天才だが傲慢なエリート外科医と、ムショ帰りだが大人気のカリスマ神父
住む世界の違うふたりが起こした、生涯最高の奇跡とは──?
今日も完璧なオペで、患者の命を救った心臓外科医のトンマーゾ。医師としては天才だが、傲慢で毒舌で周りからはケムたがられていた。妻との仲は倦怠気味で、お気楽な長女はサエない男と結婚。でも、頭脳明晰な長男が医学の道を継いでくれれば満足だ。
ところが、あろうことか医大生の息子が「神父になりたい」と宣言! 表向きはモノわかりのいいフリをして調査に乗り出したトンマーゾは、息子がハデなパフォーマンスで人気のピエトロ神父に“洗脳”されているとニラみ、信者として教会に潜入する。目に見えるものだけ信じる医師、見えないものこそ信じる神父。真逆のふたりの対決と、いつの間にか芽生えたまさかの友情の行方は──?
神に心臓病が治せるか? 医者に人生が治せるか? こんがらがった家族はどう治す? 笑って泣いて、人生がもっと好きになる、イタリアの太陽がくれた陽気で素敵な人生賛歌!
いっぱい笑って、そして心がほっこりする素敵な映画でした💕
医師のトンマーゾにはホント笑えます。でも、こういうところは多かれ少なかれみんな持っているよね〜!と、ちょっと自分を振り返ってみたり…
型破りな神父のピエトロ、少しずつ彼の人間性が見えてきて、トンマーゾの心にちょっとずつ沁みていくという… この2人の関係がとっても素敵‼️明るくておおらかでイタリアだなぁ~!
『神さまの思し召し』 8月27日~全国順次公開
札幌シアターキノで10月1日公開
公式webサイト: http://gaga.ne.jp/oboshimeshi/
監督/脚本:エドアルド・ファルコーネ
出演:マルコ・ジャリーニ、アレッサンドロ・ガスマン、ラウラ・モランテ、イラリア・スパダ
原題:Se Dio vuole/2015年/イタリア/88分/配給:ギャガ(ロゴ)