シャーリーズ・セロン主演,『ロング・ショット僕と彼女のありえない恋』,2020年1月3日公開 ,作品レビュー,セス・ローゲン,ラブコメ,公開日,あらすじ,ストーリー,感想,レビュー

作品紹介

女性の活躍が目覚ましい現代において、シンデレラストーリーを夢見るのはもはや女性だけではない。
大統領候補のスーパーウーマンと失職中のダメ男。誰が見てもありえない男女が繰り広げるシニカルラブコメディは、全米でも大ヒット！
国務長官として働くシャーロットを演じるのは、オスカー女優のシャーリーズ･セロン。一方、シャーロットに憧れを抱くうだつが上がらないジャーナリストのフレッド役には、人気コメディ俳優のセス･ローゲン。
そして、メガホンを取ったのは、『50/50 フィフティ・フィフティ』で高い評価を受けたジョナサン・レヴィン監督。
現代社会を背景に、アメリカンジョーク満載のラブコメディへと完成させた。年明け早々、笑って、恋して、大興奮！

ストーリー

アメリカの国務長官として活躍する才色兼備なシャーロット･フィールドは、大統領選への出馬を目前としていた。そんなある日、シャーロットが出会ったのは、ジャーナリストのフレッド･フラスキー。才能はあるものの、頑固な性格があだとなり、職を失ってしまう。一見、接点もなく正反対な2人だったが、シャーロットはフレッドにとって、初恋の人だったのだ。予想外の再会を果たした２人は、思い出話に花を咲かせる。その後、シャーロットは若き日の自分をよく知るフレッドに、大統領選挙のスピーチ原稿作りを依頼。原稿を書き進めるうちに、いつしか惹かれ合っていく２人。しかし、越えなければならない高いハードルがいくつも待ち受けることに……

作品レビュー

初の女性大統領目指し誰もが羨む美貌を持つ国務長官シャーロットと、ヒゲモジャにヨレヨレの服装をしたフレッド。どう見ても不釣り合いな二人のラブコメディである。
フレッドはジャーナリストだったが仕事熱心で、頑固な性格が仇となり無職の身となってしまう。

そんな矢先に偶然初恋の相手シャーロットと再会を果たす。シャーロットはフレッドが書いた過去の記事を読み、自分がスピーチするライターにならないかと提案し、フレッドは流されるまま承諾する。

世界を駆け巡る国務長官シャーロットとライターのフレッドは四六時中一緒に過ごし、顔を合わせるうちにお互い惹かれあっていることに気づく。
だが大統領候補としがないジャーナリスト。立場が違いすぎるふたりに試練が訪れる――。

オスカー女優のシャーリーズ・セロン演じるシャーロットがとにかく魅力的。

才色兼備であることはもちろんのこと、ユーモアもあり人間味あふれる性格がとても印象的である。そして確固たる信念を持ち大統領を目指している。
対するコメディ俳優のセス・ローゲン演じるフレッドは信念こそあるが頑固で融通がきかない。だがセンスあるスピーチシナリオを書き、シャーロットの好感度アップに貢献している。

男女関係なく仕事が出来る人間は、必然的に支えと癒しを求めたくなるので、シャーロットがフレッドに惹かれるのは意外と納得いく展開かもしれない。

アメリカらしい多少の下品さもあるが、一癖ある脇役やずる賢い敵など、とても分かりやすく王道だからこそ飽きのこない作品に仕上がっている。

本物の国防長官の日時は分からないがプライベートジェットやヘリコプターでの移動、素晴らしい内装のホテルに華やかなパーティー。セレブの世界が垣間見れるのも見所の一つだろう。
ごく最近フィンランドで34歳4歳の女性大統領が就任したが、アメリカでもシャーロットのような女性リーダーが誕生したら世界はどう変わるだろう。
それほど先ではないだろう未来にとても興味がある。

2020年1月3日（金）ユナイテッド・シネマ札幌にて公開！

監督：ジョナサン・レヴィン（『50/50 フィフティ・フィフティ』『ウォーム・ボディーズ』）
脚本：ダン・スターリング、リズ・ハンナ（『ペンタゴン・ペーバーズ／最高機密文書』）／原案：ダン・スターリング
出演：シャーリーズ・セロン、セス・ローゲン、オシェア・ジャクソン・Jr、アンディ・サーキス、アレクサンダー・スカルスガルド
原題：LONG SHOT
上映時間：125分
配給：ポニーキャニオン
提供：ポニーキャニオン／アスミック・エース
公式サイト
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