児童文学の不朽の名作『ルドルフとイッパイアッテナ』
超大型フル3D・CGアニメーション映画となって8月6日公開!
斉藤洋(ひろし)原作の本作は1987年に初刊が発行されて以来28年のロングセラーを誇る“日本一有名なノラ猫”シリーズ。
一昨年10年ぶりに発売した第4巻までの累計発行部数は100万部を超え、国民的な児童文学として子供たちに長く親しまれてきました。
ひょんなことから飼い主のもとを離れおもいがけず東京にやって来てしまった小さな黒猫・ルドルフが、街を牛耳るボス猫・イッパイアッテナと出会い、ノラ猫としてともに生き、成長する姿を描いた友情と冒険の物語です。
幼く世間知らずなルドルフを演じるのは、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務めるなど、いまや国民的女優となった井上真央。そして、みんなから一目おかれる巨漢のトラ猫、イッパイアッテナを演じるのはアフレコ初挑戦となる鈴木亮平です。
今回はセリフだけでなく猫の鳴き声の演技にも挑戦!CGで描かれたリアルな日本の街並みを舞台に、躍動感あふれる生き生きとした表情豊かな猫たちが駆け巡る本作で、二人の新たな魅力が開花することは間違いありません!
監督を務めるのは、映画「ポケットモンスター」シリーズの監督として18年間メガホンをとり続ける湯山邦彦と、米国を始め80カ国以上でオンエアーされた3D・CGアニメ「PAC-MAN and the Ghostly Adventures」をヒットさせLAに活動拠点を置く榊原幹典。脚本は「妖怪ウォッチ」などのシリーズ構成を担当する加藤陽一。そしてアニメの制作は「ポケモン」「妖怪ウォッチ」などのOLM 、OLM Digital&Sprite Animation Studiosが手掛けます。大ヒットアニメシリーズを牽引するスペシャリストが勢揃いで贈る、日本発の新たな3D・CGアニメーション映画が生まれます。
大好きなリエちゃんから愛情を受けて岐阜県で暮らしていた黒猫のルドルフ。ある日ひょんなことから長距離トラックの荷台に迷い込んでしまい辿り着いた先は、大都会・東京。そこで出会ったのは、何と人間の文字を理解する大きなボス猫・イッパイアッテナ。自分が住んでいた場所がわからないルドルフは故郷へ帰ることもできず、イッパイアッテナとともにノラ猫として生きていくことに。しかし、イッパイアッテナには思いもよらないヒミツがあったのです―。そしてルドルフは故郷に帰ることができるのでしょうか?
NHKのテレビ番組、母と子のテレビ絵本で放送されていた「ルドルフとイッパイアッテナ」「ルドルフともだちひとりだち」の紙芝居アニメが大好きで、毒蝮三太夫さんの臨場感あるナレーションが面白くて何度も観た。その「ルドルフとイッパイアッテナ」のタイトルを聞いて、ノスタルジックな気持ちが蘇った。あの名作がCGアニメになるのかぁ…と期待感を抱いて試写を鑑賞。
イッパイアッテナが想像よりも大きいトラネコで、鈴木亮平の声優が驚くほどにマッチしていた。大きな目がくりくりとした黒猫ルドルフの声優・井上真央は純粋無垢な少年ネコのキャラクターを愛らしく演じ、CGアニメで映る街並みの描写が素晴らしく、東京下町や高速道路は描写はアニメとは思えないレベル。その映像は新しいのに、どこか懐かしい雰囲気を感じる。
ストーリーは原作を忠実に再現しており、ルドルフがイッパアッテナと知り合い、生きる術を教わりながら友情を築き、ノラ猫として成長していく大冒険は微笑ましくハートフルな物語で、感動的なシーンも満載。ルドルフとイッパイアッテナ、そして仲間たちに泣かされること間違いなし!この夏いちばん素敵なファミリーアニメ映画の誕生です。
2016年8月6日
全国東宝系にて3D/2D同時上映
上映時間 89分 製作年 2016年 製作国 日本 映倫区分 G 上映方式 2D/3D 配給 東宝
公式サイト ルドルフとイッパイアッテナ
(C)2016「ルドルフとイッパイアッテナ」製作委員会