累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画「弱虫ペダル」。2008年に週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて連載開始され、連載は今年で12年を迎え、現在までで67巻が既刊されている大人気コミック。アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなど様々なコンテンツでメディアミックスされていますが、満を持して初の実写映画化。
主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(おのだ さかみち)。あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間のために、自分の限界や壁を越え、レースで勝利するための努力を覚え、奮闘していきます。
ロードレーサーの才能を見出され、自転車競技部に入部することになった小野田坂道(おのだ さかみち)役を、King & Princeとして歌・映画・ドラマ・舞台と活躍の幅を広げる永瀬廉。
誰かの為に頑張ったり、頑張る誰かを応援したりー。
あなたもきっと応援したくなる、誰かに想いを伝えたくなる、奇跡の物語。
主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通う、運動が苦手で友達がいないアニメ好きの高校生・小野田坂道(永瀬廉)。あることをきっかけに、自転車競技部に入部することになった坂道は、自転車選手としての思わぬ才能を発揮することになる。坂道の仲間で期待の新人エースの今泉俊輔(伊藤健太郎)や、マネージャーの寒咲幹(橋本環奈)、同じ自転車競技部のメンバーとともに自分の限界や壁を越え、初めて出来た「仲間」のために、レースで走る喜びを見出していくー。
https://youtu.be/xZ1AEanexp0
2008年に「週刊少年チャンピオン」にて連載がスタートして以来、漫画だけでなくアニメ・アニメ映画・舞台・小説・ドラマなど様々なコンテンツで愛されている人気コミック『弱虫ペダル』が遂に実写映画化!
スポーツ青春漫画の中では珍しい”ロードバイク”を扱った作品だが、主人公・小野田坂道が自転車競技について何もわからない全くの初心者なので一緒に学んでいけるような感覚になれる。
小野田坂道をKing & Princeの永瀬廉が務めているのだが、『うちの執事が言うことには』で名門烏丸家の若き当主 烏丸花穎を演じていた王子様のようなキラキラキャラと今作とは全く違う。
普段のKing & Princeとしての永瀬廉とも異なる新しい姿がそこにあった。
小野田は生粋のアニメオタクなのだが、そこを誇張しすぎず自然なヲタ感を出しており好感が持てる。
小野田はアニメへの愛故に、小学生の頃から地元の千葉から秋葉原までママチャリで毎週往復している。どうやら千葉から秋葉原までは40キロ近い距離があるらしい。
その習慣が知らぬ間にトレーニングを積んでいるような状況になっている小野田坂道。
そんな彼は実はとんでもない逸材なのでは?!といち早く気付いたのが自転車競技部の次期エース候補・今泉俊輔(伊藤健太郎)とマネージャーの寒咲幹(橋本環奈)。
高校付近の坂道を鼻歌まじり(アニソン)に難なく登る所を見てから、2人は小野田に一目置くようになっていた。
学校生活や恋愛の要素よりもロードレースに注力しているこの作品はある意味で相当振り切れているスポ根漫画だ。
重要な場面での勝ち負けやチームの連携の大切さ、自分自身との戦いなども含めて観ていてスッキリする。
それにしても「裏門坂レース」「1年生ウェルカムレース」「インターハイ予選」その他、強化合宿も描かれている事から撮影の過酷さは相当なものだったろう。
それを共に乗り越えた事もあってか、小野田・岩泉は勿論、「浪速のスピードマン」鳴子(坂東龍汰)や総北高校自転車競技部の部長 金城(竜星涼)、玉虫色の長髪と独特のダンシング(立ち漕ぎ)が特徴の巻島(栁俊太郎)、同じく3年生の田所(菅原健)らのやり取りや試合のシーンはチーム感があり息が合っていた。
スポーツに打ち込んだ人も、そうでない人も、チームの為にそれぞれの個性を活かし飛躍する姿に熱くなるのではないだろうか。
主演:永瀬廉(King & Prince)
出演:伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、柳俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)・竜星涼 / 皆川猿時
原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
監督:三木康一郎
脚本:板谷里乃・三木康一郎
主題歌:King & Prince「Key of Heart」(Johnnys’ Universe)
制作プロダクション:デジタル・フロンティア
協力:ワイズロード
製作:「弱虫ペダル」製作委員会
配給:松竹株式会社
©2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 ©渡辺航(秋田書店)2008