大河俳優集結!司馬遼太郎原作、激動の時代・幕末を描いた国民的ベストセラー、「燃えよ剣」が完全映画化!新時代の幕開けに放つ、スペクタクル・エンタテインメント超大作!
『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』に続き日本の変革期を描く名匠・原田眞人監督のもと、今や日本の映画界に欠かせない俳優、岡田准一が主演。柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明と、豪華俳優が集結!
撮影は西本願寺など世界遺産や国宝級建造物での一大ロケを敢行。さらに、名高い池田屋事件の舞台である池田屋をオープンセットで完全再現。歴戦の数々には、総勢3000名を超えるエキストラを動員。緊迫感溢れる超一級の殺陣から圧巻スケールの戦闘シーンまで、大迫力のアクションが観る者を圧倒する。日本映画史に残る歴史スペクタクル超大作の誕生!
土方歳三と「新選組」は、いかにして歴史に名を刻む【伝説(レジェンド)】となったのか―⁈時代の大きな変化の中、剣を手に命を燃やした男たちの知られざる【愛】と【戦い】、そのすべてがいよいよスクリーンで明かされる!
武州多摩の”バラガキ“土方歳三は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇、沖田総司ら同志と共に京都へ向かう。徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。
土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率、新選組は倒幕派勢力制圧に八面六臂の活躍を見せる。お雪と運命的に出会い惹かれあう土方だったが、時流は倒幕へ傾いていきーーー
剣を手に命を燃やした男たちの知られざる【愛】と【戦い】が、今幕を開ける!
時代を追うな。
夢を追え。
新選組副長・土方歳三の生涯を描いた司馬遼太郎の歴史小説を、「関ヶ原」の原田眞人監督&岡田准一主演という再タッグで新たに映画化したこの作品。
長らく公開延期となっていたが、この秋いよいよ公開となる。
物語は江戸時代末期。
日本の歴史上の人物の中でも絶大な人気を集める土方歳三が、どのような経緯で武州多摩の農家から京都へと向かい、新撰組「鬼の副長」として恐れられるまでになったのか。
そして生涯を終える最後の時まで戦い続けたのかを、まるでドキュメンタリーを観ているかのような切り口で映し出していた。
黒船の来航、佐幕派と討幕派の対立など歴史を大きく動かしたその中心に新選組はいた。
新選組と言えば近藤勇・沖田総司など華のある人物ばかりだが、今作を観た事で芹沢鴨が俄然気になった。
教養はあるけれど、酒や女にだらしなく粗暴。
救いようのない行動ばかりでかなり目に余るのだが、どうにもこうにも芹川鴨が強烈に印象に残る。
彼に扮した伊藤英明の演技力、存在感に改めて唸ってしまった。
土方歳三が愛した女性・お雪役を柴咲コウ、近藤勇役を鈴木亮平、沖田総司役を山田涼介が演じるという大河のような豪華俳優陣が勢揃い。
中でも鈴木亮平は、最早 近藤勇にしかみえないくらいハマり役だった。
激動の時代・幕末を描いた作品は数多くあるが、ドラマ性を重視するというよりは映画を観ながら歴史を学べるような、非常に重厚な仕上がりになっている。
自分自身はあまり幕末に詳しくないので、おそらく有名なのであろう出来事や、これまた有名なのだろう名刀、そして多くの著名人の名前が次々に出て来る事に頭がついて行かない部分もあったのだが、詳しい人ならばそれらも楽しめるのではないだろうか。
出演:岡田准一 柴咲コウ 鈴木亮平 山田涼介 尾上右近 山田裕貴
たかお鷹 坂東巳之助 安井順平 谷田歩 金田哲 松下洸平 村本大輔 村上虹郎
髙嶋政宏 柄本明 市村正親 伊藤英明
監督・脚本:原田眞人
原作:司馬遼太郎「燃えよ剣」(新潮文庫刊/文藝春秋刊)
配給:東宝=アスミック・エース
上映時間: 148分
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