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ジェームズ・ワン製作『アナベル 死霊博物館』 作品レビュー


『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』×『死霊館』のスタッフによる史上最恐サスペンスホラー誕生!

作品紹介

2013年10 月に公開された『死霊館』(『THE CONJURING』)で日本を恐怖のどん底に陥れたアナベル人形。その人形は実在し、現在もコネティカット州にある博物館に保管され、月に 2 回、神父による祈祷が行われている。そんなアナベル人形の誕生と経緯を描いた『アナベル 死霊館の人形』(2014)『アナベル死霊人形の誕生』(2017)は、大きな話題を呼んだ。
この度公開となる『アナベル 死霊博物館』は、『死霊館』シリーズではおなじみのウォーレン夫妻の登場が発表されており『死霊館』と『アナベル』を繋ぐ重要な位置づけとなる作品として注目を集めている。ウォーレン夫妻を演じるのは『死霊館』シリーズ 同様、パトリック・ウィルソンとベラ・ファーミガ。そして、夫妻の娘であり本作の主人公ジュディを『ギフテッド』や『アイ、ト ーニャ』『キャプテン・マーベル』などハリウッド話題作に引っ張りだこの注目子役、マッケナ・グレイスが演じる。

ストーリー

「”そこ”にあるものは、全て呪われ封印されている」 超常現象研究家のウォーレン夫妻の家。その地下にある保管室の展示物は全て死霊の呪いが憑りついたいわく付きの品々で、夫妻によってその呪いを封印されていた。保管室の最も奥にあるガラスケースにアナベル人形を封印するシー ンから映像は幕開ける。かつて、とある夫婦を想像を絶する恐怖に陥れた呪いのビンテージ人形アナベル。その力は極 めて危険であまりに強大のため、神父立会いのもと厳重に封印が施されたはずだった…。


ある日、ひと晩留守になるウォーレン夫妻に代わり娘のジュディの面倒を見るためやって来たメアリーとクラスメイ トのデニース。「あんたの家怖いものがあるんだって?」と聞くデニースに「地下にね」と答えるジュディ。「でも、大 丈夫。”そこ”にさえ入らなければ…」しかし次の瞬間には”そこ”=保管室に足を踏み入れてしまうデニースの姿が …!部屋の中は今にも動き出しそうな(いや既に動き出している?)不気味な品々でいっぱい!”警告 決して開けるな”と張り紙のされたアナベル人形のガラスケースにたどり着く。

すると何者かの気配が…。何かがおかしい。もう一 度ガラスケースに目をやると、そこにいたはずのアナベル人形がいない?! 「何かあったの?」と心配そうに尋ねる メアリーに怯えきった様子でアナベル人形を「外に出した」と打ち明けるデニース。さらに、「他に何か触った?」と 涙目で問うジュディ。そしてデニースからは最悪の答えが。「全部に…」解き放たれたアナベルの力によって、ありと あらゆる展示物に夥しい死霊が憑りつき、そこはまさに、死霊の博物館と化した。逃げ場のない館で、狙われた少女たちに最恐の呪いが襲いかかる…!!

作品レビュー

アナベル人形が再び!!

かつて、とある夫婦を恐怖のどん底に陥れたアナベル人形。
2013年公開の映画『死霊館』で初登場した“アナベル”だが、アメリカ・コネティカット州にあるウォーレン夫妻の博物館で実際に保管されている呪いの人形がモデルとなっている。
そもそもこの博物館は、超常現象研究家のウォーレン夫妻により集められた”世界中の呪われた品や悪魔が封印された道具”などを保管している倉庫のようなもの。
この中でも特に厳重に管理されるアナベル人形は、現在でも月に2回ほど神父による祈祷が行われているというのだから一体どれ程の力を持つのか想像しただけでも恐ろしい。
恐ろしいけれど気にはなる。
ただ、実際にその場に足を踏み入れるのは怖い。
でもやはり気になる…
そんな自分にはこの映画はぴったりだった。
「死霊館」シリーズのジェームズ・ワン製作のもと、「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」の脚本家ゲイリー・ドーベルマンが監督・脚本を手がけた作品という事でどのように仕上がっているか楽しみにしていたが、久しぶりに超古典的に体がビクッとなるタイプのホラー映画だ。

今作の『アナベル 死霊博物館』は『死霊館』と『アナベル』を繋ぐ重要な位置づけとなる作品だが、どちらの作品も観ていない人でもすぐにこのアナベル人形と死霊博物館両方の恐ろしさを理解するだろう。
冒頭から呪いの人形として登場するアナベルの存在感は絶大だったが、死霊の呪い付きの品々もそれはそれは強力だ。

後から知ったのだが、実際のアナベル人形は何の変哲も無いぬいぐるみであり、怖いというよりもむしろ可愛い。
正直な話 映画に出てくるアナベル人形は見るからに悍しく、この人形を家族の為に買おうとは思わないだろうと感じていたので腑に落ちた。
という事は、子供達に人気の普通の人形にも今後悪霊が取り憑く可能性があるかもしれない。

それにしてもアナベル、チャッキー(チャイルド・プレイ)、ウッディ(トイ・ストーリー)と今年はなんだか人形周りが大活躍(?)している上に、飼い犬のマックス達(ペット2)までもが外に飛び出して大冒険をしているので、自分の不在時の家の状況が気になってきている人もいるのではないだろうか…
あまりいないとは思うが、ゼロではないと踏んでいる。
というか、自分がその少数のうちの1人なのだが、今作の”悪い霊もいるけどそのおかげで良い霊がいる事にも気付ける”という有り難いお言葉(勿論ウッディやマックスは霊の話ではないけれど)により、とりあえず今の所は不安無く家を出る事が出来ている。

予告動画

アナベル 死霊博物館』9月20日札幌シネマ・フロンティア、ユナイテッド・シネマ札幌 他で公開

監督・脚本:ゲイリー・ドーベルマン(『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』)
製作:ジェームズ・ワン(『死霊館』『ワイルド・スピード SKY MISSION』『アクアマン』)
出演:マッケナ・グレイス、マディソン・アイズマン、ケイティ・サリフ、パトリック・ウィルソン、ベラ・ファーミガ ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
2019 年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/原題:Annabelle Comes Home
上映時間:106 分
公式サイト
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投稿者プロフィール

兼平ゆきえ
兼平ゆきえ
映画・音楽・本 など 観たり聴いたり読んだりと忙しく過ごすのが好きなインドア派。恵庭発 北海道のMUSIC&ART情報サイト From E…代表。不定期で企画LIVEを開催。2018年7月から 恵庭市のコミュニティFM e-niwa にて、映画や音楽の話を中心とした番組『From E…LIFE(フロムイーライフ)』を放送開始。
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