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【ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち】ティム・バートン監督 あらすじ、感想

 

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ストーリー

フロリダで生まれ育ったジェイクは、周囲になじめない孤独な少年。そんな彼の唯一の理解者である祖父が謎めいた死を遂げた。祖父の遺言に従って小さな島を訪れたジェイクは、森の奥で古めかしい「奇妙なこどもたち」の秘密の隠れ家“ミス・ペレグリン(はやぶさ)の家”を発見する。

そこには美しも厳格なミス・ペレグリンと奇妙なこともたちが住んでいた。やがて彼らと心を通わせ、夢のような時間を過ごしたジェイクは、自らに宿ったある”力”に気付き、そして彼らの不思議な能力を知ったジェイクは、彼らが1940年の9月3日を毎日繰り返していることとその理由を知る。だが、目に見えない危険が迫っていることに気づく。

誰が現実に存在し、誰を信じられるのか、そして自分がこの世界に送り込まれた役割とは何なのか。真実が明らかになったとき、永遠に続く1日と奇妙なこどもたちに大きな変化が訪れる…。

試写の感想

主人公のジェイクが祖父から聞かされていた、おとぎ話の世界は実在した。祖父が殺された理由と、秘密の隠れ家を求めてジェイクは時代を超えてその謎を探っていく。

物語の冒頭ではまだ幼く頼りないジェイクが、次第に大人びて雰囲気が変わり成長して行く様子がわかる。

中盤からはホロウと呼ばれるティム・バートンならではの怪物たちが、ミス・ペリグリンと奇妙な技を持つ子供たちを襲い出すのだが…

時を遡り同じ毎日を繰り返す、不思議なSFファンタジーでミス・ペレグリン役には、圧倒的な貫禄と魅力を持つエヴァ・グリーン。強くて存在感のある女性を演じている。

ホロウが登場してからの展開は、ホラー映画に近い緊張感があり、奇妙な能力のある子供たちが、その能力を使ってホロウとどう対決するのか?面白くて怖いティム・バートン史上最も奇妙な物語である。

 

 

原題・英題
MISS PEREGRINE’S HOME FOR PECULIAR CHILDREN

  • 【スタッフ】監督:ティム・バートン
  • 【キャスト】エヴァ・グリーン、エイサ・バターフィールド、サミュエル・L.ジャクソン、エラ・パーネル、ジュディ・デンチ、テレンス・スタンプ

公式webサイト:http://www.foxmovies-jp.com/staypeculiar/

© 2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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