『新感染 ファイナル・エクスプレス』から、4年後。荒廃した‘半島’を舞台に描くノンストップ・サバイバル・アクション!2016年、カンヌ国際映画祭でのワールドプレミアで驚愕と絶賛の嵐を巻き起こし、世界各国で大ヒットを記録した『新感染 ファイナル・エクスプレス』。
あれから4年、壮大な舞台に怒涛のカーチェイス、逆転に逆転を重ねるストーリー、前作を遥かに凌ぐ、すべてがスケールアップした続編が完成いたしました!
舞台は『新感染』の4年後の‘半島’。人間を凶暴化させる謎のウィルスの感染爆発で荒廃した祖国に、ある任務を果たすため戻ってきた元軍人のジョンソクを、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督が初めて手がける韓国映画『ブローカー(仮)』への出演が決定しているカン・ドンウォンが演じ、前作『新感染』で監督を務め、韓国だけでなく世界で高い評価を受けたヨン・サンホ監督が引き続きメガホンをとります!
前作よりもさらに壮大なスケールで描かれ、250人を超えるVFXスタッフにより作り上げられたビジュアルと20分に及ぶ刺激的なカーチェイスは圧巻です。カンヌ映画祭オフィシャルセレクションにも選出され、本国では今年7月に2,338スクリーンで公開され、大ヒットを記録。コロナ禍にあえぐ韓国映画界において‘救世主’と讃えられ大きな話題を呼んだ本作が、ついに日本上陸です!
パンデミックが半島を襲ってから4年後。香港に逃げ延びていた元軍人のジョンソク(カン・ドンウォン)は、ある任務を遂行するために半島に戻ってくる。任務とは、チームを組み3日以内に大金が積まれたトラックを回収して半島を脱出すること。
チームはウィルスにより凶暴化した人間たちから逃れ、順調にトラックを手に入れるも、突如とし631部隊と呼ばれる民兵集団に襲われてしまう。トラックも奪われ、危機一髪となったジュンソクを救ったのはミンジョン(イ・ジョンヒョン)母娘。そして、彼らはともに半島を脱出するために協力することになり・・・。
2016年に公開され日本でも大ヒットとなった韓国発のゾンビパニックアクション「新感染 ファイナル・エクスプレス」
人間を凶暴化させる謎のウイルスが半島を襲った4年後を描く続編が今作「新感染半島 ファイナル・ステージ」となる。
義兄と共に香港に亡命し廃人のような暮らしをしながら生き延びていた元軍人のジョンソク。
家族を守れなかったという苦しみから逃れられない彼等は、ある任務を遂行する為ロックダウンされた半島に戻る事になった。
わずか3日しか与えられない上に非常に危険でキナ臭い任務の内容は、大量のドル紙幣が積まれたトラックを回収したのちに半島を脱出するというもの。
勿論、簡単に任務遂行とはいかない。
敵はゾンビだけだと思われていたがそうではなく、生存者達による民兵集団631部隊も彼等の前に大きく立ちはだかる。
内容的にはいかにもゾンビ映画という感じではあるが、命をかけて繰り広げられる壮絶な闘いはなかなか見応えがあった。
銃撃戦やカーアクションも見所のひとつだ。
631部隊の指揮官達が揃いも揃ってろくでもないので、心置きなく主人公を応援出来るのではないだろうか。
人気俳優カン・ドンウォンが主演でジョンソクを演じたのだが、「オオカミの誘惑」の頃とはまた違い大人の男性としての魅力が溢れていて目を喜ばせてくれる事間違いなし。
深い後悔を抱えて生きる悲壮感のある男という哀愁フィルターにより更にいい男に見える。
前作から引き続きヨン・サンホが監督を務めた。
韓国では7月に公開され、コロナ禍にあえぐ映画業界にとって救世主となったようだ。
日本では元旦からの公開となるが、年明け早々ゾンビパニックアクションを観るというのも面白いのではないだろうか。
監督:ヨン・サンホ『新感染 ファイナル・エクスプレス』
出演:カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョン、クォン・ヘヒョ、キム・ミンジェ、ク・ギョファン、キム・ドゥユン、イ・レ、イ・イェオン
2020年/韓国/116分/カラー/シネスコ/字幕翻訳:根本理恵/G
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