主演:中島健人×堤 真一の初タッグで贈る、映画『おまえの罪を自白しろ』は、江戸川乱歩賞をはじめ、数々の賞を受賞する社会派ミステリーのヒットメーカー・真保裕一の同名小説を、映画『舞妓Haaaan!!!』(07) をはじめ、ドラマ「Mother」(10/NTV)「Woman」(13/NTV)など多くのヒット作を生み出してきた水田伸生監督で映画化。
疑惑を抱える国会議員・宇田清治郎(堤 真一)の、幼い孫娘が誘拐された。犯人からの要求は身代金ではなく、「明日午後5時までに 記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という脅迫。それは決して明かすことが許されない国家を揺るがす”罪”だった…。清治郎の息子で 議員秘書を務める宇田晄司(中島健人)は、家族の命を救うため、前代未聞の大事件に挑む。
政治家一族の宇田家の次男・宇田晄司(中島健人)は建築会社を設立するも倒産し、あえなく政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・宇田清治郎(堤 真一)の秘書を務め、煮え切らない日々を送っていた。
そんなある日、一家の長女・麻由美の幼い娘が誘拐された。
犯人からの要求は身代金ではなく、「明日の夕方5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫。
それは決して明かすことが許されない国家を揺るがす”罪”だった…。
権力に固執し口を閉ざす清治郎に真っ向から対立する晄司は、タイムリミットまでに罪に隠された真相を暴き、家族の命を救うことができるのか!?
警察×マスコミ×国民を巻き込み、巨大な闇に切り込む前代未聞のタイムリミットサスペンス!
大物政治家一族を襲った孫娘誘拐事件。
犯人の要求は、身代金ではなく翌日の午後5時までに記者会見を開いて清治郎(堤真一)が犯した「罪」を自白しろというものだったー
中島健人 × 堤真一、初タッグで贈る前代未聞のタイムリミットサスペンス。
意外にも初の政治家役という堤真一だったがそこに一切の違和感は無い。
腹の底が見えない恐ろしさや圧倒的な迫力は政治家そのものに見えた。
そんな父の期待に応えるため宇田家に尽くす長男・揚一朗(中島歩)とは対照的に、家族にも世間にも口を閉ざし続ける清治郎と真っ向から対立するのが次男・晄司(中島健人)。
政界に於いて大きな力を持つ宇田一族に生まれながらそれを継ぐ事など考えてもいなかった晄司だが、不本意ながらも若き議員秘書として働く事になっている現状。
青臭いほどに真っ直ぐで、それでいて強かさも併せ持つクレバーな晄司の魅力は中島健人の魅力と合致していたように思える。
興味が湧いたのは常にまわりの様子を伺いながら生きてきた長女・麻由美(池田エライザ)の存在。
慎ましく生きている彼女の小さなコミュニティですら、家族が議員ということで言い寄る人たちがいる。そしてそれを無碍にもできない麻由美の人の良さ。なんとも生きづらそうな人物だ……作中で1番の被害者は彼女だろう。
そんな麻由美が、宇田家長女としてではなく親として感情を爆発させるシーンは非常に人間味を感じる部分だ。
政治家同士の心理戦、権力か家族の命かの選択、そしてその罪に隠された真相。
限られた時間の中で繰り広げられる攻防から目を離せない作品だった。
【パネル展開催情報】
10/1-31
・玉光堂イオン千歳店
・玉光堂イオンモール発寒店
・バンダレコードイオンモール名古屋茶屋店
10/20頃-
・イオン札幌栄町店
【キャスト】中島健人 堤 真一
池田エライザ 山崎育三郎 中島 歩 美波
浅利陽介 三浦誠己 矢柴俊博 柏原収史
中村歌昇 佐藤恋和 アキラ100% 山崎 一
尾美としのり 池田成志 橋本じゅん 春海四方
小林勝也 菅原大吉 升毅 平泉 成
尾野真千子 金田明夫 角野卓造
【監督】水田伸生
【脚本】久松真一
【原作】 真保裕一『おまえの罪を自白しろ』(文春文庫刊)
【音楽】 平野義久
【主題歌】 B’z「Dark Rainbow」(VERMILLION RECORDS)
【配給】 松竹
上映時間 101分
公式サイト
©2023『おまえの罪を自白しろ』製作委員会