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【アラビアの女王 愛と宿命の日々】二コール・キッドマン主演 感想レビュー

  • 2016年12月17日

アラブの民はイギリスの貴婦人ガートルード・ベルを、“砂漠の女王”と呼んだ。
彼女の決断が、やがて世界を動かす――

ベルのミステリアスな魅力に取りかれ、メガフォンをとったのは第35回カンヌ映画祭監督賞『フィツカラルド』などのアカデミー賞ノミネート監督ヴェルナー・ヘルツオーク。そして力強さと美しさとカリスマ性を兼ね備えた彼女をアカデミー賞(R)女優ニコール・キッドマンが演じ、奇跡的なコラボレーションが結実。さらに『127時間』のジェームズ・フランコ、『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンら若手実力俳優らが脇を固め、異郷への憧れと恐れを見事演じきった。
『アラビアのロレンス』公開から50年超。アラビアの砂漠の地を旅したひとりの女性の壮大な大河ロマンが、100年以上の時を超えて誕生した。

 

ストーリー

20世紀初頭、ひとりの女性が英国を旅立ち、アラビアの地へ向かおうとしていた。彼女はイギリス鉄鋼王の家庭に生まれ社交界にデビュー、オックスフォード大学を卒業した才女ガートルード・ベル。自由なトラベラーであり、考古学者であり、諜報員ともなった彼女は、やがて“イラク建国の母”と称されるほどにアラビアの地に根付き、情熱を注いでいくのだった。望んでも叶わない2度の悲恋、ロレンスとの出会い、度重なる困難―-。それらが彼女のこころを嵐のように翻弄し大きな傷跡を残したとしても、約束の地こそが、彼女の大いなる生命の源となっていく――。やがて時代は大きなうねりとともに転換し、彼女はその渦の中心の存在となっていくのだった…。

 

感想レビュー

とにかく映像が美しい!砂漠ってこんなにいろいろな表情を持っているんだと、驚かされました。
そして、ニコールキッドマン演じるガートルード・ベルの生き方や人間性に感銘を受けました。異文化に対して何の先入観も偏見もなく、相手を尊重して受け入れる懐の深さ、現代に生きる私たちが見習わなければならないと痛感し、アラブの文化の本質を垣間見られた気がしました。そして、改めてニコールキッドマンの美しさ、演技力に魅せられました!


監督: ヴェルナー・ヘルツォーク
キャスト: 二コール・キッドマン/ジェームズ・フランコ/ロバート・パティンソン
上映時間 128分
製作国: アメリカ・モロッコ合作
配給: ギャガ・プラス

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投稿者プロフィール

Kazue
好きな映画はサスペンスや冒険映画です。趣味はヨガ。好きな映画は『最強のふたり』『マリーゴールドホテル』『女神は二度微笑む』好きな俳優はモーガン・フリーマン、オードリー・ヘップバーン、メリル・ストリープです。
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