全米映画ランキング初登場 NO.1!
職業、会計コンサルタント。本業、腕利きの殺し屋。
この男、いったい何者?
名前:クリスチャン・ウルフ
[完璧主義] [天才的頭脳][年収 1000 万ドルの資産家] [顧客:世界中の悪人] [武器マニア][命中率 100%のスナイパー] [暗殺スキルの達人] [無双のファイター]
国、マフィア、大企業ーーすべてをだます男の真の目的とは?
ベン・アフレックがいくつもの顔を持つ新たなアンチ・ヒーローを演じるサスペンス・アクション大作。
田舎町のしがない会計コンサルタント、ウルフ(ベン・アフレック)に舞い込んだ、大企業からの財務調査依頼。彼は重大な不正を見つけるが、なぜか依頼は一方的に打ち切られる。その日から、何者かに命を狙われるウルフ。実は彼は、命中率100%の狙撃の腕を持ち、世界中の危険人物の裏帳簿を仕切る“裏社会の掃除屋”でもあった。アメリカ政府も彼の存在に目をつけ、身元を洗っていたが、名前は偽名、本籍・私生活も不明、すべてが謎に包まれたウルフの正体を掴めない――この男、一体何者なのか?国、マフィア、大企業を敵に回してまで危険な仕事に手を出す、この男の真の目的とは?
冒頭から散りばめられた数々の謎への伏線は、高機能自閉症スペクトラムという障害を持った主人公ウルフの少年時代から始まる。
障害により他人との共存が難しくそれを危惧した軍人であるウルフの父親が、様々な特殊技能をウルフと弟に教え込んだ。
知的障害を伴わない自閉症である高機能自閉症は、ウルフの得意な数字の分野を開花しながらも、他人と関わることの緊張やストレスの中で育っていくことになる。
ウルフ役のベン・アフレックはバッドマン撮影時の体型や筋肉はそのままに、だが障害を持ちながらも闇のヒーローとなる珍しい役どころを演じた。ベン・アフレックは2ヶ月以上にわたり、マーシャル・アーツの技を会得しプロ並みの身体能力を身に着けたという。
完璧なヒーロー・バッドマンとは真逆のウルフに観客は共感し、心打たれることだろう。障害を持ちながらも裏社会のヒーローとなったウルフの軌跡を追い、彼の家族や友人との強い繋がりにはグッときた。
壮大な謎のパズルが 最後にすべてはまった瞬間、物語はやがて胸を打つ人間ドラマへと結実していくのだ。
スパイ映画とはちょっと違うサスペンスと、マーシャル・アーツと数式が得意な異色ヒーローの誕生に心踊り、上映時間の2時間8分が短く感じた。すべての複雑に絡んだ糸が解けた後は、また最初から観たくなるという不思議な感覚の映画。
公式サイト: consultant-movie.jp
上映時間 2時間8分
監督: ギャビン・オコナー
キャスト: ベン・アフレック アナ・ケンドリック J・K・シモンズ ジョン・バーンサル ジェフリー・タンバ― ジョン・リスゴー
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