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抱腹絶倒ラブコメディ「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」9月16日公開!

【イントロダクション】

人気コラムニスト・渋谷直角のレジェンドコミックを、「モテキ」の大根仁監督が映画化!
“力まないカッコいい大人”=奥田民生、に憧れる雑誌編集者が、男を狂わすファッションプレスの女に一目ぼれ!!恋の喜びや絶望を味わい、もがき苦しむ抱腹絶倒のラブコメディ!
主人公【コーロキ】役には、数々の映画賞を受賞し、幅広い役柄を変幻自在に演じる当代随一の俳優、妻夫木聡。「僕はそもそも奥田民生になりたいボーイなんです。」と公言するファンであり、映画化を熱望!うだつが上がらない編集者をコミカルに演じる。

超絶美人なファッションプレス【あかり】役には、ファッションアイコンとして絶大な支持を得るトップモデルで、話題の映画やドラマにも立て続けに出演する人気女優、水原希子。
最強(最恐!最狂!)にキュートでセクシーな【あかり】が、観る者すべてを狂わせる!

また、編集長【木下】役に松尾スズキ。先輩【ヨシズミ】役に新井浩文。人気コラムニスト【美上ゆう】役に安藤サクラ。アパレルブランドの女社長【江藤】役に天海祐希。フリーライター【倖田シュウ】役にリリー・フランキー。一癖も二癖もある登場人物たちを、邦画界を代表する豪華俳優陣が演じる。
奥田民生の珠玉のナンバーにのせて、最後の青春が走り出す!!
最狂にポップで、かつてない恋愛エンターテインメント!!
乞うご期待!

 

【ストーリー】

奥田民生を崇拝する33歳、コーロキ。
おしゃれライフスタイル雑誌編集部に異動になったコーロキは、慣れない高度な会話に四苦八苦しながらも次第におしゃれピープルに馴染み奥田民生みたいな編集者になると決意する!
そんな時、仕事で出会ったファッションプレスの美女天海あかりにひとめぼれ。その出会いがコーロキにとって地獄の始まりとなるのだった…。
あかりに釣り合う男になろうと仕事に力を入れ、嫌われないようにデートにも必死になるが常に空回り。
あかりの自由奔放な言動にいつも振り回され、いつしか身も心もズタボロに…。
コーロキはいつになったら奥田民生みたいな「力まないカッコいい大人」になれるのか!?
そしてもがく先にあかりとの未来はあるのか!?

 

試写会の感想

奥田民生の、大事なもの以外はどうでもいいんだというスタンスに憧れ、奥田民生みたいな編集者を目指すコーロキ(妻夫木 聡)とタイアップで一緒に仕事をすることになった、ファッションプレスの天海あかり(水原希子)。
あかりの喋り方や服装、来るもの拒まず八方ぶりっ子はキャバ嬢にしか見えない。大袈裟に男に媚びる下品な印象で大半の女性はあかりが苦手だろう。

水原希子がコロコロと表情を変え、清純派と偽り可憐な乙女を装うさまは、妙に可笑しく感じた。あかり=エロい女として撮影したらしく、キスシーンの多さには驚愕。あかりのエロメージを作ったのは男性なので、悪女に入れあげて騙された経験から誕生したキャラクターなのかと思う。

コーロキは奥田民生のカッコよさを目指しながらも、否応無しに駄目人間ぶりを発揮する。あかりに夢中になる男たちの末路が超絶情けなくて哀愁漂う。天然か?計算か?男たちを狂わせるあかり。

対する安藤サクラが演じる、コラムニストの美上は数匹の猫と暮らし、猫主体の生活で情緒も不安定。猫のためなら仕事は二の次。猫に心酔するモデルの女性がいるのだろうか?猫好きが異常にリアルで不気味なほどに…
リリー・フランキー演じるファッションライターの押しの強さと変人ぶり、先輩編集の吉住や、編集部の編集長と登場人物‥それぞれに表と裏があり、人の善悪がチラリと見えた。

あかりの見た目可愛さと性欲に支配された主人公コーロキが、イタ過ぎる恋愛経験で成長できるのか?が注目すべきところ。

奥田民生のヒット曲が随所に流れ音楽映画としても楽しめる。奥田民生を知らない世代は、あかりみたいな男を狂わせる女に遊ばれないよう、恋愛マニュアル的に鑑賞するのも良いかと。
女性目線、男性目線で共感度が異なるこの映画、癖のある登場人物たちに翻弄されるコーロキを見て、自分の平和な日常に感謝しましょう。

  

「民生ボーイと狂わせガール」予告

「民生ボーイと狂わせガール」特報

キャスト・スタッフ

・妻夫木聡
・水原希子
・新井浩文
・安藤サクラ
・江口のりこ
・天海祐希
・リリー・フランキー
・松尾スズキ

原作:渋谷直角「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」(扶桑社刊)
監督・脚本:大根仁
上映時間:100分

2017年9月16日全国東宝系にてロードショー

オフィシャルサイト
(C)2017「民生ボーイと狂わせガール」製作委員会

道内公開劇場

  • 札幌シネマフロンティア
  • ユナイテッド・シネマ札幌
  • イオンシネマ旭川駅前
  • シネマ太陽帯広
  • イオンシネマ江別
  • イオンシネマ北見
  • イオンシネマ釧路
  • ディノスシネマズ苫小牧

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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