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シリーズ最終話『メイズ・ランナー:最期の迷宮 』あらすじ 感想

 

巨大な謎の迷路に送り込まれた若者たちを主人公にした、人気シリーズ第3弾にして完結編『メイズランナー最期の迷宮』

ストーリー

巨大迷路から脱出するために、3年もの歳月を費やしたトーマスと仲間たち。だが、謎は深まるばかり。囚われた仲間ミンホを救うため、そして、自分たちが閉じ込められた理由を解明するため、彼らは決死の覚悟で難攻不落の伝説の迷路に逆侵入することを決断する。だが、彼らの前には謎の組織「WCKD」が立ちはだかる。
人類滅亡の危機を救う“治療法”とは一体何なのか。トーマスたちが目指す場所は、ほんとうに出口のない「メイズ=迷路」かもしれない。だが、謎を解かなければ、この世界は終わってしまう。挑戦しなければ、生き延びることは出来ない。全世界を熱狂させる大ヒットシリーズが遂に完結する!

試写の感想

原作はジェイムズ・ダシュナー。2009年「メイズ・ランナー」を出版し、全米で160万部もの売り上げを記録。監督は一作目、二作目に引き続き、ウェス・ボールが担当。斬新なビジュアルと、独自の映像センスを駆使しグレードアップしたのが最終話である。

一作目『メイズ・ランナー』何故か迷路で暮らすことになる、主人公トーマスと仲間の物語。この時点では謎は解明されず、彼らが迷路に送り込まれた理由は、明らかにならない。

★迷路の難易度が高すぎる上、キャストがイケメン揃いで話題なった作品。

2作目『砂漠の迷宮』
迷路からは脱出するが、WCKD(ウィケッド)と呼ばれる謎の組織に拘束され、フレアという感染病の治療薬のために、自分たちが実験台にされていた事実を知る。

フレアに感染し脳も冒されてしまうと、クランクと呼ばれるゾンビとなってしまう。
WCKDから逃げ出した彼らは砂漠を超え、クランクの攻撃をかわしながら、レジスタント集団に加わるが、トーマスのガールフレンド、テレサはWCKDに寝返り、仲間のミンホはWCKDに捕らえられてしまう。

★ラストが謎のストーリーで、クランク(ゾンビ)が出現するところは意外!

本作は仲間のミンホ奪還のための、ミッションからスタートする。ダイナミックな攻防戦と、チェイス・アクションは、前作より壮大なスケール。

軍事力のあるWCKDとの闘いに、観る者は絶望的な思いを抱くだろうが、ギリギリのところで、仲間の助けが来るのは、ティーン向けの小説ならでは。

絶体絶命を感じながらも、期待が持てる…原作のお約束が随所に散りばめられており、またクランク(ゾンビ)の登場が少ないため、安心して観ることができた。

★原題『MAZE RUNNNER THE DEATH CURE』のCUREは治すという意味、タイトルからもフレアの感染を治療するための、ヒントが隠されていることが伺える。

果たして彼らと、人類の未来はどのような結末を迎えるのだろうか?

 

『メイズ・ランナー:最期の迷宮』 2018年6月15日公開


原題・英題
MAZE RUNNNER THE DEATH CURE

【監督】ウェス・ボール
【キャスト】ディラン・オブライエン、カヤ・スコデラリオ、トーマス・ブローディ=サングスター、キー・ホン・リー、パトリシア・クラークソン、ローサ・サラザール
上映時間: 142分

公式サイト

© 2017Twentieth Century Fox Film Corporation

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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