• 道内最大級の映画レビューサイト

相葉雅紀主演【”それ”がいる森】 作品レビュー

作品紹介

不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、実際に数々の“それ”を見たという目撃情報を基に描かれる、新時代のホラーエンターテインメント『“それ”がいる森』。
完全オリジナル作品の本作は、主人公たちが、得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描いた物語。果たして“それ”の正体とは――
主演を務めるのは、ホラー映画初出演となる相葉雅紀。数々のドラマ・映画・CM にも出演し、マルチな活躍で幅広い世代から高い支持を得ている。
監督は、ジャパニーズ・ホラーの代名詞であり、ハリウッドでリメイクもされた不朽の名作『リング』、2000 年代興行収入 NO.1 ヒットホラー映画『事故物件 恐い間取り』など、数々のヒット作を生み出してきたジャパニーズ・ホラー界の名匠・中田秀夫監督が務める。

ストーリー

田舎町でひとり農家を営む田中淳一(相葉雅紀)は、元妻・爽子(江口のりこ)と東京で暮らす小学生の息子の一也(上原剣心)が、突然ひとりで訪ねて来たのをきっかけに、しばらく一緒に暮らすことになる。
ちょうどその頃から、近くの森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生し、淳一が住む町でも、住民の不審死や失踪事件が相次いでいた──。
そんな矢先、淳一と一也も偶然得体の知れない“それ”を目撃してしまう。
「 “それ”の正体とはいったい――!?」
淳一は一也の担任の絵里(松本穂香)とともに、怪奇現象に巻き込まれていくが、それは未知なる恐怖のはじまりに過ぎなかった。

作品レビュー

怪奇現象が多発する森を舞台に、“それ”と呼ばれる得体の知れない何かがもたらす恐怖を描いたホラー『“それ”がいる森』

田舎町で農業に勤しむ田中淳一(相葉雅紀)のもとに、ある日突然東京で暮らしているはずの小学生の息子・一也(上原剣心)が訪ねてくる。
別れた妻の爽子(江口のりこ)と過ごしているはずの一也がひとりでやって来た事に驚くが、無下にするわけにはいかずしばらく一緒に暮らす事になった。
何故家を飛び出してきたのか、理由を聞いてみると爽子と一也どちらの気持ちもわかる。ただ、どこまで踏み込んで良いのかもわからず当たり障りの無いやんわりとした励まししか出来ない淳一の姿が少し虚しい。

同居するのに数年のブランクがある淳一としては自分の作る食事が口に合うか、新しく通う事になった学校に息子がうまく馴染めるのかなど色々と心配するのだが、一也の担任教師・北見絵里(松本穂香)が親切そうでその部分の不安は少し和らいだと思う。
実は観ているこちらとしても都会から田舎にやってきてどうなる事かと思っていたのだけれど、ここではサッカーの上手さがモノを言う世界。そんな小学生あるあるが今も変わらず存在していて面白かった。
早速友達も出来た一也は近くの森に遊びに行くようになり、割と早くに打ち解けられた事にホッとする。
ちょうどその頃、その森では不可解な怪奇現象が立て続けに発生。子どもたちの失踪事件も相次ぐ中、淳一と一也も得体の知れない“それ”を目撃してしまうのだが……。

この作品では”それ”を目にした時にどうするかというだけでなく、親子の心のすれ違いを邂逅させるまでのドラマが描かれている。
あなたの想像するそれだとしてもそうで無かったとしても、何かから逃げなければならないその状況は同じだろう。
相葉雅紀が全力で表現した父親としての葛藤や守るものを持った人の強さは勿論の事、生徒を命がけで守ろうとする教師たちの危機迫る演技も心に響くものがあった。

監督は、「リング」「事故物件 恐い間取り」などジャパニーズホラーの第一人者として知られる中田秀夫。
相葉雅紀にとってホラー映画初出演というのは意外だったが、何かに怯え恐怖を演じる姿が妙にしっくりきていたので機会があればまたホラー映画に出演してみて欲しい。

予告動画

【”それ”がいる森】


出 演: 相葉雅紀  松本穂香 上原剣心(ジャニーズ Jr.)江口のりこ 他
監 督: 中田秀夫
配給: 松竹
2022年製作
上映時間: 107分
公式サイト
©2022「“それ”がいる森」製作委員会

投稿者プロフィール

兼平ゆきえ
兼平ゆきえ
映画・音楽・本 など 観たり聴いたり読んだりと忙しく過ごすのが好きなインドア派。恵庭発 北海道のMUSIC&ART情報サイト From E…代表。不定期で企画LIVEを開催。2018年7月から 恵庭市のコミュニティFM e-niwa にて、映画や音楽の話を中心とした番組『From E…LIFE(フロムイーライフ)』を放送開始。
error: Content is protected !!