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『溺れるナイフ』小松菜奈/菅田将暉 作品レビュー

作品紹介

講談社「別冊フレンド」に連載され(04年~13年)、洗練された世界観と、リアルな心理描写で熱狂的に愛され続ける少女マンガ「溺れるナイフ」、待望の映画化!小松菜奈、菅田将暉W主演、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音という最旬キャストの発表に、「このキャスティング、この実写映画化は奇跡!」とSNSを中心に話題沸騰!監督は、日本映画界最注目の新鋭・山戸結希。気高く危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を描いた、誰も出会ったことのないラブストーリーが誕生した。

ストーリー

15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽(小松菜奈)。退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような‘閃光’と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗(菅田将輝)だった。傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった―。失われた全能感、途切れてしまった絆。傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりがくだす決断とは― 。

作品レビュー

菅田将暉出演映画を数週間の内に3本鑑賞した。
就活中の大学生役(何者)や、新作デスノートではキラの信者を狂気的に演じていた。彼はどれも違う顔でキャストを演じ分け、その演技力には風格がある。

小松菜奈演じる美少女モデル・夏芽が夢中になる、魅力的なカリスマ少年コウ。彼らが初めて出会った時は15歳。そして高校に進学し微妙な距離感のふたり。

キリキリと胸が痛くなるような恋愛は少女マンガの世界。もうすっかり大人の私には残念だが共感できない。

ロケ地は和歌山県新宮市、串本町、白浜町だそうで、数年前にレンタカーで巡ったことがある。都会からは遠いが、海が綺麗で食べ物が美味しかったことをこの映画で思い出した。

監督:山戸結希   原作:ジョージ朝倉
キャスト :小松菜奈/菅田将暉/重岡大毅/上白石萌音
(C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会

公式サイト

 

投稿者プロフィール

佐藤 友美
2013年にHokkaido Movie Review・新作映画の最速レビューサイトを立ち上げ『映画レビューサッポロ from HMR』として2017年10月にwebを一新。
旅好きで映画ロケ地のツアー取材が得意。FMラジオでの映画紹介を経てからの映画ライターと本Webサイトのデザインを担当。
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