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『ビートルジュース ビートルジュース』9/27公開 作品レビュー

作品紹介

『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』のティム・バートン監督最新作。 全身全“霊”のティム・バートン・ワールド全開!                      カラフルでダーク、そしてポップ!世界中を驚かせてきたティム・バートン監督のイマジネーション全部入りの最新作!ビートルジュースが巻き起こす、史上最大のお騒がせホラーコメディ!

ストーリー

ゴーストの世界では人間は邪魔者。そこで家から人間を追い出す、人間怖がらせ屋のビートルジュースが大活躍!…なのに、人間と結婚したいらしい。人間界を巻き込んだ、メチャメチャなハロウィンパーティーが始まる!死後の世界で “人間怖がらせ屋” を営む推定年齢600歳のお騒がせ者・ビートルジュースが人間界を巻き込んで騒動を起こすホラーコメディ。

作品レビュー

『ビートルジュース ビートルジュース』、ティム・バートンの独創的な世界が再びスクリーンに!

ティム・バートン監督の新作『ビートルジュース ビートルジュース』が公開され、36年前のオリジナル作品の続編として大きな期待を集めている。オリジナル作品のファンにとっては、懐かしさと新しい要素が融合したユニークな作品が楽しめるだろう。

物語は、リディア・ディーツ(ウィノナ・ライダー)が現在「ゴーストハウス」というテレビ番組で死者と交流しているという設定から始まる。彼女の10代の娘アストリッド(ジェナ・オルテガ)は、そんな母親を恥ずかしく思いながら暮らしている。

そんな中、リディアの父親チャールズが亡くなり、リディア、アストリッド、そしてリディアの母親は再びメイトランド家に集う。そこで不本意ながらビートルジュース(マイケル・キートン)が再登場し、物語は一気に動き出す。

この続編では、オリジナル作品同様に多くのキャラクターが登場する。ビートルジュースの元妻デロレス(モニカ・ベルッチ)や、異世界の警察官ウルフ・ジャクソン(ウィレム・デフォー)など、多彩な人物が複雑に絡み合いながら物語が進んでいく。

ティム・バートンらしいゴシックホラー調のビジュアルスタイルも健在で、デジタル視覚効果が使われた場面でもあえてストップモーション風に仕上げるなど、レトロな雰囲気が漂う。また、ダークでユニークな世界観が作品全体を包み込み、ファンにとっても満足のいく出来となっている。

キャストでは、ウィノナ・ライダーが再びリディア役を演じ、ジェナ・オルテガが新たに加わった娘アストリッドとして鮮烈な存在感を放つ。ビートルジュース役のマイケル・キートンも、型破りで倫理的に正しくないキャラクターを相変わらずユーモアたっぷりに演じている。

『ビートルジュース ビートルジュース』は、現代的な要素を取り入れつつも、オリジナル作品のトーンやユーモアを見事に継承。ティム・バートンの創造力が再び輝き、ファンにとっても期待を裏切らない見応えのある続編となった。

『ビートルジュース ビートルジュース』9月27日公開


監督:ティム・バートン
脚本:アルフレッド・ガフ、マイルズ・ミラー
音楽:ダニー・エルフマン
出演: マイケル・キートン                                                           ウィノナ・ライダー                                                            キャサリン・オハラ
ジャスティン・セロー                                                            モニカ・ベルッチ                                                          ジェナ・オルテガ                                                         ウィレム・デフォー
配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間: 105分

公式サイト
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投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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