「不思議の国のアリス」のその後を映画化し、世界的な大ブームを巻き起こした『アリス・イン・ワンダーランド』から6年。全世界が待ち望む、アリスの新たな物語がついに動き出す。製作ティム・バートン×ジョニー・デップら豪華キャストの魅惑のタッグが明かすのは、『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語——。
物語は前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス。だが厳しい現実に直面し、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター。大切な友を救うため、アリスは時間をさかのぼる。待ち受けるのは、秘められた真実と、時間の番人<タイム>との戦い。赤の女王の脅威も迫る中、果たしてアリスは、運命に逆らい、過去を変えることはできるのか?
美しく成長したアリスは、父の形見のワンダー号の船長として、3年にわたる大航海を成功させてロンドンに戻ってきた。だが、彼女を待ち受けていたのは、父の愛した船を手放すという厳しい現実。途方に暮れる彼女の前に、突然、青い蝶アブソレムが現れ、友だちのマッドハッターの危機を告げるのだった。アリスはハッターを救うため、鏡を通りぬけてワンダーランドへ――。そこには、死んだはずの家族の帰りを待ち続けるハッターがいた…。白の女王らは、ハッターの家族を蘇らせるため、アリスに過去を変えて欲しいと頼む。そのためには、時間の番人<タイム>が持つ、時を操れる<クロノスフィア>が必要だった。クロノスフィアを盗んだアリスは、タイムの追跡を逃れながらワンダーランドの時間をさかのぼり、仲間たちの“子供時代”へ――。だが、アリスは知らなかった。それがワンダーランドの“はじまり”の真実を知る、禁断の時間の旅となることを…。果たしてアリスはハッターを救うことが出来るのか?そして、ワンダーランドの運命は…?
6年振りの続編となる本作、アリス役のミア・ワシコウスカが少女から美しいレディーへと変貌した。3年の船旅で冒険家としても自信をつけ、帰国したアリスのその後の物語。
前作でアリスは不可能を可能にする術を身につけたが、本作では不可能の壁をどう破るか?がポイント。
アリスが禁断の時を遡ることで、姉の赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)の可愛らしくて純粋な一面と、白の女王(アン・ハサウェイ)の意外な一面、そして姉妹の確執の真実を知ることになる…
タイムを演じるサシャ・バロン・コーエンの演技力が素晴らしく、脇を固める俳優陣のグレードの高さは流石ディズニー映画。
更に前作では知り得なかった、ハッターの家族や、彼らの深い事情をストーリーに織り交ぜ、物語のクオリティが前作よりも数段パワーアップし、個性的で美しいアリスの衣装とダイナミックな映像の世界、すべてにおいて楽しめる美しいファンタジー・アドベンチャー。
前作でアリスをワンダーランドへと導いた、芋虫のアブソレムの声優のアラン・リックマンの遺作である。
「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」 7月1日全国ロードショー!
スタッフ
キャスト
声の出演
上映時間 113分 製作年 2016年 映倫区分 G 製作国 アメリカ 配給 ディズニー 公式サイト