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『ラストコップ THE MOVIE』あらすじ 作品レビュー

『ラストコップ THE MOVIE』

2015年に地上波スペシャルドラマとHulu配信で大ヒット!

30年の眠りから覚めた熱すぎ昭和デカと、草食系の平成刑事が、絶妙なボケとツッコミで挑む最大・最後の大事件!?

作品紹介

30年の昏睡状態から突如目覚めた、熱すぎる昭和デカ:京極浩介と、京極とバディを組むことになった草食系の平成刑事:望月亮太の凸凹コンビ。現代の常識も世間の空気も全て無視した時代錯誤なアナログデカと、現代っ子のデジタル刑事が絶妙なボケとツッコミを見せながら、豪快かつ破天荒な捜査で事件を解決するアクションコメディ「ラストコップ」!唐沢寿明と窪田正孝の息のあったコンビに加えて、佐々木希、藤木直人、小日向文世、和久井映見、黒川智花などの豪華キャストと竹内涼真、桜井日奈子、武田玲奈、伊藤沙莉など若手キャストが真剣に繰り広げる、観る者の想像を超えた重力無視のアクションとギャグの連続技にクセになる視聴者が続出!Hulu配信での大ヒット、地上波連ドラ放映を経て、その爽快なまでにハチャメチャな世界が更にパワーアップ!映画ゲストに、加藤雅也、吉沢亮、さらには、ふなっしー、そして、ふなっしーをモデルに造られたハイテクAIロボ:ブナッシーの声を演じる出川哲朗まで巻き込んで、遂にスクリーンに登場する!

昭和のアナログ刑事vsハイテク人工知能――そして、さらば!京極!?

映画になった「ラストコップ」はまさかの涙!?

これまで幾多のピンチを乗り切ってきた京極の不死身のパワーが、遂に限界に到達。自らの死を覚悟しながら、なんとか自分の生き様を亮太に託そうとする京極だが、その目の前で発生する、最新鋭の人工知能が巻き起こした大事件。昭和のアナログ刑事vsハイテク人工知能の対決の中、ニッポンの壊滅を阻止するため、京極は最後の決断をする…ハイテンションなギャグや、突っ込みどころ満載の秘密兵器、全員揃ってボケっぱなしの登場メンバーなど、ハチャメチャ要素はそのままに、映画の「ラストコップ」は、まさかの泣ける展開へ!?死を覚悟した京極を前に、京極に大切な生き方を教えられてきた仲間たちはどうするのか?そして、亮太と京極の愛娘・結衣との結婚は?そもそも、京極の命はどうなる!?アクション、ギャグ、ラブ、感動を詰め込んだ一大エンターテインメントが幕を開ける!

ふなっしー激似のハイテク人工知能が巻き起こす大事件!?

そんな中、不死身の京極の身体に限界が近づいていた…!

 ストーリー

30年の昏睡状態から目覚めた“昭和の熱血デカ”・京極(唐沢寿明)と、“平成のザ・草食系”の若手刑事・亮太(窪田正孝)の凸凹コンビ。京極の現代のルールを無視した豪快な捜査に、初めは振り回されっぱなしだったゆとり世代の亮太だったが、次第に京極以上の暴走を見せるまでに覚醒して、数々の事件をハチャメチャに解決していく息のあったコンビになっていた。
そんな中、世界的研究者の西園寺(加藤雅也)とその助手・藤崎(吉沢亮)により、京極らの勤務する横浜中央署に、最新鋭の人工知能が試験的に導入されることになる。ふなっしーに激似ながら、口の悪い人工知能ブナッシーに、新しもの好きな県警本部の本部長、神野(小日向文世)や、謎の秘密道具の開発に余念のない栞(伊藤沙莉)らが沸く中、当然のごとくハイテク人工知能を否定したアナログ刑事の京極だったが、事件解決を賭けた対決にあっけなく敗れてしまう。そんな京極に例のごとくつきあわされながらも、亮太はその異変に気づいていた。
頑なに反対していた愛娘・結衣(佐々木希)との結婚を、なぜか唐突に亮太に勧めてくる京極。30年の眠りから覚めて以来、不死身のパワーで事件を解決してきた京極だったが、その体が限界に近づいていることを隠していたのだった。そして、亮太がその事実を知り激しく動揺する中、藤崎の裏切りによって人工知能のマザーコンピューターが国際テロ組織の手に渡る事件が発生!残された力を振り絞って現場に急行する京極と、それを追う亮太。再び始まる、昭和のアナログ刑事vs最新技術の粋を集めた人工知能との対決の中、日本壊滅の危機を目の前に、京極は最後の決断をする…さらば!京極!?

ラストコップ THE MOVIE 予告

作品レビュー

連続ドラマの劇場版で、2015年と2016年にHuluと地上波で放送したストーリーの続編だが、ドラマを観ていなかったので人物背景が判らず…と思いつつも、丁寧な説明が本編前にあるので判りやすく鑑賞することができた。本編は予想以上にドタバタコメディ+刑事モノで、冒頭のアクションシーンはまるで戦隊ヒーロー物を観ているような豪華さ。

最近はメディアへの露出度が減ったふなっしーが登場し、ふなっしーを小型化した人工知能のブナッシーが、ストーリーをグチャグチャにかき回してくれるので、コメディとして思いきり楽しめた。
窪田正孝が演じる亮太のアクションのキレがカッコいい。4月29日公開の『帝一の國』で爽やかなキラキラオーラのイケメンを演じた竹内涼真が本作で演じる若山刑事は、残念なイケメンキャラで妙に可笑しかった。

物語に国際テロが登場し、人類を救うという世界系のストーリーへとスイッチしていくが、笑いのツボはそのままなのでラストまで飽きずに面白い。
疲労とストレスが溜まってる時に観ると、気持ちが軽くなる映画。2015年と2016年のドラマをストリーミングで学習してから観ると面白さが増す。

2020年、窪田正孝と唐沢寿明がNHKの連続テレビ小説『エール』で父子で共演中です。ラストコップを全制覇してから朝ドラ・エールを観ると更に楽しめることでしょう。

キャスト

  • 唐沢寿明
  • 窪田正孝
  • 佐々木希
  • 藤木直人
  • 小日向文世
  • 和久井映見
  • 黒川智花
  • 竹内涼真
  • 宮川一朗太

ゲスト:加藤雅也 、吉沢亮 、ふなっしー、ー 升毅

声の出演:出川哲朗

製作

監督:猪股隆一
脚本:佐藤友治
音楽:得田真裕
原作:「DER LETZTE BULLE」Red Arrow International
協力:横浜市
配給:松竹
主題歌:BLUE ENCOUNT「さよなら」(キューンミュージック)

公式webサイト:http://lastcop-movie.jp/

©2017映画「ラストコップ」製作委員会 Based on the German TV series “DER LETZTE BULLE”,distributed by Red Arrow International

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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