『セッション』監督最新作 『ラ・ラ・ランド』歴史的快挙!!!
ゴールデン・グローブ賞 歴代最多7部門受賞!! デイミアン・チャゼル監督は 歴代最年少での監督賞受賞!!
<作品賞(ミュージカル・コメディ部門)/主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)/主演女優賞(ミュージカル・ コメディ部門)/監督賞/脚本賞/作曲賞/主題歌賞“City Of Stars”>
今、すべての人を歓喜と至福の頂点へ!
世界に興奮と熱狂を叩きつけた『セッション』監督最新作は、本年度アカデミー賞R大本命の極上のミュージカル・エンターテイメント!監督は28歳にして『セッション』で数々の賞レースを賑わせ、世界中を虜にした新進気鋭のデイミアン・チャゼル。
伝説の第2章が、胸が高鳴る華やかな音楽と共に幕を開けた! アカデミー賞Rを含む50を超える賞を受賞し、日本でも「かつてない衝撃」と劇的なブームを巻き起こした『セッション』から2年、全世界熱望のデイミアン・チャゼル監督の最新作が遂に完成した。
映画と恋におちた若き天才が新たに創り出したのは、歌・音楽・ダンス・物語─すべてがオリジナルにして圧巻のミュージカル映画。この鮮やかでどこか懐かしい映像世界で、一度聞いたら耳から離れないメロディアスな楽曲に乗せて繰り広げられるのは、リアルで切ない現代のロマンス─。
ベネチア国際映画祭でのエマ・ストーンの女優賞、オスカー前哨戦と名高いトロント国際映画祭での観客賞受賞と、「この途方も無い傑作を前に、僕らはみんな絶望的な気持ちさ」と、自身の作品宣伝中に白旗を揚げたトム・ハンクスをはじめとする、一足早く鑑賞した人々の熱狂に、各国メディアも「アカデミー賞Rに王手!」と話題騒然。“映画って本当に素晴らしい”という喜びで満たれる極上の映画体験を約束する、夢のエンター・テイメントがいよいよ日本上陸!
夢追い人の街L.A.(ロサンゼルス)、売れないジャズピアニスト:セブと女優志望:ミアの恋の行方は─?
再び映画史を変える、予想だにしない大仕掛けが、観るもの全てを〈ラ・ラ・ランド〉へと誘う。
夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……。
他人の言うことなんか気にしない自信家のセブには、アカデミー賞Rノミネート俳優のライアン・ゴズリング。『きみに読む物語』や『ドライヴ』など、ラブストーリーからアクションまで幅広い役柄を演じてきたが、本作では愛する人のために夢を諦めようかと迷う男の切ない想いをロマンティックに演じきった。繊細で甘い歌声を披露すると共に、3カ月間かけてピアノを習得、全編吹き替え無しの魂をこめた演奏で魅了する。
勝ち気な性格だが、恋と夢には真っすぐなミアには、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞Rにノミネートされたエマ・ストーン。全力で恋に飛び込むキュートな姿と、何度も挫折して傷つくピュアな心を演じ分けた。14年にはブロードウェイの舞台「キャバレー」の主演でも伸びやかな歌声とダイナミックなダンスを絶賛されたエマは、本作でベネチア国際映画祭女優賞に輝いた。
『セッション』の鬼教師役の怪演で、アカデミー賞R始め数々の賞を獲得したJ・K・シモンズが、今回も短い出演ながらスクリーンに圧巻の存在感を刻んでいる。また、セブをバンドに誘うキース役に、絶大な人気を誇るグラミー賞シンガーで、『グローリー/明日への行進』の主題歌でアカデミー賞Rを受賞したジョン・レジェンド。バンドが演奏する歌の制作に加え、本作ではエグゼクティブ・プロデューサーとしてクレジットされている。
作曲は『セッション』のジャスティン・ハーウィッツ、音楽プロデューサーはマドンナやビョークなど一流アーティストのアルバムや『ムーラン・ルージュ』を手掛けたマリウス・デ・ヴリーズ。振り付けは大ヒットTVシリーズ「glee/グリー」や「アメリカン・アイドル」のマンディ・ムーア。
このの映画に恋せずにいられない最大の理由、それは、高揚と陶酔の先にある、観るもの全ての感情を揺さぶる予想だにしない大仕掛け。それこそが─、ようこそ、ラ・ラ・ランドへ!
