「すみっこにいると、なぜか落ち着く。」そんなちょっぴりネガティブだけど個性的なキャラクター、すみっコぐらし。
その世界観は子どものみならず大人たちも魅了し、初めての劇場アニメ『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』は動員 120 万人を超える大ヒット!絵本の世界で繰り広げられるすみっコたちの優しい物語に日本中が癒されました。
そして2021 年秋、すみっコたちがふたたび映画館に帰ってきます!
今度の舞台は、すみっコたちが暮らす町。いつもの町に訪れる青い月の夜、ふしぎな物語は始まります。
とある秋の日、キャンプに出かけて行ったすみっコたち。
空を見上げると、いつもより大きく青く輝く月が。
「5年に1度おとずれる、青い大満月の夜。魔法使いたちが町にやってきて、夢を叶えてくれる」伝説のとおり、すみっコたちの町に魔法使いの5 人きょうだいが舞い下りてきた!
公園、スーパーマーケット、森の中。次々と魔法がかけられ、キラキラに彩られた町はまるでパーティー会場のよう。
やがて楽しい夜に終わりが近づき、月へ帰っていく魔法使いたち。そこにはなぜか…たぴおかの姿がすえっコのふぁいぶと間違えて連れていかれてしまって…?
恥ずかしがりやで、それぞれが悩みと訳ありで、すみっこに居ると落ち着くすみっコたち。今回はみんなでキャンプにお出かけして行楽を楽しみます。
そんな中、魔法使いの5人兄弟が舞い降りたけれど、魔法兄弟の末っコ”ふぁいぶ”と”たぴおか”が取り違えられた!さあどうする?すみっコたち―
終始ほんわかとした絵本の中のお話だが、今回主役級に輝いたのは”とかげ”である。”とかげ”にはお母さんがいて実は・・・と、衝撃の内容が含まれている。”とかげ”と母親が一緒に暮らせない理由に目頭が熱くなり、親子の愛を感じる素敵で可愛らしいストーリー。
前作に引き続いて、井ノ原快彦と本上まなみの柔らかく耳に心地のよいナレーションが魅力だ。
個性的なすみっコたちと、月夜にやってきた夢を叶える魔法使いの5人兄弟。ワクワクとする物語は子供だけではなく、大人も楽しめるストレスリセット映画である。