南の島に隠された“ロストシティ”を舞台に史上最大のど派手な謎解きアドベンチャーの幕が開く!
主演サンドラ・ブロック、共演チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピットとハリウッドが誇る豪華スター競演。予測不能!「謎解きアドベンチャー」大作が爆誕!
ド派手でクレイジーな展開の連続と、豪華なトップスターたちの個性と才気があふれ出す熱演!南の島の壮大なスケールと予測不能のアドベンチャーは劇場の大スクリーンでこそ観るべきゴージャズなハリウッドらしさ全開の贅沢な1本となること間違いなしの仕上がり!
人生に後ろ向きな恋愛小説家ロレッタ(サンドラ・ブロック)は、ロマンティックな冒険モノの新作をようやく完成させたが、新刊の宣伝ツアーにイヤイヤながら強引に駆り出されてしまう。そこでは、彼女の作品の主人公「ダッシュ」を演じるセクシーカバーモデル、アラン(チャニング・テイタム)の薄っぺらな態度が鼻につき、イライラ絶頂!そんなロレッタの前に謎の実業家フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)が現れ、突然南の島に連れ去られることに。
なんと、彼はロレッタの小説を読んで、彼女が伝説の古代都市の場所を知っていると確信したのだった。そんなロレッタ誘拐事件を知り、南の島に真っ先に駆けつけたのは、目の前で助けられなかったことを悔やむあのウザいカバーモデルのアラン。精鋭を味方に島へとたどり着き、ロレッタを探し出せたまでは良かったが、まるっきり好対照な性格の2人。
この南の島から脱出するためにしぶしぶ手を組むも、大自然の過酷な環境に予測不能のハプニングが連続!果たして、実業家が狙っているロストシティとは何なのか?彼らはこのロストシティに隠された「謎」を解き明かし、無事に抜け出すことができるのだろうか!
鬱蒼と生い茂ったジャングルをバックに、およそ似つかわしくない出で立ちのキャスト陣。炎に包まれ何をどうしてこうなったのか、映画を観る前から興味を惹かれるポスターである。
製作も手がけるサンドラ・ブロックが満を持して臨んだアドベンチャー映画。
だが、ただのアドベンチャーではつまらない。アクションとコメディが融合されたスペクタルな作品に仕上がっている。
サンドラ・ブロックは考古学者だった最愛の夫を亡くした未亡人のロレッタ。ベストセラー作家だがここ最近は執筆に行き詰まり窮地に立たされている。
そしてアラン役チャニング・テイタム。ロレッタの作品の表紙を飾るモデル役だ。賢くはないが勇気があり頼りになる相棒へと変貌していく。彼の鍛え上げられた肉体美は必見。個人的には是非お尻に注目してもらいたいところだ。
更にアクション映画に欠かせないのは悪役である。億万長者だが自分の思い通りにならないと手段を選ばない幼稚なキャラクター。そんなヒールにダニエル・ラドクリフが大抜擢されている。意外性はあるが細部までこだわり尽くされ見事に演じきっている。
ロレッタの親友でプロデューサーでもあるベス役、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフも忘れてはならない。ロレッタとベスの絆はすぐに理解できるだろう。彼女はもう一人の冒険者でもある。本作のアクセントとして無くてはならない存在だ。
そして特別カメオとしてまさかのブラッド・ピットが出演しているという嬉しいファンサービスまである。
そんな彼らの強烈なケミストリーが物語を盛り上げてくれる。
見所はたくさんあるが、サンドラ・ブロックの衣装である紫のキラキラしたジャンプスーツには是非とも注目してもらいたい。全身に散りばめられたスパンコールの数々。カメラの反射が映り込まないように特定の方法が施されている。胸元が大きく開き身体に密着しているがいやらしさを微塵も感じさせず妙に似合っているのが面白い。なぜジャングルでこの格好なのか、序盤から割と後半まで身に纏っているが、敵を操る小道具としても一役買っているところがニクい。
完璧なジャングル、古代文明をリスペクトしていることが伺える拘りのセットは素晴らしく、車の落下シーンは思わず悲痛な叫びを挙げそうになる。
痛快で大胆、ひと盛り上がりもふた盛り上がりもあるスリルの連続、深いことを考えさせずに楽しませてくれる極楽映画だ。
ぜひ劇場でポップコーンを頬張って鑑賞してもらいたい。
監督:アーロン・ニー&アダム・ニー
プロデューサー:ライザ・チェイシン、サンドラ・ブロック、セス・ゴードン
キャスト:サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ブラッド・ピット
日本語吹替版キャスト:本田貴子、田中圭、小野賢章、堀内賢雄
公式サイト
配給:東和ピクチャーズ
上映時間:112分(1時間52分)
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