ヴィン・ディーゼルらシリーズおなじみのワイルド・スピード“ファミリー”が集結し、 ニューヨーク、キューバ、アイスランドなど世界中の都市を舞台に、 史上最大スケールのアクションが展開される!!
長い逃亡生活と、史上最悪の敵との激しい戦いを終え、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)、レティ(ミシェル・ロドリゲス)、ローマン(タ イリース・ギブソン)ら、固い絆で結ばれた“ファミリー”は束の間の日 常を味わっていた。 しかし、誰よりもファミリーを大切にしてきたドミニクのまさかの裏切りに よって、ホブス(ドウェイン・ジョンソン)は投獄され、ファミリーは崩壊 の危機に直面する。
残されたレティやローマンたちは、ドミニクの裏切りの背後に謎のサイ バーテロリスト(シャーリーズ・セロン)が関係している事を突き止め、 ドミニクを取り戻そうと試みるも、“ファミリー”の大黒柱で史上最強の ドライバーでもある彼に、誰もかなうはずがなかった。 そして彼らはドミニク取り戻すため、ファミリー最大の敵だったはずの デッカート・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と手を組む事に… 果たして、ファミリーの運命は!?
前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』製作中にブライアン役のポール・ウォーカーが他界し、その後初の続編が登場した。ワイルド・スピードといえばヴィン・ディーゼル&ポール・ウォーカー主演の映画だが、ポール・ウォーカーの居ないワイルド・スピードに少し物足りなさを感じつつ鑑賞。前作で敵のデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)がファミリーを助ける仲間として、ポール・ウォーカーの穴を埋める形になっている。
チームのリーダー・ドミニク(ヴィン・ディーゼル)の突然の裏切りで、ガールフレンドのレティを含むファミリーの絆が崩壊する。敵は美しくも残酷なサイバーテロリスト・サイファー(シャーリーズ・セロン)が登場し、悪魔のように冷静沈着に悪事を働き、ファミリーを容赦なく追い詰めてくる。
世界を襲撃するサイバーテロと対峙するスケールの大きさでシリーズの進化具合がわかる。サイバーテロにより車が自動運転で操られテロ攻撃を仕掛けられ、潜水艦が氷上を突き破りながら攻撃をしてくるという、誰にも予想ができないアクションが満載の上、ジェイソン・ステイサムが加わったことで、肉弾戦のキレ感が倍増した。更にオスカー女優のヘレン・ミレン、そして巨匠クリント・イーストウッド監督の息子スコット・イーストウッドが参戦しキャストが充実。
ヒリヒリする緊張感と、互いの信頼関係が傷つく様子が伝わり、ドキドキ感は前作を上回る。ワイスピ・ファミリーの応用力でいかにピンチを切り抜けるのか?頭脳と体力を目一杯に使った本作は『ストレイト・アウター・コンプトン』のF・ゲイリー・グレイ監督らしく、クールな音楽で映画を盛り上げてくれる!
■監督:F・ゲイリー・グレイ 「交渉人」、「ミニミニ大作戦」、「ストレイト・アウタ・コンプトン」
■キャスト:ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソンほか
■配給:東宝東和
■公式webサイト: http://wildspeed-official.jp/
原題:The Fate of the Furious / Fast & Furious 8
©Universal Studios.