吃⾳のあるアイスホッケーが苦⼿な少年。選⼿の夢を諦め、恋⼈の地元でスケートを教えるコーチ。コーチのことがすこし気になるスケート少⼥。⽥舎街のスケートリンクで、3つの⼼がひとつになって、ほどけてゆく――。雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない⼩さな恋たちの物語。
監督の奥⼭⼤史は、⼤学在学中に制作した⻑編初監督作『僕はイエス様が嫌い』(2019)で、史上最年少となる22歳で、歴史ある第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新⼈監督賞を受賞。是枝裕和監督らに⼀⽬置かれ、是枝裕和総合演出のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務めたほか、NHK夜ドラ「ユーミンストーリーズ」の第3週「春よ、来い」(主演:宮﨑あおい)の演出や、『君たちはどう⽣きるか』の主題歌である⽶津⽞師「地球儀」のMVの監督・撮影・編集を⼿がけるなど多⽅⾯で活躍する新鋭監督。映画作品としては本作が⻑編2本⽬、商業映画デビュー作となるが、すでに世界各国から期待され、今年の第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部⾨に正式出品。
ドビュッシー劇場で公式上映が⾏われ、約8分間ものスタンディングオーベーションで迎えられた。
映画『ぼくのお⽇さま』は、雪の降る街を舞台に、すこしばかり吃⾳のあるアイスホッケーが苦⼿な少年のタクヤと、フュギュアスケートを学ぶ少⼥さくら、そして元フィギュアスケート選⼿でさくらのコーチ荒川の3⼈の視点で紡がれる物語。奥⼭が⼦どもの頃に約7年間フィギュアスケートを習っていた経験から、「雪が降りはじめてから雪がとけるまでの少年の成⻑を描きたい」と本企画をスタート。
プロットを考える中でハンバート ハンバートの楽曲「ぼくのお⽇さま」と出会い、その歌詞を聞いた途端「主⼈公の少年の姿がはっきり浮かび、物語がするすると動きだした」という。⼀⽅、本企画をスタートさせる前後に、奥⼭が総監督を務めた「エルメス(HERMÈS)」のドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY ーそれは、創造を巡る旅。ー』で池松壮亮と撮影を共にしたことで、池松の佇まいに魅せられ、この物語に⼤⼈の⽬線を加えたいと思ったことから、「夢に敗れた元フィギュアスケート選⼿のコーチ」という池松が演じたキャラクターが⽣まれた。
『ぼくのお日さま』の公開を間近に控えまして、本作のロケ地北海道にて、奥山大史監督による舞台挨拶付き上映会の開催が決定いたしました。
皆様のご来場をお待ちしております。
<舞台挨拶開催概要>
【日時】
2024年8月28日(水)
18:30の回(上映後 舞台挨拶) ※マスコミあり
18:30~20:10 予告10分+本編90分(100分)
20:10~20:15 マスコミ入場5分
20:15~20:45 舞台挨拶30分
【会場】
TOHOシネマズすすきの
〒064-0804 北海道札幌市中央区南4条西4丁目1番地1
COCONO SUSUKINO 5F
https://www.tohotheater.jp/theater/089/access.html
【登壇者】
奥山大史監督
※登壇者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
<チケットご購入について>
劇場チケットシステムにて販売いたします。
【販売スケジュール】
【PC・スマートフォン】8月23日(金)0:00 ~ (=8月22日(木)24:00~)
【劇場窓口】8月23日(金)劇場オープン時刻~
※シネマイレージ会員の早期購入(上映6日前、21時からの購入)対象です。
※予定枚数に達し次第、販売終了
【料金】
特別料金2,000円均一
※ムビチケ・前売券・TCチケット・クーポン・無料鑑賞使用不可
【その他ご鑑賞についての注意事項】
※全席指定席となります。チケットをお持ちでない方はご覧になれません。
※いかなる場合においても舞台挨拶中の途中入場は固くお断りいたします。
※場内でのカメラ(携帯電話含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
※会場内ではマスコミ各社の取材による撮影、記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ等にて、放映・掲載される場合がございます。また、イベントの模様が後日販売されるDVD商品等に収録される場合がございます。予めご了承ください。お客様の当催事における個人情報(肖像権)については、このイベントにご入場されたことにより、上記の使用にご同意いただけたものとさせていただきます。
※インターネット・オークションへの出品その他の転売目的での入場券の購入及び転売はお断りします。
