ブラッド・ピッド主演 最新作
2人のラブストーリーは、衝撃と感涙の結末へ。
愛する妻にマリアンヌに向けられた、信じられない疑惑。72時間以内に疑いを晴らさなければ、妻の命はこの手で奪うことになる―
愛する人“マリアンヌ”の秘密とは――?
1942 年、カサブランカ。マックス(ブラッド・ピット)とマリアンヌ(マリオン・コティヤール)は出会った。
極秘諜報員とフランス軍レジスタンス――決して交わることのない人生を歩んでいたふたりは、ある重大なミッションによって引き寄せられる。
それは夫婦を装って、敵の裏をかき、ドイツ大使を狙う作戦だった。
その後、ロンドンで再会したふたり、愛が芽生え始めるのは自然のことだった。
しかしマリアンヌには愛した人にも決して言えない「ある秘密」を抱えていたのだった。
第二次世界大戦下、ドイツの政権支配下のフランス領モロッコ カサブランカからストーリーは始まり、それだけで期待感が湧いてくる。
スパイ映画特有のミステリアスな緊張感、モロッコという特殊な場所での任務の遂行により、距離を縮める二人…そして幸せな家庭を手に入れる。
ラブストーリーの結末であればここ迄で充分なのだが…
最近何かとお疲れ気味であろうブラピ、私生活の疲れが映像に出ているのではと気に揉んだが、スクリーンの中のブラピはとにかく美しく、かつての輝きを取り戻した正統派の男前だった。(白い帽子の女に出演時にはその劣化に涙した)
マリアンヌ役のフランス人女優マリオン・コティヤールが凄腕のスパイ、愛する女、そして母親、幅広い役を優雅に可愛らしく演じる姿に魅了された。
戦争中という緊迫した状況下でのラブストーリーは沢山あるが、どれも心に残る古き良き時代の名作「カサブランカ」のオマージュともとれるこの作品。
スリル、情熱、信用それと深い愛、歴史的な重厚な映像と共に観ていただきたい。
監督:ロバート・ゼメキス
公式サイト:http://marianne-movie.jp/
配給:東和ピクチャーズ
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