毎年札幌市内中心部の秋の恒例イベントとなりました、第13回札幌国際映画祭が今年も10月11日~14日、札幌プラザにて開催されます。
普段は試写会場として利用する札幌プラザが、映画祭の期間中は、国際的イベントの雰囲気に包まれています。
今回はPRESSパスをいただきましたので、初日10月11日にインターナショナルセクションの「映画好きもびっくり」を観させていただきました。年間数百本の映画を鑑賞する私にはぴったりのテーマです。
6本のショートフィルムの中で面白かったのは、インドのドキュメンタリー・コメディ映画で「ニワトリとともに」アパートで雄鶏と暮らすとどうなるか?
それぞれの家族が言う愚痴的なクレームと、雄鶏の行動の激しさにビビるネコと家族の妙な空気感が、可笑しくて愛しくてたまらない短編映画。そして家族とニワトリは一体どうなるのでしょうか?
予告動画は下記参照。
他にも差別問題や、女性の健康と自立をテーマにした昨品もあり国際短編映画のクオリティの高さが伺えます。
札幌短編映画祭の取材は今回で2度目。初めて取材したのは6年ほど前で、当時は9月の開催でした。
強烈に自分の記憶に残る短編昨品があったのを覚えています。
アカデミー賞の短編映画部門でオスカーを獲得するレベルの、世界的な映画も出品される札幌国際映画祭。
これから世界で活躍するダイヤの原石的な映画監督の短編に出会える可能性もあります。
映画といえば長編映画だけ!と思っている方、芸術の秋にぜひ短編映画の面白さと、観る側の心に問うメッセージをキャッチしてみてはいかがでしょうか。
チケットは入り口で購入可能です。週末は混み合うことが予想されます。
期間中狸小路5丁目の会場付近は映画祭のムードが楽しめます!
上映中に機材トラブルがあり、字幕と映像がずれてしまった昨品が1本ありましたが、主催側からお詫びにと再鑑賞できる招待券を配布するという細かい配慮が、観客には嬉しいサプライズでした。
Sapporo International Short Film Festival & Market