SWシリーズ屈指の人気キャラクターであるにもかかわらず、ダース・ベイダーやルーク・スカイウォーカーのように特別な力(フォース)を持つわけではない。だが、予測不可能な大胆さで、あらゆる世代を魅了し続ける男、ハン・ソロ。
その“若き日々”を演じるのは誰か――全世界注目の中、この大役を勝ち得たのは、コーエン兄弟の「ヘイル、シーザー!」で脚光を浴びた新星オールデン・エアエンライク。
さらに、「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズのアカデミー賞®監督ロン・ハワードも参画し話題沸騰!今年1番の話題作に、いやがうえにも期待は高まる!
時代を超えて愛され続ける<永遠のヒーロー>の条件とは…?世界はまもなく、その答えを知る。
スター・ウォーズのヒーロー伝説は、ここから始まる!
シリーズ屈指の人気を誇るハン・ソロは、いかにして愛すべき悪党<ハン・ソロ>となったのか!?
スター・ウォーズのヒーロー伝説のはじまりを描く、ノンストップ・アクション大作。銀河一のパイロットを目指すハン・ソロと、生涯の相棒チューバッカ、そしてミレニアム・ファルコン号との運命の出会いとは?
やがて彼は、謎の美女キーラらと共にカリスマ性を持つベケットのチームに加わり、 “自由”を手に入れるために莫大な金を生む“危険な仕事”に挑む!
SWシリーズは東京でのプレミアム上映のみで、5月25日から全米公開済みなのに、今回もマスコミ試写会は開催しなかったため、チケットを買い初回上映を観に行った。
劇場は空席が目立ち、座席は3分の1も埋まっておらず、本家スター・ウォーズほどの盛り上がりは無かった。
SWのスピンオフ作品は個人的には、アレ?という作品が多く「ローグ・ワン」に関しては途中で寝てしまうほどピンと来なかったので、期待をせずに観に行ったが、結果から言うと娯楽エンターテイメントらしい映画として楽しめた。
ハン・ソロの名前の由来と、チューバッカとの出会い、ハン・ソロがウーキー語(チューバッカ語)を話せることや、ミレニアム・ファルコンをどのようにして、ランドから譲り受けたかを知る。
新キャラのヒロイン・キーラは、若きハン・ソロの恋人。美しいヒロインとして、エミリア・クラークが演じている。
2012年には「世界で最も美しい顔100人」の堂々1位に選ばれたほどの美貌の持ち主。2016年公開の「世界一キライなあなたに」に出演した時よりも妖艶な雰囲気で、彼女の存在感が光っている。
敵とのバトルだけではなく、ハン・ソロとキーラの恋愛模様、チューバッカやランドとの友情、そしてトリッキーなどんでん返し、巻き起こるハプニングは予想外にスリリング。
広い宇宙で、その生涯を共にする友人と出会えることは奇跡に近い。偶然の連続が感動を与えてくれる。
監督はロン・ハワード。2001年の「ビューティフル・マインド」でアカデミー賞・監督賞・作品賞を受賞。数々の名作映画を世に送り出している。ロン・ハワード監督ならではのサスペンス性もあり。
全米での興行成績が伸び悩んだようで、残念ながら続編は期待できない。エンディングロールにも続編へと繋がる映像が無かったので、今回だけのスピンオフとなる模様。
原題: Solo: A Star Wars Story
監督:ロン・ハワード