菅田将暉 × 土屋太鳳
今最も勢いに乗る二人が、映画初共演で新境地を拓く!
青春恋愛映画の新たな金字塔、ここに誕生!!
2008年~2014年まで講談社「月刊デザート」で連載され、コミックス累計発行部数は610万部を突破(全13巻)している「となりの怪物くん」(ろびこ/講談社「KCデザート」刊)。
友達も全くいない、恋もしたことのないガリ勉・冷血な女子高生が、となりの席の問題児男子に、ふとしたことがきっかけで唐突に告白されたことから始まる物語。初めての友達、初めての恋、初めてのキス、初めてのケンカ、初めての三角関係…。何もかもが「初めて」同士の二人を中心とした、まっすぐだけど不器用な登場人物たちが織りなす繊細なヒューマンドラマが、女子高生だけではなく多くの層から支持を集めています。
そして、かねてより多くの原作ファンから映像化を待望されていた本作が、この度遂に待望の映画化となります。
主演の一人・吉田春を演じるのは、今最も勢いのある若手トップ俳優・菅田将暉。
また、同じく主演のヒロイン・水谷雫を演じるのは、映画『8年越しの花嫁-奇跡の実話-』(2017年)の大ヒットが記憶に新しい土屋太鳳。これまで『orange』(2015年)『青空エール』(2016年)のような、まっすぐでひたむきなキャラクターを演じることの多かった彼女が、あえてこれまでと全く逆の役どころとなる、恋愛をしたくない“冷血女子”の役に果敢に挑戦。
その他、古川雄輝、山田裕貴、池田エライザ、浜辺美波、佐野岳ら、若手実力派俳優が集結。瑞々しいキャストの競演がスクリーンを彩ります。
行動予測不能な超問題児で“怪物”と呼ばれる春(菅田将暉)と、ガリ勉&冷血の雫(土屋太鳳)は、二人とも恋人はおろか、友達もいない。二人は高校1年生の4月、雫が不登校のとなりの席の春の家に嫌々プリントを届けに行ったことがきっかけで出会う。
それ以来、春は雫を勝手に“初めての友達”に認定し、さらに唐突に「シズクが好き」と告白。仕事で家にいない母親に認められるために、幼い頃から勉強だけを信じてきた雫にとって、友達や恋人などはただの邪魔な存在でしかなく、はじめは無関心だったが、やがて春の本当の人柄に触れ、次第に心魅かれていく。そして春と雫の周りには、夏目(池田エライザ)、大島(浜辺美波)、ササヤン(佐野岳)ら、いつしか個性豊かな友達が増えていった。初めての友情、初めての恋愛。そして、春のライバル・ヤマケン(山田裕貴)の登場により、初めての三角関係も巻き起こり、二人の世界が変わっていく。それは春と雫にとって、初めて“みんな”で過ごす時間だった。
そんなある日、兄の優山(古川雄輝)が春のもとに現れたことがきっかけで、春は絶縁状態だった父親の元へ突如連れ戻されることになり、雫の前からも姿を消してしまう。なぜ、春は“怪物”になったのか?
そしてその真実が明らかになったとき、春と雫の恋の行方は―?
ろびこ原作の大人気少女コミックス『となりの怪物くん』
原作を楽しく拝見していた身としては、青春ラブストーリーというだけではないこの漫画の実写は “春”を誰が演じるのかが鍵なのでは?!と案じていた。
考えるより先に体が動くような突拍子もない高校生 春を演じられるのは菅田将暉くらいしかいない、と思っていた所 春役は菅田将暉だったのでひとまず安心。
クセのある父親 吉田泰造役が佐野史郎というキャスティングも良かった。
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問題児でまわりからは”怪物”と呼ばれている春(菅田将暉)と、唯一信じられるのが勉強という雫(土屋太鳳)
春と雫が友達になった夏目ちゃん(池田エライザ)、春の憧れ”委員長”のポストをつとめる大島さん(浜辺美波)、気の良いスポーツマン ササヤン(佐野岳)など、個性豊かな友達。
春のライバルでもあり雫の良き相談相手ヤマケン(山田裕貴)の出現もあり、楽しく苦い高校生活がスタートする。
仲間と共に成長していく姿が描かれている作品なので、主題歌・挿入歌となっている西野カナの楽曲と共に青春を感じて欲しい。
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コミカル部分の描写は思わず笑ってしまう程テンポ良く進んだが、シリアス部分は十分とは言えなかったように思う。
それぞれの幼少期の背景が重い為、13巻分を映画用に短時間にまとめなければならないというのは難しい部分も多いのだろう。
月川翔監督作は『黒崎くんの言いなりになんてならない』『君の膵臓をたべたい』などを拝見し、監督ならではのメリハリの効いた作品を思い浮かべていただけにそのあたりの描写が少し物足りなかった。
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菅田くんを始めとした今回のキャスト勢の高校生役はそろそろ実年齢的に無理が出てくる頃。
個性的な役を演じられるような、次を担う若手俳優の出現に期待したい。
『となりの怪物くん』2018年4月27日 全国東宝系にてロードショー
キャスト・スタッフ
菅田将暉 土屋太鳳
古川雄輝 山田裕貴 池田エライザ 浜辺美波 佐野岳
佐野史郎 / 速水もこみち
原作:ろびこ『となりの怪物くん』(講談社「KCデザート」刊)
監督:月川 翔
脚本:金子ありさ
音楽:林ゆうき
公式サイト
(C)2018映画「となりの怪物くん」製作委員会 (C)ろびこ/講談社