きみと出会えた奇跡。ぼくに教えてくれた、このかけがえのない一瞬。
たった≪30日間≫の運命の恋。
2014年8月に刊行されて以来、WEBサイトの「読書メーター」ランキングの<恋愛小説のおすすめランキング>で1位をキープし続けていることが話題になり、100万部を1突破した大ヒット小説「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」が遂に実写映画化!主人公・高寿を演じるのは、その端正なルックスとたたずまいで人々を魅了する福士蒼汰。そしてヒロインには、ヒット作に出演し続ける注目の若手女優・小松菜奈。初共演の二人が、せつない運命を背負ったカップルを演じます。さらに『アオハライド』の東出昌大が、高寿の背中を押す親友役を熱演します。
監督・脚本には、『ホットロード』『アオハライド』等、多くの恋愛青春映画をヒットに導いた三木孝浩監督×吉田智子コンビがふたたびタッグを組み、物語の舞台である京都の風光明媚な景色の中で、20歳のかけがえのない一瞬一瞬をみずみずしく映し出します。
京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿(福士蒼汰)は、いつものように大学まで向かう電車の中で出会った女性・福寿愛美(小松菜奈)を一目見た瞬間、恋に落ちた。
勇気を振り絞って声をかけ、「また会える?」と約束を取り付けたようとした高寿だったが、それを聞いた彼女は、なぜか、突然涙してしまう―。彼女のこの時の涙の理由を知る由もない高寿だったが、2人は意気投合し、その後、すぐに交際をスタート。
初めてのデート、初めて手をつなぎ、初めて名前で呼び合う。そんな初めてのことがあるたびに泣く愛美のことを少し不思議に思いながらも、より愛美への愛情を深めていく高寿。
そんな二人の関係は、誰もがうらやむ程に順調で、すべてがうまくいくものだと信じていた…。「わたし、あなたに隠していることがある…」初めてキスをした日、高寿は、愛美から想像もできなかった大きな秘密を明かされる…。そして、二人の運命は“すれ違い”始める―――
一瞬で恋に落ちてしまった…一目惚れから始まる恋愛。毎日のデートが思いがけず実現し、理想なカップルへ育っていく高寿&愛美のふたり。
美男美女の恋愛ストーリーは本当に美しくて綺麗…しかしふたりの展開は思わぬ方向へと進んでいく。
今年大ヒットしたアニメ『君の名は。』を思い起こすような、想定外な時間の流れ。物語の状況が飲み込めるまで数十分は掛かったかもしれない。
観客側の理解度など無視しつつもストーリーは加速していくため、話の流れに置いていかれた感もあり。ふたりの時間や状況を考えながら観ないと展開についていけなくなる。
観終わった後は切なすぎる恋愛物語に、ため息が出てしまった。
ロケ地京都の美しい街並みや、裏通りでのデート。可愛らしいカフェ。京都の見慣れた観光地と、別の側面からも楽しめるロマンティックなSFラブストーリー。
キャスト: 福士蒼汰 小松菜奈 山田裕貴 清原果耶 東出昌大 / 大鷹明良 宮崎美子
監督:三木孝浩
原作:七月隆文「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(宝島社)
脚本:吉田智子
音楽:松谷卓
■公式サイト
http://www.bokuasu-movie.com/
(C)2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会