は誰もが予想できない姿で終え、吉岡里帆演じるふうかも音楽に対する情熱が別人のように変わっていく。

この2人の変化(変貌?)は見どころの1つだろう。

そして覚悟はしていたが序盤から画が汚く正直心の中で絶句。

しかもこの絶句シーンが途中何度か登場するので要注意だ。

だが中盤、舞台が韓国に移ってからは監督が代わったのかと疑いたくなるほど方向性が変化する。

そして行き着く先を見失いかけた頃、驚きの展開が!!

また、音楽映画のため劇中の歌が重要な役割を担うが、起用された歌はどれも物語と相まって演出効果を彩っていたように思う。

特に主題歌の2曲は最初から最後までじっくり聴いてみたい。

長いタイトルのセリフをシンがふうかに路上で叫ぶシーンが一度だけあるが、それよりも何度か言う「やらない理由を探すんじゃねぇ」の方が私の中では響いた。

予告動画

10月12日 ユナイテッド・シネマ札幌、ディノスシネマズ札幌など全国ロードショー

監督・脚本:三木聡(『俺俺』、「時効警察」シリーズ)

出演:阿部サダヲ 吉岡里帆

千葉雄大 麻生久美子 小峠英二(バイきんぐ) 片山友希 中村優子 池津祥子 森下能幸 岩松了

ふせえり 田中哲司 松尾スズキ

上映時間:107分

主題歌(作曲): HYDE

配給:アスミック・エース

公式サイト

©2018「音量を上げろタコ!」製作委員会

 

投稿者プロフィール

坂本早苗
坂本早苗
札幌市内で働くOL。
ストレス発散はテニスで体を動かすことと大好きなパンを求め全国のパン屋さんの情報収集。着る服は骨格診断を意識しています。
映画は年齢と共にミニシアター系が好みに。
沢山の映画と出会い、観て聴いて考えてお気に入りを探していきたいです。
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