最新VFXを駆使して描かれた地球征服の3日間が、世界に衝撃を与えた『スカイライン-征服-』から7年。
なす術のない人類をリアルに描く侵略SFから、遂に人類が地球奪還に立ち上がるバトルSFへの超進化を遂げた続編が帰ってくる!エイリアンvsシラット。最新VFX映像と最強格闘術の融合が、誰も見たことのなかったハイブリッド・バトルSFを誕生させた!
突如として世界各地に現れ、地上から人々を吸い上げていく未確認飛行物体。軍隊の攻撃も空しく、地球はわずか3日間で征服された。しかし、人類反撃の希望は僅かに残されていた…。
息子のトレントを追って宇宙船に吸い込まれたLAの刑事マークは、内部からの破壊に成功して、ラオスに不時着した艦内から脱出する。反政府勢力を率いるスアと出会ったマークは、彼らのアジトでエイリアンを倒すヒントを掴むが、そこにも敵の侵略の手が伸びていた!
いま、地球の支配者の座を賭けて、残されたわずかな武器と肉体を駆使した最終決戦のときが迫っていた・・・
この映画を好きか嫌いかで分けると嫌いなタイプである。単なるSFエイリアン襲撃型アクションと思い油断して観たところ、私の苦手なSFホラー映画だ。
前作を観ていないため無知識のまま鑑賞したが、宇宙船の青い光で吸引されエイリアンにアブダクションされた人々は、脳だけ取られてヒューマノイド型エイリアンに改造されちゃうという、それは恐ろしいお話なのだ。
エイリアンたちの姿は、まるで映画「プレデター」の侵略者のように見え、また映画「エイリアン」のクリーチャー型エイリアンにも見える。まさしくエイリアン✕プレデターを掛け合わせた生物のようである。
凶暴で残忍、人の脳を綺麗にスポンと切り取ってしまう。
そんなシーンを観たら、きっと怖くて眠れなくなってしまうだろう。
主人公の警官マークは、誘拐された息子を追って宇宙船の中へ。そこではエイリアンによる最悪の殺人が繰り広げられていた。
人類より遥かに高度な文明と、破壊力を持つエイリアンと、ヒューマノイド型のエイリアンたちと、マークと仲間たちの死闘が繰り広げられるのだがー。
期待しない人々が次から次へとあっさりと死んでしまう、予測不能の展開。カンフーアクションで無謀にもエイリアンに立ち向かうという、無茶苦茶さはB級SF映画っぽい。
エンディングロールはジャッキー・チェンの映画のような、面白NGシーンで笑わせてくれ、清々しい気持ちを与えてくれた。
全国では10月13日からすでに公開中。
ディノスシネマズ札幌劇場で11月23日から公開となっている。
【監督】
リアム・オドネル『スカイライン-征服-』(脚本)
【出演】
フランク・グリロ、ボヤナ・ノヴァコヴィッチ、ジョニー・ウエストン、イコ・ウワイス、ヤヤン・ルヒアン
原題:Beyond Skyline/2017年/シネスコ/ドルビーデジタル/106分
配給: REGENTS/ハピネット
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