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岩田剛典×杉咲花W主演!『パーフェクトワールド 君といる奇跡』あらすじ、感想

再会した初恋の人は車イスに乗っていたーー。
岩田剛典×杉咲花W主演。
ひたむきでピュアな気持ちが心を揺さぶる、感動のラブストーリー

作品紹介

インテリアコーディネーターとして働くヒロインと、事故で車イス生活となっていた初恋の相手との純愛を描く漫画「パーフェクトワールド」(講談社「Kiss」連載中)。
実在する車イスの建築士の方への取材をもとに、キャラクターの繊細な心の動きをリアルに描写し、絶大な支持を集めている人気ラブストーリーが映画化を果たします。

幼いころからの夢だった建築士となり、前向きに生きる主人公・鮎川樹に、EXILE/三代目J Soul Brothersのパフォーマーとしてはもちろん、役者としての活躍も目覚ましい岩田剛典。初主演を飾った大ヒット作『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』制作チームとの再タッグとなる本作で、笑顔の裏にある苦悩や孤独をも演じきり、役者としての新境地を開きます。

強くて優しい樹に惹かれ、全力で支えようとする健気でまっすぐなヒロイン・川奈つぐみには、『湯を沸かすほどの熱い愛』で数多くの賞を受賞し、若手演技派女優として注目を浴びる、杉咲花。フレッシュで今最も勢いがある二人が初共演し、誰もが共感せずにはいられないピュアなラブストーリーを体現します。主題歌はE-girlsが担当し、本作のために書き下ろされたミディアムバラード「Perfect World」が、作品を温かく包み込みます。

お互いを何よりも大切に思っているのに、「好き」だけでは越えられない数々の壁が立ちはだかり、すれ違う二人。様々な試練を乗り越えた先に、待ち受ける未来とは? 大切な人と、今、一緒にいられること、それ自体が奇跡――。大事なことにそっと気づかせてくれる、珠玉のラブストーリーが誕生。


ストーリー

もう恋をあきらめていた。君にまた出会うまでは…
ラスト、きっと愛する気持ちを信じたくなる感涙ラブストーリー。
インテリアコーディネーターの川奈つぐみ(杉咲花)は、高校時代の初恋の先輩・鮎川樹(岩田剛典)に久しぶりに再会する。しかし彼は、大学生の時に事故にあい、車イスに乗る生活を送っていた。最初は戸惑うつぐみだったが、建築士として前向きに生きる樹とふれあう中、彼への想いを再びつのらせていく。【私は――先輩が好きなんだ、今でも】そんなつぐみの、ひたむきでまっすぐな想いに、「一生、ひとりで生きていくって決めたんだ。」とかたくなだった樹も心を開いていく。一緒にいる幸せをみつけた2人だったが、やがてある事件が起き…。大切な人と出会い、いくつもの壁を乗り越えながら、絆を深めていく2人がたどりついた結末とは…。

作品レビュー

障害者との恋愛がテーマ。
高校時代の初恋の人・鮎川樹(岩田剛典)と社会人になってから6年振りに出会うヒロイン・川奈つぐみ(杉咲花)。

交通事故で障害を負い、車椅子生活となった樹。つぐみは戸惑いながらも彼に恋をする。

誰かの重荷になりたくはないと、恋愛を諦める樹と、樹の母の思い、そしてつぐみの両親の思い。
周囲の事情に縛られながらも、愛を育てるふたりの物語をソフトなタッチで描いている。

イケメンで才能があり素敵な一級建築士の樹。
仕事に対して真摯に取り組み、真面目で人一倍優しい彼にどんどん惹かれていくつぐみ。

しかし樹は脊髄損傷で歩けないだけでは無く、脊髄損傷の合併症で他の病気になるリスクも高い。

生半可な覚悟では、パートナーの健康まで背負うことはできない。相手の人生と将来に渡っての介助も含めての包容力が必要だ。

互いの人生を思い、迷い苦しみながら求めて合うふたりの様子が痛々しく伝わり、時々目頭が熱くなる。

岩田剛典主演の恋愛映画は『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』以来。喧嘩やサスペンス映画に出演する機会が多かったが、ファン待望のラブストーリーである。

主人公・樹の名が『植物図鑑』の樹(いつき)と同じ名前で、岩田剛典は樹という名に縁があるようだ。

タイトルはパーフェクト・ワールド。
君と一緒にいる人生こそが完璧とタイトルがハッピーエンドを物語っている。ふたりの関係が少しずつ変化する爽やかなラブストーリー。

予告動画

出演:岩田剛典、杉咲花
須賀健太  芦名星  マギー  大政絢
伊藤かずえ  小市慢太郎  / 財前直見

原作:有賀リエ「パーフェクトワールド」(講談社「Kiss」連載)
監督:柴山健次  脚本:鹿目けい子  音楽:羽毛田丈史
主題歌:E-girls「Perfect World」(rhythm zone)
配給:松竹  LDH PICTURES
制作プロダクション: ホリプロ
上映時間:102分

©2018「パーフェクトワールド」製作委員会

 

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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