LA LA LANDとは ★ ロサンゼルス、主にハリウッド地域の愛称。 ★ 陶酔し、ハイになる状態を表す。 ★ 夢の国。
初めて君と抱き合った時に感じた。二人の夢は今やっと叶いそうだと─
女優になる夢を叶えようと、田舎町からロサンゼルスへ出て来たミア(エマ・ストーン)。映画スタジオのカフェでバリスタとして働きながら、オーディションを受ける日々を送っているが、チャンスが訪れる気配はまるでなかった。
ある夜、ピアノの音色に誘われてバーに入ったミアは演奏に心を動かされ、ピアニストに声を掛ける。だが、店長(J・K・シモンズ)の選曲に従わなかったせいでクビになったばかりのピアニストは、無礼な態度でミアを無視する。彼の名前はセバスチャン、通称“セブ”(ライアン・ゴズリング)、実は数日前に渋滞の高速道路で、出遅れたミアに激しくクラクションを鳴らした男だった。
なぜかあちこちで、偶然に出会う二人は、いつしか言葉を交わすようになる。世間では人気の落ちたジャズを愛するセブの夢は、自分の店を持って好きな曲を好きな時に演奏すること。初めはイヤミを言い合っていた二人だが、夢を熱く語るうちに、互いに惹かれ始めていく。
演技の研究のために、『理由なき反抗』を観に行こうと約束する二人。だがミアはその日に、付き合い始めたばかりのグレッグとのデートを入れていた。ディナーの席の退屈な会話に気もそぞろになるミア。その時、店のスピーカーから、セブが弾いていた曲が流れる。気が付けばミアは、映画館へと駆け出していた。
グリフィス天文台のシーンで手を握り、唇が触れかけた瞬間、古くなったフィルムが溶けて、場内に灯かりが点く。そのまま二人は丘の上の本物の天文台へと向かい、プラネタリウムの星座に見守られて恋におちていく。翌日から、ミアは独り舞台の脚本を書き始める。自作自演ならオーディションとはおさらばだというセブのアドバイスに従ったのだ。
片時も離れたくない二人はどこへ行くのも一緒、やがてミアはセブの部屋で暮らすようになる。とうとう脚本を書き上げたミアは、セブの夢も実現させるべく、店名とロゴを考える。励まし合い、夢を支え合い、二人は幸せの絶頂にいた。
だが、現実に向き合えば、レギュラーの仕事がないセブには店を出す資金などなかった。セブは知り合いのキース(ジョン・レジェンド)からの誘いを受けて、彼のバンドに加入する。ジャズの伝統を否定し、売れることを優先させるキースの考えに反感を抱いていたが、ミアのためにも安定した仕事が欲しかった。
セブのバンドのライブに出掛けたミアは戸惑いを隠せない。彼らの音楽には、あんなにセブが愛していたフリージャズの要素はカケラもないのだ。しかもバンドは大成功、レコーディングにツアーにと、セブは留守がちになり、ミアは一人淋しく舞台の準備を進めることになる。
ある夜、今のバンドの音楽が好きなのかというミアの一言から、大ゲンカに発展してしまう二人。君のために入ったと怒るセブを、「夢はどこへ行ったのよ?」と責めるミア。
ついにミアの独り舞台の日がやって来る。席はガラ空きで、終演後に客が「ひどかったな」と話すのが楽屋まで聞こえ絶望する。雑誌の撮影を終えて駆けつけたが間に合わなかったセブに、ミアは「終わりよ、何もかも」と告げると、故郷へと帰ってしまう。
数日後、セブの携帯電話に、ミアあてのキャスティング・オファーの電話がかかって来るのだが─。
新しい局面をむかえた、セブとミアの恋と夢の行方は─?
私の一番好きな映画がデイミアン・チャゼル監督の『セッション』。キリキリした師弟関係と、ラストのどんでん返しが好きで何度も観た映画。
しかし私はミュージカルが苦手…確かに素晴らしい作品も多いが観るのは一回で良い。台詞を歌に置き換えられると、何だか白々しくて映画に没頭できない。
『ラ・ラ・ランド』主演は、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーン。歌、ダンス、ピアノ の猛特訓を経て全編吹き替えなしで挑んだこの映画、良い意味で私の期待を裏切るミュージカルらしくないミュージカル映画だった。
冒頭はハイウェイでの歌とダンスシーンの大迫力から始まる。ミアの働くワーナースタジオのカフェ、坂の多い街並みやハリウッドを象徴とする壁画、LAに行った方は観たことある!が劇中で登場し、こんなあるあるシーンがアメリカ国民のツボなのかと思う。
暖かいLAのロケーション、音楽とファッションにミアとセブの恋愛事情が融合されて心地良い。LAの夜景をバッグに歌とタップダンス、グリフィス天文台での夢のようなダンスシーンに心をつかまれた。セブがCity of starsを歌うハモサビーチピアのシーンが切なくて印象的。
キース役のジョン・レジェンドの存在感の大きさと鳥肌ものの演奏シーンは、クール過ぎてため息が出てしまう。高校時代にジャズを学び、ミュージシャンを目指した経験を持つチャゼル監督の、ジャズへのリスペクトと愛がたっぷり詰まっている<夢の国>がLA LA LAND。
夢を追うふたりの恋の行方は?チャゼル監督映画は私の心にガツガツと入ってきて、ラストでは涙がポロポロとこぼれてしまった。
極上素敵な夢の国LA LA LAND!ロケ地巡りをしに、またLAへと行きたくなりました。
監督・脚本/デイミアン・チャゼル
原題: La La Land
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