※営利を目的として転売された入場券及びインターネットを通じて転売された入場券は無効とし、当該入場券による御入場はお断りします。
※イベントの予定は、急遽変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※いかなる事情が生じましても、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
※車いすをご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。
⽇時:8月29⽇(木)3部構成 11:00−16:00 (昼休憩:1時間)
場所:Sapporo Business HUB(札幌市⽩⽯区東札幌5条1丁⽬1−1 札幌市産業振興センター)
受講者人数:1部につき50名(それぞれに申し込みが必要ですが、3部すべての受講も可能です)
募集方法:札幌フィルムコミッション申し込みフォーム
主催:(⼀財)さっぽろ産業振興財団 札幌フィルムコミッション
◆内容
今年5月のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で日本人監督として《史上最年少》で選出された奥山大史監督(28歳)。映画『ぼくのお日さま』(9月13日全国公開)は、奥山監督が北海道の冬景色に魅了され、大半のシーンを北海道で撮影しました。
米津玄師「地球儀」MVの監督・撮影・編集を手がけ、国内でも注目される奥山大史監督は、大学在学中に撮影・脚本・編集も手がけた『僕はイエス様が嫌い』で、サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞。長編デビュー作からすでに海外で高く評価され、注目されていました。カンヌ国際映画祭でも「コレエダ(是枝裕和監督)の再来」「日本映画のヌーベルヴァーグ」と絶賛。世界が注目する新たな才能・奥山大史監督を講師に招き、映画『ぼくのお日さま』制作の裏側や北海道ロケーションの魅力、最先端の撮影技術、国際映画祭を目指す映画監督になるためのご自身の経験など、存分に語っていただく贅沢な企画です。
◆当日スケジュール
10:30 受付開始
11:00-12:00 第1部 <映画『ぼくのお⽇さま』制作の裏側、北海道ロケーションの魅力>(内容は主に市民の皆さま向けです)
12:00 昼休憩
13:00 受付開始
13:30-14:30 第2部 <奥⼭監督が語る「撮影」「演出」「編集」論>(内容は主に映像事業にかかわる皆さま向けです)
14:30 受付開始
15:00-16:00 第3部 <海外映画祭を通じて感じた⽇本映画のこれから~奥⼭監督の場合~>(内容は主にこれから映像業界を目指す学生の皆さま向けです)
◆講師:奥山大史監督
司会進⾏:後藤⼀也(北海道⽂化放送映像プロデュース室部長、『ぼくのお日さま』ロケーション協力)、芳賀優菜(さっぽろ産業振興財団クリエイティブ産業振興課)
◆奥山大史(おくやま・ひろし)監督プロフィール
1996年2月27日、東京生まれ。SIX所属。大学在学中に制作した長編初監督作『僕はイエス様が嫌い』(2019)が、第66回サンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を史上最年少となる22歳で受賞。自身で撮影・脚本・編集も手がけた本作は、第29回ストックホルム国際映画祭最優秀撮影賞、第19回ダブリン国際映画祭最優秀撮影賞、第3回マカオ国際映画祭スペシャルメンションを受賞するなど、海外で高く評価され、逆輸⼊されるかたちで日本での公開が決まり、インディペンデント映画としては異例の興⾏形態で公開された。
公開後は、第11回TAMA映画賞最優秀新進監督賞を受賞するなど日本でも大きな話題となり、是枝裕和監督、岩井俊⼆監督らにも⼀目置かれる存在に。
その後、是枝裕和総合演出のNetflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」で5、6、7話の監督・脚本・編集(5話は是枝監督との共同監督回)を務めている。また、CM、MVなどの監督・撮影も担い、2021年には、HERMESより抜擢され8人のクリエイターたちの旅を追ったドキュメンタリーフィルム『HUMAN ODYSSEY ―それは、創造を巡る旅。―』の総監督を務め、2023年には『君たちはどう生きるか』の主題歌である米津玄師「地球儀」のMVの監督・撮影・編集を手がけた。
また今年3月に放送されたNHK夜ドラ「ユーミンストーリーズ」では、第3週「春よ、来い」(主演:宮﨑あおい)の演出を担当、次世代の映画界を担う若手監督として注目を集める。
(セミナーへの申し込みは札幌フィルムコミッションのフォームから申請お願いします)
監督・撮影・脚本・編集:奥山大史
出演:越山敬達、中西希亜良、池松壮亮、若葉竜也、山田真歩、潤浩ほか
主題歌:ハンバート ハンバート 本編:90 分 配給:東京テアトル
公式サイト
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