週刊少年ジャンプ連載中の異色コミックを『銀魂』「勇者ヨシヒコの冒険」シリーズの福田雄一が 山﨑賢人ら、自ら口説き落とした豪華キャストで映画化!
普通に生きたい。でも、隠しているのはとんでもない超能力。
やっかいすぎる恋と友情が吹き荒れるΨ(サイ)難だらけの文化祭が、開幕だ! 笑いで全てを吹き飛ばす、超(スーパー)エンターテイメント!
この作品は読んだ事が無かったのだが、ジャンプ愛読者なので 原作者 麻生周一先生の過去のジャンプ漫画はいくつか読んだ記憶アリ。
ギャグ+ギャグ+ギャグ+…
つまりはギャグの応酬というイメージだ。
個人的に 福田監督作品の笑いのセンスが大好きなので、今回の漫画実写化は一体どんな事になるのか?!と思いながら拝見。
監督もキャストも、それぞれが本当に良く頑張ってエンタテインメント作品に仕上げたのだろう。
各キャストの全力の演技に感心。
「冷静に物事を分析しながら普通らしくあろうと生きつつも やはり全く普通ではない」という難しい役柄 斉木楠雄をしっかりと表現してみせた 山﨑賢人の役者力。
燃堂力という まさかの高校生役ながら、作り出すその絶妙な空気が素晴らしい 新井浩文。
ある意味ただ1人有意義な学校祭を過ごした 海藤瞬は、吉沢亮の熱演が光る。
斉木家の平和なやりとりに心穏やかになり、安定のムロツヨシがまさにムロツヨシで その通常営業に更にホッとする。
主題歌となる ゆず『恋、弾けました。』がとても明るくキャッチーで、この映画に花を添えていた。
余計なお世話だと思うが、ここまでの長編では無く30〜40分くらいの短編を2作にした方が一層楽しめたかもしれない。
うん、本当に余計なお世話だ。
それにしても…
福田監督は美少女 橋本環奈にスゴイ顔をさせるのが好きだな、と改めて思う。
そんな監督の期待に応える 環奈ちゃんも素晴らしい。
散々長い文章を書いて申し訳ないが…
何が言いたいかと言うと「私も おっふ❤ と言いたい。」
それに尽きる。
監督・脚本:福田雄一
出演:山崎賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一
原作:「斉木楠雄のΨ難」麻生周一(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
主題歌:ゆず「恋、弾けました。」(セーニャ・アンド・カンパニー)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント=アスミック・エース
上映時間:97分
(c)麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会
公式サイト