• 道内最大級の映画レビューサイト

伝説の試合を再現!『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』あらすじ 感想

 

テニス界で最も美しい男・ボルグ【氷の男】  
VS最も荒々しい男・マッケンロー【炎の男】
1980年ウィンブルドン決勝戦。
人生のすべてを賭けた極限の3時間55分とは──?

作品紹介

2017年トロント国際映画祭のオープニングとして上映され大喝采を浴びて、世界各国の映画祭で観客賞を獲得し続けている本作が遂に日本に上陸します!

頂点に立つ者と追いかける者の孤独と葛藤。生きるか死ぬかの鬼気迫る闘いの表と裏に迫る熱狂と興奮の最高潮。そして訪れる押し寄せる感動!

ストーリー

テニスブームに沸く1980年、対極的な2人のスタープレイヤーの戦いに世界中が熱狂していた。5度目のタイトル獲得を目指す冷静沈着なボルグと、短気でトラブルメーカーのマッケンロー。トップを走る2人が極限の精神状態で挑んだ世紀の試合とは。歴史に名を残すテニスプレイヤーの真実が今明かされる―。

試写の感想

ボルグとマッケンローの試合。
テニスの黄金時代と呼ばれていた頃のテニスの天才ふたりの実話。

ボルグは長髪でハンサム、氷の男と呼ばれ表情を表に出さない冷静なプレイヤー。
マッケンローはテニス界のヴィランで悪童や、アル・カポネ以来の最悪のアメリカ人と言われ、紳士のスポーツ・テニスのイメージを覆した激しさを持つ炎の男。

テニス史上、最もメディアを賑わせたライバルの対決。

アメリカ視点の映画と異なり、スウェーデン、デンマーク、フィンランド合作映画のため、ボルグのシーンはスウェーデン語で、マッケンローのシーンは英語となっており、伝記映画らしい作りになっている。

ウィンブルドンの試合は、技術だけではない強い精神力が必要とされ、それは凄まじい試合の流れと、それぞれの軌跡で感じ取ることができる。
ふたりの天才テニスプレイヤーの
壊れてしまいそうな、心の葛藤と深い人生を知る。

過酷な決勝シーンはマッチポイントの連続で、どちらが優勝しても不思議ではない伝説と呼ばれるに相応しい試合の再現シーンがある。

ボルグ役のスベリル・グドナソンは本人よりも更にイケメンで、マッケンロー役のシャイア・ラブーフはマッケンローに似た憎まれっ子タイプ。

ふたりとも、厳しい減量と肉体改造をし、世界の頂点であるテニスプレイヤーを演じた。

ボルグのコーチ役は、スウェーデンの名優ステラン・スカルスガルド。8月24日公開の「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」には3人の父親の1人として出演。

『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』では、シリアスな演技を見せるが、「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」ではコミカルな役を演じている。

テニスに興味が無い方が観ても、格闘技を観てるようで楽しめる映画だ。

予告動画

8月31日 札幌シネマフロンティア 他全国ロードショー

 

監督 :ヤヌス・メッツ
キャスト: シャイア・ラブーフ/スベリル・グドナソン/ステラン・スカルスガルド/ツヴァ・ノヴォトニー
上映時間 108分
製作国 スウェーデン、デンマーク、フィンランド合作
配給会社 ギャガ
原題: Borg/McEnroe

公式サイト

© AB Svensk Filmindustri 2017

 

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
error: Content is protected !!